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意外と知らない「SPF」と「PA」の違い。日焼け止めの基本をチェック

日焼け止めを持つ女性
夏のお肌を守る必需品の日焼け止め。みなさんは、どのように選んでいますか? さまざまな選び方があると思いますが、その中でも「SPF」や「PA」の数値を見て選ぶ方が多いのではないでしょうか。今回は、日焼け止めを選ぶための基礎知識や、使うときに留意しておきたいことをナチュラルメイクアップ協会代表の延さん、齋藤さんにお聞きしました。

SPFとPAの違いって?

日焼け止めを買うとき、おそらくほとんどの人がチェックしているのが「SPF」「PA」の表示ではないでしょうか。私は昔からどこからともなく「SPF50がいいんだよ」と聞いており、それが何かもあまり知らぬまま現在に至ります(笑)。同じように、実際何の数値なの? と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。まずはSPFとPAについて知っておきましょう。

SPFとは

SPFとは、肌表面に赤みや炎症を起こし、色素沈着の原因となる「UV‐B」を防ぐ指数のことを言います。このSPFの数値は、「25」や「50」など数字で表されています。しかし、「数値が高ければ日焼けを防ぐ効果が高い」というわけではないのです! 数値の高さは、どれだけ長い時間炎症を防止できるのかということを表しています。そのため、室内で過ごす時間が長く、塗り直しが可能であればSPFが低いものでもOKです。


PAとは

PAとは、皮膚の奥にまで届き、しわやシミ、たるみの原因となる「UV‐A」を防ぐ効果の目安です。4段階の「+」マークで表示されていて、多いほど効果が高くなります。「SPFはよく確認するけど、PAまでは…」という方もいるのではないでしょうか? しわやシミを作らないためにも、PAもしっかりチェックしたいですね!

日焼け止めを使うときのポイント

日焼け止めを使用するときは、SPFやPAが高いものを選べばいいというわけではないことがわかりました。その上で、使う時のポイントを聞いてみました。

TPOに合った選択

数値が高いほど日焼け止めの効果は高いということになりますが、その日の過ごし方で合うものが変わってきます。例えば、お散歩や行事などで外にいる時間が長く、塗りなおす時間があまりない場合は、SPFが高いものを選ぶといいですね。一日の過ごし方を見据えて、日焼け止めを選択することをオススメします!

こまめな塗り直しが基本

夏はどうしても汗をかくので、日焼け止めも落ちてしまいます。そのため、こまめな塗り直しが鍵となります。塗り直す際は、しっかり顔の水分や油分を押さえてから塗り直しましょう。

ワンシーズンで使い切る

前に使っていた日焼け止めが残っていたから! と、引き続き使っていませんか? 確かに残っているものはもったいない上に、見た目にも変化がないのでまだ使えそうですよね。しかし日焼け止めは、ワンシーズンで使い切るようにしましょう。

ナチュラルメイクアップ協会代表の延さん、齋藤さんによると、「そのままにした日焼け止めは中で酸化している」とのこと。私は使いきるのが苦手なので残してしまいがちですが…今年は使いきりたいと思います(笑)。

自分の生活に合わせた日焼け止めを

いかがでしたか? 「意外と知らなかった」という情報が盛りだくさんでした。日焼け止めの使い方や選び方をしっかり理解して有効に使い、お肌を元気に保てるようにしましょう。

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一般社団法人ナチュラルメイクアップ協会

この記事を書いた人

一般社団法人ナチュラルメイクアップ協会

2016年5月設立。齋藤友快と延 佐智子の2人が代表理事を務める。「足すのではなく、シンプルなメイクアップで本来の美しさ(原石)に気づき、磨く喜びと感動を手にしてほしい」をコンセプトに、女性が自尊心を育み夢や可能性を拡げ、力を発揮するための環境をメイクからサポートしている。

<ホームページ>
https://naturalmakeup.jp/

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