夏、汗をかくと日焼け止めも一緒に流れてしまいますよね。そこで重要なのが、日焼け止めの塗り直しです。しかし、「メイクの上からの塗り直し方法ってよく分からない…」という方も多いのではないでしょうか。今回は、メイクの上から塗り直してもきれいに仕上がる方法を、ナチュラルメイクアップ協会代表の延 佐智子さんに実践していただきました。
正しい塗り直しを知ろう
面倒だったり、メイク崩れが心配で怠りがちな日焼け止めの塗り直し。しかし、しっかりポイントを押さえて直せば、きれいな状態を保つことができます。ナチュラルメイクアップ協会代表の延さんに、塗り直し方法のポイントを解説していただきました。
ティッシュオフで汚れもオフ
★point
まずは、ティッシュを優しく当てて、
顔の上の汗や皮脂汚れをオフしましょう。夏は特に汗をかくことで汚れが出やすいので、まずはきれいにしてからお直しを。顔の皮脂汚れがあるまま日焼け止めをつけると、「メイクの上から日焼け止めを塗ると、メイクが崩れる…」という原因に。また、実は
油とり紙を使うと仕上がりがむらっぽくなる、とのこと。ティッシュで優しくおさえましょう。
なじませるように置く
★point
- つけすぎると白浮きの原因に
- なじませるように置いていく
- 白くなりにくいタイプがオススメ
日焼け止めのお直しの場合は、あまり
たくさん塗るとメイク崩れや白浮きの原因になるので少量を。白くなるのが気になる! という方は、
白くなりづらい乳液タイプやジェルタイプのものがオススメです。また、
スプレータイプはシュっとかけるだけでお直しできるので、簡単。ひとつ手元にあると便利ですね。
また、つけるときは最初に塗るときと同様、トントンと置くようになじませます。
横に伸ばすと崩れてしまったり、白くなってしまうので要注意です。
フェイスパウダーで肌を整える
★point
- パウダーの量は最小限
- 顔に「置く」感覚で
- パウダーをはたくのはNG!
最後に、顔全体をフェイスパウダーで整えましょう。この時のフェイスパウダーの量は、
少なくてOK。たくさんのせると、逆にメイクが崩れたり乾燥、ひび割れの原因になってしまいます。また、ついパタパタと粉をはたいてしまいそうですが、
「顔の上に置く」ように優しくのせます。今回は、粒子の細かいパウダーを使用しました。
丁寧なお直しできれいな肌に
「一見面倒なお直しですが、丁寧にすることで化粧崩れが軽減し、肌がきれいな人だと思われます」と話す延さん。
「メイクの上からの日焼け止めは、メイクが崩れる!」というお悩みを持っている方必見の内容でしたね。小さな丁寧さが、最短のきれいの元。心地良い顔で夏を元気に乗り切りましょう!
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