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ひな祭りの遊び ・ゲーム7選【遊び方・ねらい解説】【イラスト解説】

ひな祭りの遊び
保育園や幼稚園、認定こども園で日々の活動に欠かせない“遊び”の時間。毎日「今日はどんな遊びを用意しよう…」と頭を悩ませる保育者の皆さんも多いのではないでしょうか。そんなときに役立つアイデアをご紹介します。>>「外遊び・室内遊び」の連載一覧はこちら

ひな祭りの遊び

3月の代表的な季節行事といえば、「ひな祭り」ですよね。保育園や幼稚園・こども園では、ひな祭りのお話を絵本で読んだり、歌を歌ったり、製作を行ったりと、当日までにひな祭りの気分を盛り上げる活動を用意している先生が多いのではないでしょうか。

今回は、ひな祭り行事の導入にオススメの遊びアイデアを全部で7種類紹介します。

ひな祭りの由来や子どもたちへの伝え方、おすすめの絵本などはこちらの記事で紹介しています。園で歌いたいひな祭りの歌も動画付きでご紹介していますので、併せて参考にしてみてくださいね。

ひな祭り遊びのねらい

保育園や幼稚園、認定こども園での遊びの活動では、ただ単に保育のひきだしの一つとして遊びを行うだけでなく、「ねらい」を意識して取り入れるようにしましょう。そうすることで、月案や指導案の作成にも役立ちますし、子どもたちの成長を促すことにもなります。
  • 日本の伝統に親しみ、季節感を味わう
  • ひな祭りに興味をもち、行事の意味を知る

①ひな祭りのペープサート

ひな祭りのペープサートサンプル

対象年齢

1歳/2歳/3歳/4歳/5歳

用意する物・道具

  • ほいくisオリジナルのペープサート素材
  • ハサミ
  • 割り箸

遊び方

①ほいくisのダウンロードページ(※https://hoiku-is.jp/download/detail/669/)でペープサートをダウンロードします。
②ペープサートを印刷しガイド線にそって切り取り、割り箸に貼り付けます。
③ペープサートを使いながら、ひな祭りの由来や意味を伝えましょう。

※こちらはプレミアム素材のためモニター会員登録(無料)でダウンロードが可能となります。

ポイント

ほいくisで会員のみなさん向けに無料で配布をしている、ペープサートを活用しましょう。「うれしいひなまつり」などの歌を歌うときに一緒に使ったり、ひな祭りの由来を子どもたちに伝えるときにイラストを使って分かりやすく説明したり、ひなまつりにちなんだクイズを出題するときに使ったりと、使い方の幅が広いペープサートです。

印刷するだけで簡単に使えるので、是非活用してみてくださいね。
イラストのダウンロードはこちら
※ほいくisダウンロードコーナーに遷移します。

②貝合わせゲーム

貝合わせをして遊ぶ男の子

対象年齢

2歳/3歳/4歳/5歳

用意する物・道具

  • 画用紙 
  • カラーペン 
  • ハサミ 

遊び方

①画用紙に貝の形をたくさん描きます。その貝の形の中に、2枚1組になるように絵を描いておきます。 
②貝の形をハサミで切り抜きます。 
③切り取った貝を裏返して、バラバラに置きます。 
④神経衰弱のように、順番に貝をひっくり返して、同じ柄が2枚揃ったらその2枚をもらいます。 
⑤最終的に、一番枚数を多く持っていた子の勝ちです! 

ポイント 

本来の貝合わせでは2枚の絵は全く同じ柄ではなく、対になるようになっています。5歳児さんの場合は、そのことを説明した上で、同じ絵を描くのではなく、少し変化を付けてみるのもおすすめです。例えば、「ひなあられと、器から少しこぼれてしまっているひなあられ」「すまし顔のおひなさまと笑顔のおひなさま」「菱餅と、たべかけの菱餅」などはいかがでしょうか。 
 
低年齢児クラスで行う場合は、はじめから絵柄を表側に置いて、対の絵柄を揃えること自体を楽しんでみるのもおすすめです。 

③ひな祭りクイズ

対象年齢 

3歳/4歳/5歳 

用意する物・道具 

  • なし

遊び方

①ひな祭りにちなんだクイズを出題します。
②正解した数を数えておきます。
③最終的に、一番正解数が多かった子の勝ちです!

 
クイズの例:
Q「ひなまつりのときに飾る菱餅はどんな形をしてる?」
A 丸い形/ハートの形/ダイヤの形
Q「ひなまつりのときに食べるお菓子は?」
A おまんじゅう/ひなあられ/ケーキ
Q「ひなまつりはいつお祝いする?」
A 2月2日/3月3日/5月5日
Q「ひなまつりは何の節句(何の花)?」
A 桃/ひまわり/アサガオ
Q「ひな人形の男の人は『おだいりさま』、では女の人は?」(超初級)
A おひなさま/おひめさま/おまめさま

ポイント

ひな祭りにちなんだクイズをして、遊びを通して行事の由来や文化を学んでみましょう。クイズを考える時は、選択肢をつくるようにして子どもたちが答えやすいように工夫するといいですよ。○×ゲームにしてしまうのもおすすめです。

④おひなさまの飾りつけ

ひな壇を飾り付ける男の子

対象年齢

3歳/4歳/5歳 

用意する物・道具

  • 細長く切った画用紙(ひな壇に見立てるため)
  • ひな人形を描いたイラスト
  • テープ

遊び方

①壁に細長く切った画用紙(赤や茶色がおすすめ)をひな壇に見立てて貼っておきます。ひな人形のイラストを描いて、切り取っておきます。
②子どもに順番にひな人形のイラストを渡して、それぞれのイラストがひな壇の正しい位置を考えながら貼っていきます。
③全部貼り終わったら答え合わせをして、正しい位置に並べることが出来ていたら成功です!

ポイント

遊びをする前に導入として、ひな人形には昔から置く位置や並びに意味があるということを伝えておけるといいでしょう。ただし、おだいりさま(お内裏様)とおひなさま(お雛様)は、左右の位置が地域や時代によって飾り方が逆になることもあるようです。「これが正解」という決まりはないので、周りの先生と話して確認してみてもいいかもしれませんね。

⑤菱餅(ひしもち)の積み上げゲーム

菱餅を積み上げる子どもたち

対象年齢

1歳/2歳/3歳/4歳/5歳

用意する物・道具

  • 牛乳パック 
  • ハサミ 
  • 色画用紙(白・黄緑・ピンク) 
  • テープ 

遊び方

①牛乳パックを3~4等分にして、四角(菱形)のパーツをたくさん作ります。その周りに色画用紙を巻き付けて、菱餅に見立てます。 
②たくさんの菱餅を、縦に積み上げていきます。 
③より高く積み上げられた子の勝ちです! 

ポイント

牛乳パックを使って手のひらサイズの菱餅つみきを作ることで、乳児さんから楽しめる遊びですよ。幼児クラスで遊ぶ場合には、椅子の上や膝の上など、不安定な場所に置いて積んでいくと難易度が上がって飽きずに楽しめます。何人かでチームを作って、どちらが一番高く積み上げられるかのチーム戦にしても面白いですね。
 
また、アレンジ例として、牛乳パックを切らずに4~5本を横に繋げて大き目の菱餅のパーツを作り、それを運ぶという菱餅運び競争をするのもおすすめです。指先を使った細かな遊びから、身体を大きく使う運動遊びまで、幅広い楽しみ方ができるので、ぜひ菱餅にちなんだ遊びは1度取り入れてみてくださいね。 

⑥折り紙でおひなさま製作 

対象年齢

3歳~

用意する物・道具

  • 折り紙
  • カラーペン

遊び方

①手順の通り、折り紙でおひなさまを作って遊びます。 

ポイント

折る回数が少ないので、折り紙を始めたての子どもでも簡単に作ることができますよ。和柄やお花柄など、着物に見立てた柄の折り紙で作るとより雰囲気がでておすすめです。3月の製作活動の1つとして、1人ひとつ作るのはいかがでしょうか。顔をカラーペンで描くところまで子どもたち自身で作ると、個性豊かな作品になりますよ。 

⑦ひなあられ運び競争

ひなあられを運ぶ女の子

対象年齢

3歳/4歳/5歳 

用意する物・道具

  • 段ボール
  • ガムテープ
  • 新聞紙
  • カラーテープまたはカラーのビニール袋(白・黄緑・ピンク)

遊び方

①段ボールの小さいものと大きいものを組み合わせて、お供え台(高杯/たかつき)に見立てたものを2つ作ります。 
②新聞紙を丸めてカラーテープで包み、ひなあられに見立てたものをたくさん作ります。それをお供え代に積み上げておきます。 
③こどもたちは2チームに分かれて、それぞれ順番をきめます。 
④「よーいどん!」の合図で、各チームの先頭の子がお供え代を持ってコースを走ります。 
⑤ひなあられが落ちたら拾いながら、お供え代を持ってリレーをしていきます。 
⑥先にゴールしたチームの勝ちです! 

ポイント

リレー遊びに、ひなまつりの要素を加えた遊びです。お供え代をそうっと運ばないと、ひなあられに見立てた新聞紙がリレーの途中で台からコロコロと転がってしまうのがとっても面白いですよ。先生がおひなさま役になって、「おひなさまにひなあられを届けよう!」というストーリーを作って遊ぶのも盛り上がりそうですね。 
 
遊びの導入として、「ひなあられは、昔の人が菱餅を外でも食べられるように砕いたものと言われてるんだよ~」などと、ひなあられの意味や由来を説明すると、行事への理解がより深まるのでおすすめですよ。 
 
※掲載イラストや記事内容の 無断転載・二次利用、配布・加工は禁止とさせていただきます。
杉本綾子(すぎもと あやこ)

この記事を書いた人

杉本綾子(すぎもと あやこ)

特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 所属
長年の保育現場勤務を活かし保育園の園長を経て、現在、現場で頑張っている人同士がともに学び、「心の栄養補給」ができる人材を育てるために講座などを企画・運営している。
『幼稚園教諭二種免許・保育士』『おもちゃコンサルタント』『絵画指導スペシャリスト』『保育ナチュラリスト』『保育 あそび発達サポーター』などの資格を取得。多様な視点から、園での遊びや保育に役立つヒントを届ける。

<芸術と遊びらぼ>
https://artplaylab.jp/
<芸術と遊び創造協会>
https://art-play.or.jp/

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