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【40選】5歳児の遊びアイデアまとめ~遊び方・ねらいを解説~

5歳児の遊び
保育園や幼稚園、認定こども園で日々の活動に欠かせない“遊び”の時間。5歳児クラスの担任の保育士さんは、今の子どもたちの発達段階に合った遊びを取り入れたいと考えているのではないでしょうか。今回は、5歳児クラスで行うのにおすすめの遊びをご紹介します。>>「外遊び・室内遊び」の連載一覧はこちら

 5歳児の発達の特徴

5歳児の発達の特徴をご紹介します。「遊びの選び方のポイントが分からない」という方は、この時期の子どもたちの発達を意識して選ぶようにするのがおすすめです。 
 
理解力や思考力も大きく成長する時期です。さまざまな体験や経験を通して幼児期の最終段階の発達をしっかりと促せるようにしていきましょう。 

言葉の発達

5歳頃になると、記憶力や理解力が大きく向上していきます。3~4歳までは過去のことを話すのが少し難しいですが、5歳頃からは昨日、今日、明日といった時間軸の感覚や曜日の感覚が芽生えてきます。そのため、「昨日はどこに行ったの?」「誰と出かけたの?」と保育者が聞かなくても、自分で考えて経験したことを語ることができるようになるでしょう。 
 
文字への興味も出てくるので、ひらがなで自分の名前をかける子も出てきます。言葉遊びを積極的に取り入れて、遊びを通して楽しく文字や言葉を学べるといいですね。 

運動能力の発達

5歳頃には体力や全身の筋力が付いてくるので、目に見えて運動能力の成長を感じる時期でしょう。歩くスピードも、大人とほぼ同じくらになってきます。また、道具を使った複雑な動きができるようになってくるので、サーキット運動を取り入れたり、鉄棒で難しい技に挑戦したりと運動能力の向上を活かす遊びをするのがおすすめです。 

基本的な生活習慣

園生活におけるほとんどのことは自立して自分でできるようになります。「園の中で一番年上なんだ」という意識が生まれ、それが自信や自己肯定感につながるでしょう。また、5歳頃からは社会性が見につき始めます。相手が嫌がることが徐々に想像できるようになり、言われなくても避けるといった感情のコントロールができるようにもなります。年下の子やお友だちと協力して行う、複雑なルールのある遊びを積極的に取り入れるといいでしょう。 

5歳児の遊びのポイント・注意点・配慮 

5歳児の遊びのポイントや、保育者が意識したい注意点。配慮をお伝えします。どのような視点で遊びを選べばいいか迷う方は、参考にしてみてください。 

子どもの関心を重視する

外遊び、室内遊び、製作遊び全てに共通して、子どもが興味を持って主体的に楽しめる遊びを取り入れるようにしましょう。自分が関心を持っている分野、例えば乗り物が好きな子は、その分野の博士のように詳しくなることもありますよね。子どもが好奇心を持って遊び込める遊びを尊重できるといいですね。 

社会性を育む遊びを取り入れる

5歳頃になると他者との関わりも増えてくるので、社会性に繋がるような遊びを取り入れることを意識しましょう。園内の年下のお友だちにルールを教えたり、老人ホームを訪問して地域の方と交流を図ったり、近隣の小学校に行ってお兄さん、お姉さんと一緒に遊んだりすることもおすすめです。 
 
また、同い年の子同士で遊ぶ際には、保育者が入らなくてもルールを相談して決めたり仲間と協力して遊べるようになっていきます。今までよりも少し複雑なルールの遊びを取り入れて、他児とのコミュニケーションを促せるといいでしょう。 

自分で時間を意識できるような声かけをする

「先生がピアノでこの曲を弾いたらお昼の時間だよ」のように保育者が時間を管理するところから、「〇分になったらお片付けだよ」のように、徐々に子どもたち自身で時間を意識できるような声かけを行うようにしましょう。小学校に進学するまでに「自分で時間を管理する」力を身に着けるきっかけとなりますよ。 

5歳児クラスの遊びのねらい

5歳児クラスのねらいの文例をご紹介します。ねらいを立てる際は、前述のような遊びを通して「言語能力」「運動能力」「社会性」を身に着けることを意識したねらいを立てるといいですよ。 

【室内遊びでのねらい】

  • さまざまな遊びの中で、楽しみながら文字や数字に親しむ 
  • 友だちと協力して遊びを進めていくことで、自分で考え行動することを知る 
  • 友だちと目的をもって遊ぶことで、達成することの喜びを知る 

【戸外遊びでのねらい】 

  • 友だちと協力して遊ぶ楽しさを知る 
  • 相手のことを思いやりながら話したり関わったりする中で、考える力や社会性を知る 
  • ルールを理解し守って遊ぶ楽しさや、友だちと協力することの楽しさを知る


5歳児クラス室内遊び<ゲーム> 

室内で行うゲームのおすすめアイデアをご紹介します。少人数で行うものから、クラス全体で行う集団遊びまでご紹介していますので、状況に応じて参考にしてみてくださいね。 

いすとりゲーム 

いすとりゲームで遊ぶ子どもたちのイラスト
円に並べたイスの周りを子どもたちが歩き、音楽が止まったら急いで椅子に座るゲームです。レクリエーションの定番ですね。「他の子を押したり叩いたりしない」「椅子を引っ張って取らない」などの約束をした上で遊びましょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>いすとりゲーム【室内遊び】【イラスト解説】

言葉作りゲーム 

ひらがなカードで遊ぶ子どもたちのイラスト
ひらがなカードを使って、制限時間内にたくさんの単語を作っていく遊びです。「動物」「食べ物」「のりもの」など、テーマを1つに絞って遊ぶのがおすすめです。難易度を上げる場合は、「一度使った文字は使えない」というルールにしてもいいでしょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>保育に取り入れたい言葉遊び12選【室内遊び】【イラスト解説】

マルバツクイズ 

マルが正解で子どもたちが喜んでいるイラスト
先生がマルかバツで答えられる問題を出し、子どもたちが答えてその正解数を競う遊びです。「マル」と「バツ」のポーズができるスペースがあれば準備なしでどこでもできる遊びなので、遠足のバスレクなどにもおすすめの遊びアイデアですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>マルバツクイズ【室内遊び】【イラスト解説】 

神経衰弱(しんけいすいじゃく) 

神経衰弱をする子どもたちのイラスト
裏返したトランプを2枚ずつ順番にめくり、同じ数字が2枚出たらカードを貰っていく、というゲームです。記憶力が徐々に向上してくる、5歳児さんにピッタリの遊びです。数字に興味を持ち始めた時期に行うのもおすすめです。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>神経衰弱(しんけいすいじゃく)【トランプ遊び】【イラスト解説】

新聞紙じゃんけん 

 
新聞紙の上でバランスを取りながらじゃんけんをする子ども
1枚の広げた新聞紙に乗り、じゃんけんに負けたら1回ずつ半分に折っていく、というゲームです。単純ですが、新聞紙が小さくなってくるとつま先立ちをしたり片足立ちをしたり、いろいろなポーズで新聞紙から落ちないように工夫する様子が、とっても面白いですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>新聞紙じゃんけん【室内遊び】【イラストあり】

ステレオゲーム 

 
子どもたちがぱんだと言っているところ
「聖徳太子ゲーム」ともいわれるこの遊び。おともだちが一斉に発生した声を聞いて、聞こえてきた文字を組み合わせると何の単語になるかを当てるゲームです。初めは2文字で、次に3文字、4文字、とだんだん文字数を増やしていくと難易度が上がって面白いですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>ステレオゲーム【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

忍者ごっこ 

飛び石をする子どもたちのイラスト
忍者になりきり、「隠れ身の術」「クモの巣くぐりの術」「飛び石の術」などさまざまな忍術を練習する遊びです。5歳になるとダイナミックな動きもできるので、「クモの巣くぐりの術」や「飛び石の術」はサーキット運動の一環として行うのもいいでしょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>忍者ごっこ【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

整列ゲーム(ラインナップゲーム) 

背の高さ順!と声をかける保育士のイラスト
先生が出したお題に合うように、順番に並ぶゲームです。お題の例は、「背が大きい順」「誕生日が早い順」など。お友だち同士で背比べをしたり、誕生日を教え合ったり、コミュニケーションを取るきっかけになりますよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>整列ゲーム(ラインナップゲーム)【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

ジェスチャーゲーム 

ジェスチャーゲームでウサギのまねをするイラスト
先生が出したお題を、身振り手振りの動作だけで表現して、仲間に伝えるゲームです。一問一答のように次々にお題を答えていく遊び方が一般的ですが、5歳児さんはアレンジとして、伝言ゲームのように次のお友だちに伝えていくのはいかがでしょうか。初めの子と最後の子で答えが全然違うものになっても、とても面白そうですね。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>ジェスチャーゲーム【お題130選】【イラスト解説】

反対信号ゲーム

先生が「歩いて!」と言っているところ
先生が指示したこととは反対のことをするゲームです。例えば、「立って!」と言われたら「座る」、「歩いて!」と言われたら「止まる」など。ついつい言われたことにつられて動いてしまう子がいて、面白い遊びですよ。保育者は指示したことと反対のことが何かわかりやすい指示を出すのがポイントです。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>反対信号ゲーム【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

色氷でお絵描き

色氷遊びをする子どものイラスト
製氷皿に水と食紅を入れて凍らせると、色のついた氷ができあがります。その氷を使って、自由に絵を描いてみましょう! クレヨンや絵の具とはまた違う、淡い色合いの絵が表現できますよ。夏の暑い時期に行うと、氷のひんやりとした感覚も楽しめておすすめです。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>色水遊び【遊び方・保育のねらい解説】【イラストあり】

人間間違い探し

人間間違い探しを楽しむ子どもたち
代表の子を決めたらその子たちが1人1つ自分の身の回りを変化(ヘアゴムを変える、服を着替える、帽子を被るなど)させて、他の子はどこが変わったかを当てるゲームです。前と後で何が変わったかを覚えておく必要があるので、お友だちのことをよく観察するきっかけになりますよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>人間間違い探し【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

かるた(百人一首)

かるたで遊ぶ子どもたちのイラスト
先生が読んだ読み札に合う絵札を、素早く取る遊びです。5歳頃になるとひらがなを読むのが得意な子もでてくるので、読み札を読む人も含めて子どもたちだけで遊ぶこともできそうですね。オリジナルのカルタを一緒に作ってみるのもいいかもしれません。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>保育園で楽しめるお正月遊び11選!由来や遊び方、ねらいまで【イラスト解説】

水を曲げる!?魔法のストロー 

静電気で水の動きを変えている子ども
ストローにティッシュを素早く何度も擦りつけたあとに、蛇口に流れる水に近づけるとなんと! 蛇口の水がストローの方に曲がります。こちらは静電気を利用した遊びです。実際に園で行う際は、この静電気の性質を説明した上で遊ぶのがおすすめですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>静電気遊び6選!保育園でできる不思議な実験【遊び方・ねらい解説】【イラスト解説】

シルエットクイズ

シルエットクイズをしているところ
白い布とライトを使って身の回りの物の影を映し、それが何かを当てるゲームです。形が特徴的なものや、子どもたちが普段から目にするものをお題にするといいでしょう。形からものをイメージする想像力が養われる遊びですね。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>シルエットクイズ【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

紙コップツリー競争

紙コップ積み競争をしている子どもたち
こちらは、クリスマスの時期にオススメの遊びです。紙コップを順番に積んでいき、先にツリーの形ができた子が勝ち、というルールです。ツリーの段の数を増やしたり、スピードを競わずにタワーのように積み上げていくのも楽しいですよ。子どもたちの集中力や細かな手先の動きを育むことができるでしょう。 

5歳児クラス室内遊び<体を動かす運動遊び> 

室内で行う運動遊びのおすすめアイデアをご紹介します。どの遊びも共通して、きちんと広いスペースを確保し、安全に十分に配慮した上で行いましょう。 

風船パタパタゲーム

風船を仰いでいる子どもたちのイラスト
2チームに分かれて、相手チームの陣地に風船をたくさん入れた方の勝ちというゲームです。うちわで風船を仰いで、ふわふわと移動させていきます。チームの仲間と協力して、自分チームの陣地にある風船を残らず仰いでいくのがポイントですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>保育に取り入れたい!風船遊び22選【ねらいと遊び方】【室内遊び】

ボール運びゲーム

新聞紙の棒でボールを挟んで運ぶ子どもたち
2人1組になってボールを運び、次の子たちに繋いでいくリレー遊びです。3歳頃からできる遊びですが、5歳頃になるとバランス感覚を掴み始めてなかなかボールを落とさなくなっていきます。難易度を上げたバージョンとして、イラストのように新聞紙を巻いて作った棒で挟んで運ぶというルールにするのはいかがでしょうか。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>ボール運びゲーム【外遊び】【イラストあり】

全身じゃんけん(からだじゃんけん)

からだじゃんけんをしている子どもたちのイラスト
全身を使ってグー、チョキ、パーを表現して、ジャンケンをする遊びです。手軽にできて、室内でも大きく身体を動かすことができる遊びとしておすすめですよ。運動遊びのウォーミングアップとして行うのもいいでしょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>全身じゃんけん(からだじゃんけん)

新聞紙島レース

新聞紙島を移動させる子どもたちのイラスト
1人2枚の新聞紙を持ち、その新聞紙の上を渡りながら素早くゴールを目指す遊びです。しゃがんで、立って、を繰り返すので、室内で行っても十分に体を動かすことができるでしょう。勢いよく次の新聞紙に飛び乗ると、滑って転ぶことがあるので注意して見守りましょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>新聞紙島レース【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

フラフープ回し

フラフープ回しをする子どものイラスト
フラフープを腰に当てて、落ちないように回し続ける遊びです。絶妙なバランス感覚が必要ですが、5歳児頃になると練習を重ねれば感覚を掴んでいくことができるでしょう。難しい場合は、手首や足首で回すなど、子どもたちに任せて自由に遊んでもいいですね。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>フラフープ遊び13選【年齢別のねらい・遊び方解説】【イラストあり】

5歳児クラスの外遊び

室内で行う外遊びのおすすめアイデアをご紹介します。スペースを活かして体を目一杯動かす遊びや、季節を感じられるように自然と触れ合う遊びを中心に取り入れるのがおすすめです。 

ことろことろ(いもむし鬼)

鬼が逃げる子の列を追いかけているところ
子どもたちが1列になってオニと向き合い、列の一番後ろの子がオニにタッチされないように逃げる伝承鬼ごっこです。列が長ければ長いほどオニは追いかけにくいので、いろいろな人数で遊んでみると楽しいでしょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>ことろことろ(いもむし鬼)【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

ろくむし

いちむし!と言っている子どものイラスト
オニが投げるボールを避けながら、特定のエリアを6回走って往復するという伝承遊びです。ルールが少し難しいので、始めに先生がやってみせるのがおすすめです。また、転がってきたボールに足を引っかけてけがをしないよう、気を付けて見守りましょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>ろくむし【伝承遊び】【イラスト解説】

だるまさんがころんだ

だるまさんがころんだでオニにタッチする子どものイラスト
オニが「だるまさんがころんだ」といって振り返ったら、その場にピタッと制止をする遊びです。4~5歳頃になると定番のルールは慣れてくるので、オニが指示したポーズをする「だるまさんの一日」の遊びにアレンジしても楽しいですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>だるまさんがころんだ【外遊び】【イラスト解説】

はないちもんめ

はないちもんめを繰り返し遊んでいる場面
「はないちもんめ」は、わらべうたを歌いながら2つのチームが向かい合って前後に歩き、相手チームの子をジャンケンで仲間にしていく遊びです。何かを競ったり勝ち負けを争う遊びではないので、異年齢での遊びとして取り入れて、一緒に遊びながら下の子に教えてあげるのもいいでしょう。昔遊びに親しみたいときにもおすすめです。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>はないちもんめ【外遊び】【イラスト解説】

人間知恵の輪

交差した手の間を通っているこどもたちのイラスト
大人数で交差するように手を繋ぎ、その絡まった部分を手を離さずにほどいていく遊びです。「○○ちゃん、ここをくぐってみて!」と意見を出し合いながら、1つの輪っかに戻るように協力していくのが楽しいですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>人間知恵の輪【外遊び】【イラスト解説】

ねことねずみ

ねこチームがねずみチームを追いかけているところ
「ねこチーム」と「ねずみチーム」に分かれて、先生が「ねこ」といったらねこチームがオニに、「ねずみ」と言ったらねずみチームがオニになる鬼ごっこです。追いかけるか逃げるかがぎりぎりまで分からないので、身体の瞬発力が高まる遊びですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>人間知恵の輪【外遊び】【イラスト解説】

ドロケイ(ケイドロ)

ドロケイのチーム分けをしているところ
「泥棒チーム」と「警察チーム」に分かれて行う鬼ごっこの遊びです。警察チームは協力して泥棒を挟み撃ちして追い込んだり、泥棒チームは誰かがおとりになって仲間を助けたりと、繰り返し遊ぶうちにさまざまな作戦が立てられるようになるでしょう。役割を交代して遊ぶのも盛り上がりそうです。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>ドロケイ(ケイドロ)【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

缶蹴り

女の子が空き缶を蹴っているところ
かくれんぼと鬼ごっこを組み合わせたような遊びの「缶けり」。昔から親しまれる外遊びの定番です。缶を蹴るのが危ない時には、ペットボトルなど他のもので代用してもOKですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>缶蹴り【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

ポコペン

子どもが「ポコペン」と言いながら壁にタッチしているところ
「ポコペン」は、缶けりをアレンジしたような遊びです。オニは目印の柱(自分の陣地)を守りながら他の子を探しに行き、子どもたちはオニに見つからないように移動して柱にタッチをします。ルールは少し難しいですが、仲間と作戦を考える力や、先を見通す力などが付くでしょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>ポコペン【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

雪のキャッチボール

雪のキャッチボール
雪が降ったときにやりたい遊びが、「雪のキャッチボール」。普通のボールと違って、そっーと投げてそっーとキャッチをしないと雪玉が崩れてしまうので、力加減を工夫して遊ぶ練習になりそうですね。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>保育に取り入れたい!冬の雪遊び9選【遊び方・ねらい解説】【イラスト解説】

にせものを探せ!

隠されたおもちゃや文房具を子どもたちが見つけたところ
自然の中に隠れた、「自然の中にあるはずの無いもの(にせもの)」を探す遊びです。カブトムシのおもちゃや粘土で作った小石など、一見すると本物のように見えるものを用意すると、難易度が一気に上がって面白いですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>保育に取り入れたい!冬の雪遊び9選【遊び方・ねらい解説】【イラスト解説】

葉っぱクイズ

葉っぱを探す子どもたち
袋の中の葉っぱを触り、同じ葉っぱを園庭や公園で見つけてくる遊びです。手の感触だけで形や素材をイメージする必要があるので、子どもたちの五感を育むことができるのがポイントですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>葉っぱクイズ 【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

ゴム跳び

ゴム紐をハサミとびで跳び越える男の子
ゴム紐(またはロープや縄跳び)を跳び越えたり踏んだりくぐったりして楽しむ伝承遊びです。5歳児頃になると、両足とびや後ろとび、ケンケンとびなど、さまざまな技ができるようになるでしょう。わらべうたに合わせてリズムよく飛ぶことに挑戦してもいいですね。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>ゴム跳び【遊び方・ねらい解説】【イラストあり】

5歳児クラス室内遊び<製作遊び>

5歳児さんの製作は「主体的に取り組めること」がポイントです。決まったものを作るのではなく、「クリスマス」「節分」など大まかなテーマを決めて、何を作るかは子どもたちそれぞれに任せてみてもいいでしょう。みんなで同じものを作る場合も、見本と全く同じものを作るのではなく、色を変えたり、模様を変えたり、自由に絵を描けるパーツを用意するなど、オリジナリティを出せるようにするといいですね。 
 
また、手先が器用になってくるので、セロハンテープやハサミ、ホチキスなど、危険のない範囲でさまざまな道具を使って製作を行うと、作品の幅が広がるでしょう。 

石鹸でふわふわ!ホイップクリーム作り

スポンジに絞り袋で泡を絞りだしているところ
固形石鹸をおろし金ですりおろし、水を加えて泡立ててホイップクリームに見立てる遊びです。上手く作るのはなかなか難しいので、作る過程も楽しみつつ、できた泡はジュース屋さんごっこやケーキ屋さんごっこなどのごっこ遊びに活用できるので、2段階で楽しめますよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>石鹸でふわふわ!ホイップクリーム作り【製作遊び】全国のおもしろ遊びアイデア紹介

キャンディブーケのメッセージカード

中にメッセージを書くことができる、花束の形をしたメッセージカードです。保護者の方や地域の方など、誰かのプレゼントとしてつくる製作として向いています。子どもたちがひらがなが書ける場合は、メッセージも自分で書いてみるといいでしょう。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>キャンディブーケのメッセージカード【製作】【贈り物】

簡単!手作りランプシェード【製作】

プラスチックカップを使って作るランプシェードです。色使いによって光り方が一つひとつ変わるので、オリジナリティの溢れる作品になりそうですね。クッキー型はいろいろな形を用意しておくといいですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>簡単!手作りランプシェード【製作】

落ち葉と木の実のでんでんライオン

秋におすすめの、季節の自然素材を使った手作り楽器です。外遊びでの木の実拾い活動の続きとして作るのはいかがでしょうか。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>落ち葉と木の実のでんでんライオン【製作】【手作りおもちゃ】 

ゆらゆら雪だるまリース【製作】【お部屋飾り】

雪だるまが真ん中でゆらゆらと揺れる姿が可愛い、クリスマスリースです。紙皿をカッターでくりぬく以外の工程は子どもたちが自分でできる難易度です。クリスマスの時期の製作としていかがでしょうか。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>ゆらゆら雪だるまリース【製作】【お部屋飾り】 

マジックシアター

モノクロのイラストがあっという間にカラーに変化する不思議なカード。園で盛り上がること間違いなしのマジックネタです。みんなで作って、年下の子たちに披露するのも楽しそうですね。
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>マジックシアター【製作】【手作りおもちゃ】

カラクリおもちゃパタパタ

四角い板がパタパタとひっくり返っていく手作りおもちゃです。作り方は少し難しいですが、出来上がると不思議な動きが面白くてずっと眺めてしまいそうですね。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら 
>>不思議なカラクリおもちゃ「パタパタ」【製作】【手作りおもちゃ】 

きせかえおひなさま

紙コップで作る、着物の柄を変えられるおひなさまの飾りです。マスキングテープで着物の柄を表現するだけではなく、子どもたちに好きな絵を描いてもらうのもおすすめですよ。 
 
▼詳しい遊び方、ポイント、アレンジ例はこちら
>>ひな祭りに作ろう!きせかえおひなさま【製作】【手作りおもちゃ】
 
 
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杉本綾子(すぎもと あやこ)

この記事を書いた人

杉本綾子(すぎもと あやこ)

特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 所属
長年の保育現場勤務を活かし保育園の園長を経て、現在、現場で頑張っている人同士がともに学び、「心の栄養補給」ができる人材を育てるために講座などを企画・運営している。
『幼稚園教諭二種免許・保育士』『おもちゃコンサルタント』『絵画指導スペシャリスト』『保育ナチュラリスト』『保育 あそび発達サポーター』などの資格を取得。多様な視点から、園での遊びや保育に役立つヒントを届ける。

<芸術と遊びらぼ>
https://artplaylab.jp/
<芸術と遊び創造協会>
https://art-play.or.jp/

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