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6月の「今日は何の日?」お話しネタとクラスの活動例

あじさいと傘をあしらった6月のサムネイル
毎月の園でのイベントや、お話しのネタに使えるような「今日は何の日」を集めました。意外に知らない記念日がたくさんありますよね。保育の活動アイデアの一つとして、記念日のネタから取り入れてみてはいかがでしょうか。今回は、6月の「今日は何の日」です。

6月上旬(6/1~6/10)

まずは、1〜10日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

6月1日「牛乳の日」

【由来】
国際連合食糧農業機関(FAO)が制定した記念日が由来です。日本もこれに合わせて日本酪農乳業協会(現:Jミルク)が「牛乳の日」として制定しました。

6月2日「オムレツの日」

【由来】
「0(お)6(む)0(れ)2(つ)」と読む語呂合わせにちなんで、日本シュリンク包装卵協会(JSA)が制定しました。栄養バランスが優れた卵で愛情を包み込んだ料理であるオムレツを通して、家族愛と健康を育む日としています。

6月3日「測量の日」

【由来】
現在の測量法が1949年(昭和24年)のこの日に公布されましたが、満40年を迎えた1989年(平成元年)に、当時の建設省が「測量の日」と決めました。

6月4日「虫の日」★おすすめ活動例

【由来】
「6(む)4(し)」と読む語呂合わせに由来。漫画家・手塚治虫らの呼びかけで1988年(昭和63年)に設立された日本昆虫クラブが「虫の日」を制定しました。
【おすすめ活動例】虫とりごっこ
虫の日には、保育に虫の製作を取り入れるのも良いですね。製作した後は、「虫とりごっこ」をして楽しめば、本当の虫がちょっと苦手な子どもでも楽しく遊べそうです。虫の鳴き声や特徴を紹介しながら進めるのもおすすめ。保育室内で虫とりを楽しめるので、真夏の暑い日の室内活動として行っても良いかもしれませんね。
<その他:6月4日の記念日>
「虫歯予防デー」の活動については、こちらの記事をチェックしてみてください。

6月5日「環境の日」

【由来】
1972年(昭和47年)に、日本とセネガルの共同提案により国連総会で制定された国際デーの一つ。スウェーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議」で人類のための「人間環境宣言」が採択され、環境問題に関する専門機関である「国連環境計画」が創設されました。この日を記念して毎年、環境問題に関連したテーマを掲げ、世界中の国や地域の環境問題に対する政策を促進する日となっています。

6月6日「楽器の日」

【由来】
日本で昔からあるならわしの一つである「芸事の稽古はじめは6歳の6月6日にする」にちなんで、全国楽器協会が1970年(昭和45年)に制定しました。

6月7日「母親大会記念日」

【由来】
1955年(昭和30年)のこの日、第1回母親大会が開催されたことを記念しています。「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」というスローガンが掲げられました。

6月8日「世界海洋デー」

【由来】
1992年(平成4年)のこの日に地球サミットでカナダが提唱、2009年(平成21年)に国連認定の「世界海洋デー」となりました。スローガンである「海のためにできる事から始めよう」をもとに世界中でさまざまな活動が行われています。

6月9日「ロックの日」

【由来】
「錠」が英語で「ロック(Lock)」であることから、「6(ロッ)9(ク)」と読む語呂合わせに由来しています。日本ロックセキュリティ協同組合が2001年(平成13年)に制定。日本記念日協会に認定・登録されている記念日の名称は「我が家のカギを見直すロックの日」となっています。

6月10日「時の記念日」★おすすめ活動例

【由来】
日本で初めて時計装置が使われた日を記念して、1920年(大正9年)に東京天文台と生活改善同盟会によって制定されました。
【おすすめ活動例】時の記念日スケッチブックシアター
時の記念日に向けて、子どもたちが時間についての関心を深められるスケッチブックシアターを上演してはいかがでしょうか? 「朝起きる時間」「給食の時間」など生活に合わせた内容で製作すると、子どもたちが夢中になって見てくれそう。まだ時計が読めない子どもたちにも、時間がある事の大切さを楽しく伝えられるのでおすすめです。


6月中旬(6/11~6/20)

続いて、11〜20日の記念日をご紹介しましょう。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

6月11日「傘の日」★おすすめ活動例

【由来】
1989年(平成元年)に日本洋傘振興協議会によって制定されました。入梅にあたるこの日に、機能性やファッション性など多彩な魅力を持つ傘をPRしています。
【おすすめ活動例】傘の製作アイデア
6月の梅雨の時期にはどうしても雨が続くので、戸外活動に制限があります。「傘の日」の製作は6月の室内活動を盛り上げてくれること間違いなし! 子どもたちが作った傘で園内を飾れると素敵ですね。動画では、さまざまな技法を使って作る傘の製作を紹介しているので参考になりますよ。

6月12日「バザー記念日」

【由来】
1884年(明治17年)、鹿鳴館で日本初のバザーが開かれました。女性たちが手工芸品を持ち寄って開かれたもので、3日間で入場者は1万2千に上ったとされています。

6月13日「はやぶさの日」

【由来】
2010年(平成22年)、小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還しました。これを記念し、JAXAの研究施設が立地する市町で構成する「銀河連邦」が「はやぶさ」に関わった人の諦めない心、努力する心を全国に伝えようと「はやぶさの日」を制定しました。

6月14日「五輪旗制定記念日」

【由来】
1914年(大正3年)のこの日、5色のオリンピック大会旗が制定されました。青・黄・黒・緑・赤という5色の輪を重ねて描かれたおなじみのマークは、オリンピック委員会によって制定されました。

6月15日「生姜の日」

【由来】
2009年(平成21年)に、生姜の研究や商品開発を行っている永谷園が制定しました。生姜の古名である「はじかみ」を名乗る石川県の「波自加弥神社」で生姜を祀る「はじかみ大祭」がこの日に行われているのに由来しています。

6月16日「和菓子の日」

【由来】
1979年(昭和54年)に全国和菓子協会が制定しました。菓子を食べ、厄除けと招福を願う嘉祥という行事がありました。仁明天皇が16個のお菓子などをお供えして、病気がなくなり、健康で幸せに暮らせるように祈ったというのが由来とされています。嘉祥は明治時代に廃れましたが、1979年(昭和54年)に「和菓子の日」として蘇りました。

6月17日「おまわりさんの日」

【由来】
1874年(明治7年)に巡査制度がスタートし、同時に警察官が誕生したことに由来しています。以前の警察官は治安維持等にあたっている軍隊でしたが、明治政府により東京に「邏卒」を配置し、3年後に解消され巡査とされました。

6月18日「おにぎりの日」★おすすめ活動例

【由来】
石川県の鹿西町が制定しました。1987年(昭和62年)、鹿西町の杉谷チャノバタケ遺跡で炭化したおにぎりの化石が見つかりました。この化石が現存する日本最古のおにぎりといわれています。6月18日の理由は、鹿西町の名前から「6 (ろく)」 と、米食の日(米という漢字をバラバラにすると十と八となることから、毎月18日を米食の日としています)を合わせたことに由来しています。
【おすすめ活動例】おにぎりの日のイベント
おにぎりの日には、保育士と栄養士で協力し合って食育活動をするのはいかがでしょうか。子どもたちが食に対する興味や関心を持つのに良い機会になります♪  また、普段の給食やお弁当は誰かが作ってくれていると、感謝の気持ちを伝える日にしても良いかもしれませんね。

6月19日「朗読の日」

【由来】
NPO日本朗読文化協会が制定しました。日付は「ろう(6)ど(10)く(9)」(朗読)と読む語呂合わせからきています。芸術文化として朗読を普及させることが目的とされています。

6月20日「ペパーミントの日」

【由来】
1987年(昭和62年)に北海道北見市まちづくり研究会が制定しました。6月はこの月の北海道の爽やかさがハッカそのものであることと、20日は「はっか(20日)」と読む語呂合わせから6月20日が「ペパーミントの日」になりました。

6月下旬(6/21~6/30)

最後に、21〜30日の記念日をご紹介します。おすすめの活動例も参考にしてくださいね。

6月21日「えびフライの日」

【由来】
食品会社のちぬやが制定しました。曲がったえびの形が「6」に見えることと、「フ(2)ライ(1)」と読む語呂合わせからきています。今日の夕飯はエビフライで決まりですね。

6月22日「ボウリングの日」

【由来】
1861年(文久元年)長崎の外国人居留地内でボウリングサロンが開店しました。これを記念して1972年(昭和47年)に日本ボウリング場協会が制定しました。最初はスナックバー風で外国人たちの社交の場でしたが、日本人の間でも広がり、誰でも楽しめるレクリエーション、スポーツとなっていきました。

6月23日「オリンピックデー」

【由来】
1894年(明治27年)、パリで開催された国際会議にてオリンピック復興が決まり、国際オリンピック委員会が創設され記念日となりました。第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)にオリンピック委員会において、「オリンピックデー」と制定されました。

6月24日「ドレミの日」★おすすめ活動例

【由来】
洗礼者ヨハネの誕生日であり、「聖ヨハネ賛歌」を歌ってお祝いされていました。その曲の最初の音にあたる歌詞が「ウト・レ・ミ・ファ・ソレ」であり、これがドレミの音階の始まりでした。そのため「ドレミの日」と制定されました。
【おすすめ活動例】ドレミの歌のスケッチブックシアター
ドレミの日は、できれば歌や合奏を保育に取り入れたいですね。特にドレミの歌は、園での歌選びの定番で、子どもたちも大好きな歌♪ 保育の導入としても使えるので、スケッチブックシアターを一つ作っておくと便利ですよ。スケッチブックシアター以外にも、ペープサートやパネルシアターで応用して製作するのも良いですね。

6月25日「住宅デー」

【由来】
全国建設労働組合総連合が制定しました。スペインの建築家アントニオ・ガウディの誕生日にちなんでこの日付となりました。

6月26日「露天風呂の日」

【由来】
岡山県真庭郡湯原町の湯原温泉が制定しました。「6(ろてん)26(ふろ)」の語呂合わせからきています。利用者への感謝の意を示すとともに街の活性化を目指したPRイベントが行われています。

6月27日「ちらし寿司の日」

【由来】
ちらし寿司などの調理用食材の製造・販売メーカーである株式会社あじかんが制定しました。岡山のちらし寿司「ばら寿司」が生まれるきっかけとなった備前岡山の藩主・池田光政の命日が由来となっているようです。ちらしずしを食べて元気になりましょう。

6月28日「貿易記念日」

【由来】
1859年に徳川幕府が鎖国政策を改め、横浜、箱館(函館)、長崎を開港しました。1963年(昭和38年)に通商産業省が輸出入の重要性を認識してもらうために、この日を「貿易記念日」としました。

6月29日「星の王子さまの日」

【由来】
「星の王子様」「夜間飛行」などで知られるフランスの作家アントワーヌ・サン・テグジュペリの誕生日にちなんだ記念日です。1900年(明治33年)のこの日にフランスのリヨンで生まれました。彼は飛行士でもあり、リビア砂漠に不時着した事件が「星の王子さま」のヒントになったといわれてます。

6月30日「アインシュタイン記念日」

【由来】
1905年(明治38年)、アルベルト・アインシュタインが相対性理論について最初の論文である「運動する物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌「アナーレン・デル・フィジーク」に提出した日です。彼は「20世紀最大の物理学者」「現代物理学の父」とよばれており、「一般相対性理論」は今日の宇宙物理学の基礎となっています。

>>6月の「今日は何の日」

「今日は何の日」ネタで活動の幅を広げよう!

今回は、6月の「今日は何の日」をご紹介しました。普段の保育活動に6月の記念日ネタを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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木村 光(きむら ひかる)

この記事を書いた人

木村 光(きむら ひかる)

男女4人のママで保育士ライター。
都内の保育園や障がい児支援施設での勤務経験あり。
子育てのしやすさを求め、東京から湘南へ家族で移住。
移住後、保育士の知識を活かしながらライター活動をスタートさせる。
子育てをするママ側と保育士側との両方の視点を持ちながら、お悩みを解決する記事を執筆中。

<Twitter>
https://twitter.com/hikaru___kimura

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