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地球の環境問題を考える絵本8選~SDGs・エコ・ゴミ問題

植木鉢を持つ子ども
地球温暖化やゴミ問題、そして近年では「SDGs(持続可能な開発目標)」など、未来を生きる子どもたちに伝えていかなければいけない環境問題。今回は、子どもと一緒に地球の環境問題について考えられる、おすすめの絵本をご紹介します。

①あるひ くじらが やってきた

あるひ くじらが やってきた
[あるひ くじらが やってきた]
作:ニック・ブランド
訳:なかがわ ちひろ
出版社:小学館 
対象年齢:3歳/4歳/5歳


ある日突然、くじらが街にやってきました。プールで泳いだり、電車に乗ったり、レストランで魚を食べたり…困った街のみんなは、くじらを追い出そうとします。しかし、くじらにも「海に帰れない理由」がありました。

大きなくじらがまるで人間のように過ごす様子が印象的な絵本。くじらが海に帰れない理由を通して、環境問題について伝えています。

②ゴミはボクらのたからもの

ゴミはボクらのたからもの
[ゴミはボクらのたからもの]
イラスト:326(ナカムラミツル)
著:マシンガンズ 滝沢
出版社:幻冬舎
対象年齢:3歳/4歳/5歳


主人公のたけしくんは、ヒーローごっこが大好き。ある日、かいじゅうにのった悪者たちをこらしめようと後をついていきます。するとそこには、大きなふくろの山が広がっていて・・・

ゴミ清掃員でお笑い芸人のマシンガンズ・滝沢さんと、イラストレーターの326(ナカムラミツル)さんがコラボした絵本です。ゴミ清掃車の中に入るゴミは何個? ゴミ分別のルールは? など、ゴミに関するさまざまな答えが描かれています。絵本を読んだ後に、リサイクルについてなど話を広げて活動に取り入れても良いですね。

③えすでぃばあズ~ちきゅうをまもる100さいのばあちゃんたち

えすでぃばあズ
[えすでぃばあズ~ちきゅうをまもる100さいのばあちゃんたち]
作:あいはら ひろゆき
絵:おおはら そう
出版社:サニーサイド
対象年齢:3歳/4歳/5歳


SDGsへの関心が高まる中で描かれた、サスティナブルな100歳のおばあさんたち10人がSDGsに奮闘する作品です。著者は『くまのがっこう』シリーズで人気のあいはら ひろゆきさん。

”SDばあズ(SDBAs)”が、「地球をいじめているもの」をやっつけにいくというユニークなお話になっています。シンプルで分かりやすく、初めてSDGsを学ぶ絵本としておすすめです。

④おひさまのねがいごと

おひさまのねがいごと
[おひさまのねがいごと]
作・絵:みやい くみ
出版社:チャイルド社
対象年齢:3歳/4歳/5歳

おひさまのねがいは、ゴミのないきれいな地球になり、みんなが楽しく遊べること。SDGsの「11.住み続けられるまちづくりを」や「14.海の豊かさを守ろう」などを念頭に、できることを考えられる2022年の新刊絵本です。

やさしいタッチのイラストと、シンプルで分かりやすい内容で、子どもたちが自分で読むにも読み聞かせをするにもおすすめしたい一冊です。

⑤プラスチックマン

プラスチックマン
[プラスチックマン(SDGsシリーズ)]
著:きよた けいこ
出版社:みらいパブリッシング
対象年齢:3歳/4歳/5歳

工場から出る煙、海にポイ捨てされるプラスチックゴミ…海では生き物の体にゴミがまきついたり、魚がマイクロプラスチックを食べたりしています。ある日、ついに海の生き物の悲しみと怒りでいっぱいになって、プラスチックゴミから「プラスチックマン」が生まれてしまいました。

雨の日も雪の日もゴミを拾っているプラスチックマン。何を伝えようとしているのでしょうか? 地球で起こっているゴミ問題が分かりやすく描かれています。自分たちの行動を振り返りながら、プラスチックマンの気持ちになって読んでみてください。

⑥ペネロペ ちきゅうがだいすき

ペネロペ ちきゅうがだいすき
[ペネロペ ちきゅうが だいすき]
文:アン・グットマン
絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳:ひがし かずこ
出版社:岩崎書店
対象年齢:2歳/3歳/4歳/5歳

幼稚園の先生から、エコのお話を聞いたペネロペ。近くに行くときは車に乗らない、水や紙を無駄にしない…ペネロペはできるでしょうか?

大人気『ペネロペ』シリーズから、環境問題を子どもにも分かりやすく描いたおすすめの絵本です。きれいな地球を守るために、身の回りですぐにできることを子どもたちと考えてみましょう。

⑦いなくなるかもしれないどうぶつのずかん

いなくなるかもしれない どうぶつのずかん
[AERAwithBabyの絵本 いなくなるかもしれない どうぶつのずかん]
著:たしろ たく
出版社:朝日新聞出版
対象年齢:1歳/2歳/3歳/4歳/5歳

人気イラストレーターが描く、20匹の動物たち。それはすべて、環境問題によって世界からいなくなるかもしれない生き物たちです。

イラストと特徴だけがシンプルに描かれているので、幅広い年齢のクラスで楽しめます。しっかりと環境問題を学ぶというよりも、まずは分かりやすく触れたいときにおすすめです。

⑧もったいないばあさん

もったいないばあさん
[大型絵本 もったいないばあさん(講談社の創作絵本)]
著:真珠まりこ
出版社:講談社
対象年齢:3歳/4歳/5歳

食べ残しやお茶碗についたごはんつぶ、お水の出しっぱなし・・・もったいないことをすると、もったいないばあさんがやってくる!

ものを大切にする心を育てる大人気絵本です。ストーリーとしても分かりやすく面白いですよ。大型絵本やCDブックなどもあり、さまざまな楽しみ方ができます。

身近なところから環境問題を学ぼう

地球で起こっているさまざまな環境問題。言葉での説明が難しいときは、絵本で伝えていくのがおすすめです。私たち・子どもたちの未来を守るためにも、今できることを学んでいけると良いですね。

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ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロフェッショナルで構成された編集部のライティングチームが、質の高い保育を日々提供していくために必要な知識・ノウハウを発信。専門知識から保育ネタ、保育士試験関連情報、保育学生さん向けの情報まで、あらゆる分野を網羅していきます。

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