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保育士辞めたい…766人の回答から見えた退職理由とその後の行動を調査【アンケート結果】

保育士辞めたい…保育士766人の退職理由とその後の行動を調査【アンケート結果】
子どもたちの成長を見守り貢献できる保育士の仕事。しかし、さまざまな理由で「保育士辞めたい」と思うことも。今回は、ほいくisで実施した2つのアンケート調査をもとに、保育士766人の回答からわかった退職理由と、その後の行動についてご紹介します。

この記事の目次

保育士として働いていて、楽しい!充実している!と思う時もあれば、重責に押しつぶされてしまいそう、保育士として思うように成長できていないのでは… ピアノがうまく弾けない… と、いろいろな想いがよぎることがあります。もう辞めてしまおうか、いっそ違う職場で働ければ… と思うこともあるでしょう。


今回は、ほいくisで実施した2つのアンケート調査をもとに、保育士を辞めた理由と、その後の行動についてご紹介します。
【調査結果の転載について】
本調査結果については、以下の2点に対応いただければ転載することが可能です。
1. 出典元として「ほいくis」を明記
2. Webサイトに掲載する場合は下記のリンクを設置
URL:https://hoiku-is.jp/
※リンク設置ができない場合は、個別に問い合わせフォームからご相談ください。

一般的な保育士の離職率

保育士の離職率は、一般的にどのくらいなのでしょうか?

厚生労働省が令和2年に公表した「保育士の現状と主な取組」によると、保育士の離職率は9.3%となっています。運営主体別に見ると、公営園では5.9%、私営園では10.7%と、私営園の方が多い傾向にあります。

このデータは常勤のみの数値ですので、実際にはもう少し多いと感じる保育者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

出典:保育士の現状と主な取組/厚生労働省(令和2年8月)https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000661531.pdf

保育士を辞めたことがある?転職経験とその理由は?

それでは、早速アンケートの結果を見ていきましょう。

Q. 保育者(保育士・幼稚園教諭・保育教諭)として転職したことがありますか?

転職したことがありますか?はい49.5%いいえ50.5%
はい     49.5%(379件)
いいえ 50.5%(387件) 
過去に、保育者として転職したことがあるかという質問については、「はい」が49.5%(379件)、「いいえ」が50.5%(387件)という結果になりました。回答者のほぼ半分の人が、保育者として転職をした経験があるということが分かりました。

辞めたリアルな理由とは?

それでは、退職した理由を深堀りしていきましょう。

Q. 職場を辞めた理由は何ですか?(複数選択可)

保育士が職場を辞めた理由
同僚や園長・施設長などとの人間関係 20.1%(136 ) 
家族の都合(子どもが出来た、配偶者の転勤など) 16.1%(109)   
給与・待遇面での不満 15.6%( 106 )   
園と自分との保育の方向性の違い 15.0%(102 )   
業務量・残業などへの不満 13.1%(89)    
プライベートとの両立 8.7%(59)    
保護者とのトラブル 0.3%(2 )   
その他 11.1%(75)  
転職したと回答した方の回答のうち、一番多かったのが「同僚や園長・施設長などとの人間関係」(136件)、続いて「家族の都合」(109件)、「給与・待遇での不満」(106件) と続きました。
 

辞めた理由①同僚や園長・施設長などとの人間関係

回答と合わせて寄せられたコメントを見てみましょう。(回答は原則原文のままご紹介しています)
50代保育士
回答者

園長、主任と方向性の違い。やりたい事が思うようにさせてもらえない年配の職員が幅をきかせてやりづらい(宮崎県/50代/女性)

20代保育士
回答者

以前勤めていた園の園長と、同じクラスの担任していた保育士が人によって態度が全然違い、人間関係が大変になった(兵庫県/20代/女性)

保育自体にやりがいを感じられていても、一緒に働く同僚や園長との人間関係がうまくいかないとストレスがたまったり、保育そのものがやりづらくなることも。

特に園は、人の出入りも少ないことから閉鎖的な環境になりがちです。思い切って働く環境を変えたいと考える人が多いのも理解できます。

辞めた理由②家族の都合(子どもが出来た、配偶者の転勤など)

40代保育士
回答者

家族の引っ越しに伴い、転入先で仕事を探しました。(神奈川県/40代/女性)

50代保育士
回答者

両親の介護が必要となり、自宅からより近い保育園で働くために通勤時間5分の場所にできた保育園をハローワークで見つけた転職した。(静岡県/50代/女性)

20代保育士
回答者

子どもが生まれ母子同園ができる保育園を探しました(広島県/20代/女性)

 
40代保育士
回答者

子どもの成長に合わせ転職をしてきました。新任で働いた園に出産後戻りましたが2人目が生まれてから通勤と保育園や学童の送迎が合わず転職など仕事を変えざるを得ないことが多いです。(埼玉県/40代/女性)


家族の都合で退職したという声も多く聞かれました。女性の割合が多い保育士という仕事。世の中的に「育児は女性の役割」という風潮がまだまだ強い中、結婚、妊娠、出産、介護とライフスタイルの変化に伴い、働く場所を変えた(変えざる得なかった)方も多く見られました。

辞めた理由③給与・待遇面での不満

40代保育士
回答者

サービス残業が多く、また持ち帰りの仕事が多かった、休日は系列の園の行事に参加などとてもハードなのに給料は見合わなかったから(熊本県/40代/女性)

20代保育士
回答者

給料があがらず、年数を重ねていくごとに仕事量が増えて精神的にしんどくなった(京都府/20代/女性)


未だ根強く残る持ち帰り残業。翌日の製作に間に合わせるために、壁面を作成するために自宅で作業をしたり、系列園のヘルプに入ったりと、給与に反映されるべき業務が暗黙の了解で反映できないことになっていたりすることもあるようです。悪しき習慣がまだまだ残っているのも不満の原因の一つとなっているようです。

辞めた理由④園と自分との保育の方向性の違い

50代男性保育士
回答者

保育の内容が自分の保育観と合わなかったため。(東京都/50代/男性)

50代保育士
回答者

園の保育のあり方が、自分の保育理念とかけはなれていた(神奈川県/50代/女性)

50代保育士
回答者

園の経営が肌に合わなかった。休暇もとりづらく、マンモス園で流れる作業的になるのが嫌だったから(埼玉県/50代/女性)


いくら面接や園見学をしても、働いてみて初めてわかった方向性の違いというのもありますよね。どんなに子どもたちがかわいくても、保育観が違うと、自分自身の保育を否定されたように感じてしまうことも。そんな声も聞かれました。

保育士を辞めた後、どうやって転職活動をした?

続いては、辞めた後の転職活動の内容について見てみましょう。

Q.転職の際は、次の転職先をどうやって決めましたか?(複数選択可)

転職の際は、次の転職先をどうやって決めましたか?(複数選択可)
次も保育園で働く場合、どうやって次のアクションを起こしたのかを聞いてみました。
具体的な転職希望園があったので直接応募した 36.2%(149件)
具体的な転職希望園はなかったので、エリアなどを検索して自分で応募した 32.8%(135件)
具体的な転職希望園はなかったので、人材紹介会社を介して紹介してもらった 20.1%(83件)
具体的な転職希望園があったので、人材紹介会社のアドバイザー経由で応募した 10.9%(45件)
「具体的な転職希望園があり直接応募した」という回答が149件と1番多く、次に具体的な「転職希望園はなかったがエリアなどを検索して自分で応募した」という回答が135件寄せられました。

Q.転職先を探す際に利用したサービスを教えてください

転職の際に利用したサービス
ハローワーク 23.1%(133件)
保育士向け転職サイト(直接応募型) 22.7%(131件)
保育士向け転職エージェントのホームページ(アドバイザーに相談できる転職支援サービス) 18.2%(105件)
友人・知人などの紹介 17.0%(98件)
園のホームページ 10.6%(61件)
求人特化型検索エンジン 8.3%(48件)
転職先を探すときに利用したサービスとしては、ハローワークが133件と第1位、続いて、保育士向け転職サイト(131件)、次に保育士向け転職エージェント(105件)という順番になりました。回答の中には、「過去、転職した際に転職エージェントが今ほどなかったためハローワークを使って転職した」という声も多く聞かれました。

どんなサービスを利用するかは自分の志向や転職の進捗状況によって使い分けているようです。相談しながら転職をしたい人は、転職エージェント経由で、自分で進めていきたい場合は転職サイトを使う傾向にあるようです。

>>転職サイトと転職エージェントの違いについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

成功した転職事例とそのポイント

ここからは、ハローワーク、転職サイト、転職エージェントと利用したサービス毎の成功事例をお伝えします。合わせて、成功のポイントについてもまとめてみました。

ハローワークでの成功例と利用するメリット・デメリット

ハローワークで転職活動した口コミを見てみましょう。
20代保育士
回答者

地域のことはやはり詳しく丁寧に相談にのってくれるので、安心して転職活動できました。いまの職場を変えたいと思っているなら、一度ハローワークやアドバイザーのかたに相談すると良いきっかけになるとおもいます!(群馬県/30代/女性)

20代保育士
回答者

離職手続きもあるので、そのままハローワークで探したところ1日で見つかった(新潟県/30代/女性)

ハローワークで転職するメリット

国の機関であるため、提供される情報の信頼度が高いのが特徴です。また、地域密着型のため、地元で仕事を探したい場合や、保育士以外の仕事に就きたい場合でも利用することが出来ます。

ハローワークで転職するデメリット

営業時間が平日の日中だけのことが多く、働きながら仕事を探すには向いていません。また求職票以外の情報が少ないため、園の雰囲気を始め、実際に行ってみないとわからないことも多く、慎重に動く必要があります。

転職サイトでの成功例と利用するメリット・デメリット

転職サイトを使って成功した体験談を見てみましょう。
20代保育士
回答者

条件を自分で選ぶことができ、それに沿った園がピックアップされたため探しやすかった。(東京都/30代/女性)

40代保育士
回答者

都市や園の詳細など希望を細かく設定して検索できるので希望園を探しやすい。園の詳細が記載されているので情報収集がしやすい(千葉県/40代/女性)

転職サイトを使うメリット

「自分で探して、自分で応募、自分で調整する」という、第三者の手を借りずに自らの考えのみで転職活動を行えるのが何よりも魅力です。

転職サイトを使うデメリット

すべてを自分で行う必要があるため、面接の日程調整などを休憩時間に行ったり、給与や勤務条件などの聞きづらい内容も直接聞いたりする必要があります。

転職エージェントでの成功事例と利用するメリット・デメリット

転職エージェントを利用して成功した体験談を見てみましょう。
20代保育士
回答者

担当の方が親身になって、私に合いそうな園を紹介してくださり、プライベートと仕事の両立がしっかりできるようになりました。(福岡県/30代/女性)

50代保育士
回答者

自分の希望条件に合った園を探してくれたり、自分が気になっていた園に問い合わせをしてくれたりしてくれました。また対応も早かったです。いま転職した園の面接を受ける際も、合わなかったら断る事もしてくれると言ってくれ、安心して面接を受けることができました。(静岡県/50代/女性)

転職エージェントを使うメリット

転職サイトとは真逆で、園との調整や勤務条件の確認、履歴書の添削や面接の設定など、ありとあらゆる作業を代行して行ってくれるのが何よりも特長です。エージェントによっては、一般には公開されていない好条件の求人を取り扱っていることもあります。求職者は無料で利用することが出来ます。

転職エージェントを使うデメリット

エージェントとのやり取りが必要になるため、転職活動中は電話やメールでのやりとりが頻繁に行われます。また、転職アドバイザー(コンサルタント)を介すため、自分で行うよりも時間がかかるといった点が気になるかもしれません。

転職を成功させた保育者からのアドバイスと5つのポイント

20代保育士
回答者

出産を機に退職したが住居が以前の職場より遠くなり、かつ子どもが体調を崩しやすく、少人数での職場での復帰は難しいと考えました。ハローワークに通ったりしましたがピンとこず、子どもも小さいと頻繁に出向くのも難しいためネットで探すことに。条件を色々変えネットで検索を続けると直接応募型求人サイトにて理想の職場に出会えました。職員数も多く休みやすくなり転職してよかったです。(群馬県/30代/女性)


アンケート結果を見ると、転職に際してネガティブな影響があったという意見はほとんど聞かれませんでした。むしろ、「転職して自分らしい保育に出会えた」「もっと保育が楽しくなった」という前向きな声が多く見られました。

最後に、今回回答してくださった皆さんが転職を成功させた要因を5つのポイントにまとめました。

ポイント① 自己分析:強みと転職の目的を明確化

40代保育士
回答者

絶対にゆずれない条件と、譲れる条件をはっきりさせておくことや、家族としっかり話し合うことだと思います。(大阪府/40代/女性)

40代保育士
回答者

保育に対する信念と、どんな保育を自分が目指すかが明確であれば面接は容易に通ります。(東京都/40代/女性)

50代保育士
回答者

色々な自分の条件を書き出して、アドバイザーに相談したらいいと思う。勤務先の見学も行くのも良いと思う。(東京都/50代/女性)

20代保育士
回答者

在職中の園に対する不満なこと、逆にいいところや尊敬できる同僚などを書き出して行く。そして自分の理想とする働き方を書き出し、転職先の園の方針や理念とずれのないところを照らし合わせていく。また、見学に行く際は時間が限られているため「ここはちゃんと見たい」と思うところを念頭に臨むとベスト。(複数園見学をするなら尚更)(東京都/30代/女性)



回答の中で共通していたのが、自分の良しとする条件、NGとする条件のラインをはっきりさせておくこと。ここを見誤ると自分らしい保育が出来ないと悩む原因にもなります。

また、自分の強みというのは、案外自分ではわからないもの。そのあたりは、保育士の転職市場を客観的に見ることが出来るキャリアアドバイザーの力を借りるのも1つの手かもしれませんね。

ポイント② スキルの棚卸し:保育士経験で培った能力の洗い出し

20代保育士
回答者

一般的な保育園に10年以上勤めていたので、他の園での指導法やカリキュラムはどんな風になっているのか保育士としてスキルアップしたくて転職を考えはじめたのですが、保育の中で特に支援が必要な子の対応をすることが多く、一対一で何かを教えたり伝えたりするのが自分の強みでは?と考えはじめ、療育に携わる職場への転職を決めました。(茨城県/30代/女性)

40代保育士
回答者

管理職の事務的な仕事より、子ども一人ひとりと丁寧に関わりたい、自分に合っていると思ったので、それが実現できる所に転職しました。(東京都/40代/女性)


ポイント①にも共通しますが、今までの保育経験を振り返って、自分は何ができるのか、何をしていなかったのか、どんな保育がしたいのかについて考えてみるという意見をいただきました。

いままで勤務していた園・施設では体験できなかったことを環境を変えることでできるようになるというのもキャリアアップにつながりますね。

ポイント③ 情報収集:気になる園事情や職種のリサーチ

20代保育士
回答者

見学して、たくさんの事を尋ねて納得できたらいいと思います。少しでも希望している所で引っ掛かる部分(雰囲気や納得いかないこと)があるならば他をとことん調べてみるといいと思います。(鹿児島県/30代/女性)

50代保育士
回答者

働きながら転職活動をしていた為、時間のある時に自分のタイミングでいろんな園を調べていた。(三重県/50代/女性)

50代保育士
回答者

給料そして、人間関係や、仕事内容、書類の書き直しが、あるのか、行事等チームで相談して協力し段取りし無理な残業をしないで働けるのか、困った事を相談できる体制を整えて相談できる環境が、できているのか、連絡帳は、タブレットを使用しているのかきちんと相談するのが、お勧めです。(沖縄県/50代/女性)


最近では多くの園がホームページを持っているため、まずはここから園の概要や雰囲気をつかむというのが一般的なようです。SNSであったり、ネット上のクチコミを参考にしているという声もありました。

>>ほいくisの姉妹サイト「ほいくisお仕事探し」で60,000件以上の園の口コミを見る

ポイント④ 園見学:実際に行って聞いて話してみる

20代保育士
回答者

園を直接見に行くことが本当に大切だと思います。HPで見るだけではわからないことがたくさん見つかるからです。園の環境もそうですが、働いておられる先生方の雰囲気や年齢層、活動の様子(導入や声掛け、どんな活動をしているか)、子どものたち様子(活発な子が多い、など)など、園の方針や雰囲気を肌で感じられると思います。(京都府/20代/女性)

 
50代保育士
回答者

私は書類作成などの業務がアナログで進めている点で、職場に不満があったため、dx化が進んでいる保育園への転職を考えました。見学させていただいた際、書類作成や画像アップなど、どのように操作しているか、実際使用している操作画面を見せていただく。(神奈川県/50代/女性)


園見学を受け付けている園も多いので、実際に自分の目で見て納得いくまで質問するのを勧める声が多く寄せられました。自分で聞くのはちょっと… という場合は、転職エージェントを介して質問する方法もありですよ。

ポイント⑤複数の求職方法の活用:ハローワーク、転職サイト、エージェントを併用 

20代保育士
回答者

複数の転職サイトに登録して、自分と合うアドバイザーさんを見つけることがおすすめです。自分のやりたい保育等、こだわりがない方は特にアドバイスをもらった方が、自分では応募しようと思わないような園を紹介してもらえることがあると思います。(福岡県/30代/女性)

 
20代保育士
回答者

1つの転職サイトに絞らずに複数の転職サイトを使った方がより自分の希望に沿った園が探せる。(兵庫県/20代/女性)

 
20代保育士
回答者

様々なサイト、ホームページ等を見て比較をした方が良いと思います。(新潟県/20代/女性)


多かったのが、自分で転職サイトで活動を行いつつ、転職エージェントでキャリアアドバイザーにも相談するというハイブリッドな方法。それぞれの転職サービスにはメリット・デメリットがあるので、併用することで相互に補完する利用方法はおすすめです

番外編 積極的な行動:思い切った行動も時には大切

20代保育士
回答者

転職したいなと少しでも思ったらもう思い切ってしてしまうのもアリです。中にいると、変だなって思うことや嫌だなと感じることが、だんだん普通になってしまって、周りを知らないとドツボにハマるので、「なんか違う」と思ったら思い切ることもとても大事だと思います。方針や理念が自分と合う職場を見つけ、自分で職場を選ぶ時代だと思います。(秋田県/30代/女性)


確かに自分の働く環境を変えられるのは自分しかいません。心や体の調子を悪くしてしまう前に、次の転職先を探すというのも選択肢の一つ。パワーのいることですが大切なことかもしれませんね。

自分らしく働ける環境を見付けよう

アンケート結果を見ると、回答者の約半分に転職経験があり、働く環境を変えることが前向きな結果に繋がったという方も少なくないことが分かりました。

転職することが「辞めたい」気持ちに対する100%の答えではないでしょう。しかし、働く環境を変えることによって見えてくるものもあります。自分らしく働ける環境が、そこに待っているかもしれません。

もし転職を考えているのであれば、まずは自分一人でできるか、相談しながら進めるかを検討してみましょう。ほいくisの姉妹サイト「ほいくisお仕事探し」では、相談しながら転職する際に頼りになる、おすすめの転職エージェントをご紹介しています。

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<アンケート調査について>
調査期間:2024年6月1日~6月30日/調査方法:ほいくisでアンケートを実施/調査対象:ほいくisメンバー(会員)/有効回答数:1問目「保育者(保育士・幼稚園教諭・保育教諭)として転職したことがありますか?」1951件、2問目「保育士の転職について伺います。どのようにして転職しましたか?(複数回答可能)」2,212件、3問目「前問「どのようにして転職したか」で選んだ選択肢で転職した理由を教えてください(任意)」584件、4問目「前問「どのようにして転職したか」で選んだ選択肢で転職にかかった期間(●か月など)を教えてください(任意)」524件、5問目「人材紹介会社・転職エージェントなどの相談型の転職サービスを使った理由、使わなかった理由を教えてください(任意)」443件/1問目「保育者(保育士・幼稚園教諭・保育教諭)として転職したことがありますか?」766件、2問目「転職前の職場を辞めた理由は何ですか?(複数選択可)」1056件、3問目「転職の際は、次の転職先をどうやって決めましたか?(複数選択可)」797件、4問目「転職先を探す際に利用したサービスを教えてください」961件、5問目「転職した際に利用した具体的なサイト名・サービス名とそのサイトの良かったところを教えてください(任意)」89件、6問目「これから転職する人に、転職を成功させるコツなどがありましたら教えてください(任意)」100件
 
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