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デカルコマニーとは?保育のねらいや作品例のアイデアを紹介

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デカルコマニーとは?保育のねらいや作品例のアイデアを紹介
子どもたちは、新しい遊びが大好きですよね。いつもは筆で色を塗る絵の具で、新鮮な遊び方をしてみませんか? 今回はデカルコマニーを紹介します。幅広い年齢の子が取り組める絵の具遊びのひとつです。準備や製作過程が簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

デカルコマニーとは?

デカルコマニーとは?保育のねらいや作品例のアイデアを紹介

デカルコマニーの概要

「デカルコマニー」とは、画用紙に抽象的な模様や形を簡単に作れる、絵の具を使った技法のひとつです。「合わせ絵」と呼ぶこともあります。フランス語の動詞「décalguer = 転写する」が言葉の由来といわれており、スペインの画家であるオスカル・ドミンゲス氏が編み出した絵画技法です。

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デカルコマニーの対象年齢

デカルコマニーを楽しめる年齢は、主に2歳児、3歳児、4歳児、5歳児です。デカルコマニーは、簡単に遊べる技法なので幅広い年齢の子が楽しめます。

ただ、絵の具を使うため誤飲の可能性が少ない年齢の子におすすめです。保育士がマンツーマンで製作にあたれる状況なら、0歳児、1歳児もデカルコマニーを体験できるでしょう。

2歳児、3歳児は、絵の具を出し過ぎないよう調整が必要です。絵の具を直接チューブから画用紙に出すやり方ではなく、指で塗るやり方だと画用紙から絵の具が溢れにくいですね。

4歳児、5歳児は、不思議な模様ができる過程や色の混ざり合いについて興味を持つ子も増えてきます。さまざまな絵の具を用意して、自分で選ぶ楽しさやつくる過程を存分に味わえるでしょう。

デカルコマニーに取り組むねらい

十人十色の模様や形ができあがるデカルコマニーには、以下のようなねらいがあります。
  • 自由な表現を楽しむ
  • 絵の具の新しい遊び方を知る
  • 色の重なりや混ざり合いを楽しむ
  • 画用紙を開くときのわくわく感を味わう
  • 完成イメージを膨らせながら楽しみをもって取り組む
年齢や発達によってねらいが変わりますが、絵の具で自由な表現や完成までの過程を楽しむ、というのが主なねらいといえます。

デカルコマニー製作のときの声かけ

デカルコマニーを行うときは、子どもたちに完成までのワクワク感を高められるような声がけを意識しましょう。特に、絵の具を塗り半分に折った画用紙を開く瞬間は、非常に盛り上がります。子どもたちが作品に期待感を持ち、クラス全体で一斉に画用紙を開けるといいですね。

また、子どもが想像できるような声がけが理想です。「この模様は〇〇みたいだね」と保育士が言ってしまうと、子どもが自分で考える機会を失ってしまいます。「これは何に見えるかな?」といった、子どもが想像できるよう見守りながら声をかけましょう。

デカルコマニーを子どもに伝えるときの導入例

どのように導入をするか、悩む方も多いですよね。 デカルコマニーにおすすめの導入例を2つ紹介します。

保育士が丁寧に見本を見せる

デカルコマニーまでの完成を、丁寧に説明しながら見本を見せましょう。はじめに完成品を見せて、作り方の手順を実演しながらお話します。半分に折った画用紙を見せるときに、子どもたちがワクワクできるよう予想の声を聞くのもいいですね。いざ画用紙を開くと、製作への意欲がより高まります。

絵本や紙芝居を読む

絵の具が混ざり合う様子が見られるデカルコマニーは、導入で混色をモチーフにした絵本や紙芝居を読み聞かせるのはおすすめです。または、模様を題材にしたお話でも楽しめるでしょう。色の混ざり合いやさまざまな模様に興味を持ち、デカルコマニーに取り組むとより楽しめます。

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デカルコマニーのやり方

デカルコマニーのやり方
ここでは、デカルコマニーのやり方を説明します。

【準備するもの】

  • 絵の具
  • 画用紙(3歳児以下の年齢は半分に折り目をつけて準備しておく)
  • 画用紙の下に敷く新聞紙
  • 手拭きタオル

【デカルコマニーの手順】

  1. 画用紙の半分側にのみ絵の具を塗る (指で塗る・チューブから直接たらすなど、発達に応じて手法を変える)
  2. 絵の具を塗った画用紙を半分に折る (4歳児/5歳児は絵の具を塗る前に画用紙を半分に折る)
  3. 半分に折った画用紙に手でアイロンをかける
  4. ゆっくり画用紙を開く


デカルコマニーに取り組む際の注意点

子どもたちに、絵の具をたくさん塗ると画用紙を半分にしたときにはみ出してしまうことを手本で見せましょう。4歳児、5歳児になると、画用紙のはじに絵の具を塗らないよう伝えるだけで、量の調整を考えられる子が多いです。

絵の具を使うので、衣服や体が汚れることも。デカルコマニーをする日は前もって保護者に汚れてもいい服装やスモック持参のお願いをしておくとよいでしょう。

デカルコマニーで挑戦したい作品

抽象的で美しい模様ができるデカルコマニーは、さまざまな作品に見立てられるのが魅力です。 ここでは、特におすすめのデカルコマニーで挑戦したい作品を3つご紹介します。 製作の参考にしてくださいね。

ちょうちょ


左右対称の美しい模様ができるデカルコマニーは、ちょうちょを作るのにぴったりです。あらかじめちょうちょの形に画用紙を切り、デカルコマニーをします。あとから、モールでちょうちょの触覚をつけたらできあがりです。

メッセージカードの台紙に、デカルコマニーで作った作品や子どもの写真、メッセージを貼り付けます。デカルコマニーの作品は、小さめのサイズで作るとバランスが取りやすいです。

製作前にちょうちょの絵本や写真を子どもたちに見せて、模様に興味を持てるよう導入してから行うと楽しめますよ。

こいのぼり


5月にある行事「こどもの日」が近くなると、こいのぼり製作をする園が多いでしょう。デカルコマニーは、個性豊かでカラフルなこいのぼりを作れるのでおすすめですよ。

画用紙を折り、こいのぼりの頭側がつながった状態で2匹分できるよう切ります。子どもたちにデカルコマニーをしてもらい、裏表の模様が見えるように1匹のこいのぼりを作り、目をつけて完成です。

紐と棒をつけて、こいのぼりの雰囲気を高めるのも楽しいですね。

紅葉の木


お散歩で出かけた公園で見つけた紅葉した木々をイメージした作品はいかがでしょうか? デカルコマニーを施した画用紙を木の形に切って幹をつければ、作品の完成です。

自分が見た紅葉の記憶を絵の具を使って表してみましょう。保育者と一緒に行えば0歳児の保育にも取り入れることが出来ますよ。

デカルコマニーで絵の具遊びの幅を広げよう

デカルコマニー(合わせ絵)のやり方や作品アイデアをご紹介しました。絵の具は、筆で色を塗るイメージが強いですが、デカルコマニーで新しい遊び方を体験できます。

子どもたちの想像力を引き出し、楽しい絵の具遊びの時間を過ごせますように。

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工藤 りぃ(くどう りぃ)

この記事を書いた人

工藤 りぃ(くどう りぃ)

元幼稚園教諭・保育士のママ。
幼稚園児と小学生の子育てに奮闘しながら、フリーランスwebライターとして活動中。
保育の経験を活かし、教育から子育て情報など幅広く執筆。
我が子の発達に悩み、もっと知識を深めたくて児童発達支援士の資格を取得。
子どもが「楽しい!」を全力で味わっている姿が大好きです!

<Instagram>
https://www.instagram.com/rii_hkd
<活動履歴>
https://lit.link/kudourii

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