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最新の保育グッズ&サービスを紹介!保育博2024イベントレポート

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保育博2024― 保育・教育ビジネス&サービスフェア―
2024年11月21日・22日の二日間に渡って東京で開催された、保育関係者向けの展示会「保育博2024― 保育・教育ビジネス&サービスフェア―」。最新の保育サービスやグッズを見ることができる業界注目のイベントです。今回は、ほいくis編集部が独自の視点で注目した商品をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

保育博2024とは

保育博2024イベント会場の様子
保育博は、保育・教育ビジネス&サービスに特化した業界最大級の展示会。2019年(令和元年)の初開催から年々規模を拡大しながら2024年で6年目を迎えました。7月に大阪で開催された「保育博ウエスト2024」に続いて、11月21・22日の二日間に渡って東京で開催された「保育博2024― 保育・教育ビジネス&サービスフェア―」では、202社もの企業・団体が出展しました。

一度にこれだけの保育関連サービスやグッズを見ることができる展示会が他に無いこともあり、今回の来場者数は3,801名と、過去最多を記録。会場を見回しても、さまざまな所で熱心に商品をチェックしたり、出展者に質問をしたりする来場者の姿が見られ、保育関係者が注目するイベントとして定着してきたことを感じました。
保育博2024の様子
今回は、ブースで展示されていたたくさんのサービスやグッズの中から、ほいくis編集部が独自の視点でピックアップしたものをご紹介します。それではスタート!

>>「保育博2014」HP

みんなが笑顔になれるアレルギーフリー行動食「FREEats」

アレルギーフリー行動食「FREEats」
園外活動の際の子どもたちの楽しみと言えば、お弁当やおやつの時間ですよね。しかし、食物アレルギーがある子どもは、みんなと同じおやつが食べられない場面もあります。「一緒に遊んだ友だち全員が安心して食べられるおやつがあれば、遊びの喜びはもっと広がるはず」。そんな思いから生まれたのが、アレルギーフリーの行動食「FREEats(フリーツ)」です。

米粉クッキーとようかんのラインナップで、味はそれぞれ2種類の計4種類。28品目のアレルゲンを使用せず、原材料選びにこだわった身体に優しい行動食です。非常食としても長期保存可能であることから、「フェーズフリー」認証(※)を受けた商品です。
アレルギーフリー行動食「FREEats」
中でも子どもたちに一番人気は「さつまいもようかん」とのこと。試食してみると、さつまいもの素材本来のおいしさが感じられる自然豊かな味わいでした。

アレルギーを気にせず、もしもの時にも頼りになる、注目の商品です。

※一般社団法人フェーズフリー協会が実施する「商品やサービスが日常時も非常時も価値を持つこと」を認証する制度
株式会社グランデックス
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赤ちゃんの体幹を育てる「PUKY(プッキー)ファーストバイク」

PUKY(プッキー)ファーストバイク
ヨーロッパ有数の子ども用乗り物メーカー「ドイツ・PUKY(プッキー)社」が開発したデザイン・機能性・安全性の全てにこだわった乳幼児向けバイクが展示されていたのは、カルテットさんのブース。

さまざまな種類のバイクのラインナップがある中で、編集部は生後12ヵ月の赤ちゃんから使用できるという「ファーストバイク」に注目しました。歩行が始まったばかりの子でも安心して、楽しく乗りながら体幹・バランス感覚・筋力を育てることができるような工夫が施されています。

足腰がおぼつかなくても、サドルがしっかりとおしりを支え、前につんのめっても転倒しないように前方が盛り上がっているなど、十分に安全に配慮した設計になっています。
PUKY(プッキー)ヴッチ
ハンドルは、自然に腕が伸び、しっかり握ることで上腕の力が付くような作りで、現代の子どもたちが弱いと言われている上半身の筋力を補える配慮がされています。

子どもたちの健やかな成長を願ったこだわりの「ファーストバイク」。夢中でこのバイクに乗る子どもたちの姿が目に浮かびました。
有限会社カルテット
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子どもの置き去り防止を支援するアプリケーション「こっちこっち」

置き去り防止アプリケーション「こっちこっち」
優れた子育てIT商品、サービス、育児家電を表彰する「BabyTech® Awards 2024(保育ICT・保育中の事故防止部門)」で優秀賞を受賞した、話題の置き去り防止支援アプリケーション「こっちこっち」。サービスを展開するフォーカスシステムズさんのブースでお話を伺いました。

このシステムでは、園での散歩や園外活動時、園児の帽子や衣服に「BLEビーコン」という小型軽量の機器を装着します。そうすることで、保育者から一定距離以上離れたらスマートフォンやスマートウォッチにアラート通知が届き、園児の置き去りを防げるとのことです。
置き去り防止アプリケーション「こっちこっち」のビーコンを入れるカラー帽子のポケット
実際に導入されている園からは、このアプリケーションを使うことで子どもたちの人数確認はもちろんのこと、遊んでいる時の状況も目視だけではなく、ダブルチェックができることが利点という声もあるそうです。

園外保育の置き去り防止対策をすることで、子どもを通わせている保護者や、これから子どもを預けようと検討している保護者への安心感にも繋がることが期待できますね。
株式会社フォーカスシステムズ
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まもなく日本初上陸!安全に使える「テープカッター」

安全に使える「テープカッター」
算数を専門的教具で学習する新しい概念の学習プログラムを展開するPlay-FACTOさん。そこで見付けたのが、新たな商品として日本で今後売り出して行きたい一押しの商品という「テープカッター」です。カラフルな6色展開で、サイズも用途に合わせて大中小で選べます。とにかくかわいいのも魅力的でした。

テープを引き出し、そのまま下に押し込むとポッチの部分がスライドし、きれいにテープを切ってくれます。
Play-FACTOの教材
工作に欠かせない道具の一つであるセロハンテープ。しかし、テープを切る部分が鋭くなっているため、園では子どもに使わせるのが不安といった悩みもありました。このテープカッターはそんな不安を解消してくれます。安全に楽しく工作を楽しむために一押しの商品とのこと。日本での発売が楽しみですね!
Play-FACTO
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除菌作業の負担を大幅に軽減「マルチ除菌機 和みの館」

マルチ除菌機 和みの館
ヴィアックスさんのブースでひときわ目立っていたのが、企画・開発協力し、利用者の使いやすさを追求した除菌ボックス「マルチ除菌機 和みの館」。これまでは図書館や高齢者施設、病院などでの設置実績が多くありましたが、コロナ禍以降は保育施設での利用が格段に増えてきたとのことです。

こちらの除菌ボックスは、紫外線照射からわずか60秒で雑菌をしっかりと除菌できます。子どもたちのおもちゃだけでなく絵本まで対応可能。またそれ以外にも保育者が共有する書籍類はもちろん、鍵やファイル、文房具、郵便物、マスク・日用品などまで幅広い用途で利用できることが魅力です。
マルチ除菌機 巧みの館
子どもたちにとって安心・安全な保育環境を整えるためのおもちゃの消毒作業は、保育者の大切な仕事です。こうした、素早く確実にできるマルチ除菌機を導入することで、保育者の負担がかなり軽減されるのではないかと思いました。
株式会社ヴィアックス
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保育環境にもっと木育を「ひのきのたまごプール」

東京おもちゃ美術館に展示されていた木のボールプール
さまざまな木製おもちゃの展示で注目を集めていた東京おもちゃ美術館さんのブース。その中で編集部が特に気になったのが、この「ひのきのたまごプール」です。木製プールに国産のひのきで作られたたまごがたっぷり。子どもも大人もワクワクする遊び場になっていました。

実際に足を入れてみると、たまご型ならではの独特な感触で、足がもぐる感じがなんとも心地良かったです。ひのきの香りに包まれ、まるで木の温泉に入っているようでした!
東京おもちゃ美術館のブース
ブースでは、国産の木、そして日本のおもちゃ作家さんが作るということにこだわった「作る」「遊ぶ」ことの素晴らしさや、木の心地よさを体感できるおもちゃの数々が展示されていました。

幼少期から木のぬくもりや安心感を全身で味わうことが、子どもたちの中に豊かな心を育てていくということがよく分かりました。東京おもちゃ美術館さんが取り組んでいるさまざまな「木育」活動に今後も注目です。
東京おもちゃ美術館に展示されていた木のおもちゃ
東京おもちゃ美術館
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砂場のお悩みを解決する「SunaPao」

屋外型室内砂場「SunaPao」の模型
近年の夏場の気温上昇や衛生面の観点から、子どもたちが園外で砂遊びを思いっきり楽しむ機会が少なくなっていることに悩みを抱える保育者も多いのではないでしょうか。ルミカさんが提案する、保育園や幼稚園、複合施設などで簡単に設置できる屋外型室内砂場「SunaPao」がまさにその悩みの解消に繋がるかもしれません。

動物のフンや雨水などの汚れなどによる外的汚染や、夏の暑さ、梅雨時期などの天候に左右されず遊べる「SunaPao」は、大きな扉窓により、子どもたちをしっかりと見守れるデザインが特長。衛生面だけでなく、安心・安全に十分配慮して設計されています。
屋外型室内砂場「SunaPao」の説明ボード
気になる施工については、完成品がそのまま届けられるので組み立て作業がなく、届いたその日から使用が可能とのことです。

子どもの可能性を引き出す最高の遊び場である「砂場」。今の保育施設の環境に合わせて、どのように取り入れていくかを改めて考える機会となりました。
株式会社ルミカ
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熱中すれば自ら育つ!「テクノロマン鉄棒/安田式遊具」

テクノロマン鉄棒/安田式遊具
大人もワクワクするようなカラフルな遊具の数々が目を引いたエールさんのブース。その中で注目したのが、この「テクノロマン鉄棒」です。最近の子どもたちは、筋力の低下により鉄棒に苦手意識が高いとのこと。その視点から独自に開発されたのが、この商品です。

安定感抜群の移動式設計で、足元にゴムがついているため、天候や気分によって戸外、園内など遊ぶ場所を自由に選べます。シャフトが長いので大人が補助しやすく、1本に対して子ども2~4人で楽しむこともできます。園に設置する際は、丁寧に使い方のレクチャーをしてもらえるとのこと。保育者も子どもたちも、継続して安全に楽しく使うことができるのも魅力ですね。
テクノロマン鉄棒/安田式遊具
鉄棒ほど好き嫌い・得意不得意がはっきり分かれる遊びはないかもしれません。だからこそ「鉄棒遊びをもっと楽しく、幅広く!」という取り組みに共感させられました。子どもたちが運動遊びを好きになる理由が、これらの遊具にはたくさん詰まっていると感じました。
エール株式会社
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自分だけの特別な空間を作って遊ぶ「クムタス」

シャオールの「クムタス」
カラフルでバラエティに富んだおもちゃの展示が目を引いたシャオールさんのブース。その中で一際目立っていたのが、この「クムタス」。「グッドデザインしずおか(※)」にも選ばれた注目のおもちゃです。

種類は全部で4つ。パーツは異なる多角形をベースに「葉っぱ」「ゆき」など、自然のモチーフからデザインされ、最適な硬さのEVA素材(硬質スポンジ)で、高く組み立てて崩れても安全に遊べます。

敢えて説明書を付けないところはこだわりの一つ。子どもたちの、自分なりに考え、想像し、工夫をして遊びを発展させる能力を伸ばしたいという願いが込められています。
シャオールの展示ブース
並べてマットにしたり、ドーム型にして秘密基地にしたり。また、対象年齢が3歳以上とのことで、友だちと作り方を相談したり協力して作ったりと、遊びの中でコミュニケーションも生まれていきます。夢中で遊ぶ子どもたちの姿が目に浮かびますね。

※静岡県が主催する、県内で生み出されたデザインの優れた「モノ」や「コト」を選定・顕彰する賞
株式会社シャオール
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衝撃吸収性と遮熱性を兼ね備えたヒット商品「ほっと安心帽」

リードの「ほっと安心帽」
色とりどりの可愛い帽子たちが展示されていたのが、リードさんのブース。この「ほっと安心帽・カラー帽」は、一見するとよくある園児用のカラー帽子に見えますが、実は優れた衝撃吸収性と遮熱性を兼ね備えているとのこと。生産が追い付かないほどのヒット商品なんだそうです。

秘密は「発泡ポリエチレン」という、軽量で衝撃吸収性に優れた素材。これが花びら形のインナーとして帽子の中に収められていて、頭頂部も含めた頭全体を守ります。持ってみると、普通のカラー帽子と変わらないくらい軽くて、子どもたちもストレス無く使えそうだと感じました。
「ほっと安心帽」のインナー素材
衝撃吸収性能については、一般的な防災頭巾よりも高いことが国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の試験によって証明されているとのこと。外遊びでは、保育者がどれだけ目を配っていても、不意の転倒や衝突は避けられないもの。万一の時に子どもたちのケガを防いでくれるのは安心ですよね。

また、遮熱効果も高いインナー素材と通気性を確保する立体設計、UVカット加工が施された生地の組み合わせにより日射対策も万全。保育者だけでなく、保護者に対しても安心・安全を提供できる商品だと感じました。
株式会社リード
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保育に関するさまざまな情報が収集できる貴重な場

保育博2024で開催されたセミナーの様子
保育博の会場では展示ブースの他にも、さまざまなセミナーが開催されていて、1日回るだけで、保育に関するさまざまな情報を収集することができる貴重な場になっていると感じました。園の運営をしている方、保育の知識を増やしたい方、新しい商品・サービスを楽しみながら見てみたいという方は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

既に2025年のスケジュールも発表されています。気になる方はチェックしてみてください。次回はどんなサービスやグッズが見られるのか、今から楽しみですね。
【今後の開催予定】
保育博ウエスト2025: 2025 年7 月16 日(水)-17 日(木)/ マイドームおおさか
保育博2025:2025 年11 月20 日(木)-21 日(金)/ 東京都立産業貿易センター 浜松町館
https://hoikuhaku.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja.html
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橋田 美幸(はしだ みゆき)

この記事を書いた人

橋田 美幸(はしだ みゆき)

フリーランス保育士/リズム運動講師/ メンタル心理カウンセラー
保育士歴17年。全国各地の 保育施設で乳幼児の発達要求にこたえるリズム運動の普及に尽力。
また保育士、子育て中の親御さんのメンタルケアも目的とした相談サービス『ヨリドコロ』の運営も行う。日々の活動を投稿しているインスタグラムは、フォロワー1万人超えで注目を集める。
リズム運動と相談業を柱に、たくさんの子どもたちと、関わる大人の『共育ち』を応援していく。

<Instagram>
https://www.instagram.com/mochi.hsp/?hl=ja

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