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【2月の製作】4歳児向け製作アイデア|節分やバレンタイン、ペンギンなどおすすめ10選

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【2月の製作】4歳児向け製作アイデア
4歳児の2月の製作は、年長クラスへの進級への見通しを立て、節分やバレンタイン製作を考えてる先生も多いのではないでしょうか。他にもペンギンや雪だるまを、身近な素材を使って作れる2月ならではの製作も紹介しています。製作に悩んだときの参考にしてくださいね。

4歳児と一緒に行う2月の製作

寒い冬から春へと少しずつ準備がはじまり立春をむかえる2月ですが、まだまだ寒い日が続きます。2月は節分の行事で豆まきを行ったり、バレンタインで周りの大切な方へ感謝の気持ちを伝えたりと、子どもたちにとってワクワクするイベントが盛りだくさんですね。進級へ向けて少しずつ園での生活習慣や声かけなど、準備を始めていく園も多いのではないでしょうか。急な環境の変化に不安にならないように2月頃から、少しずつ準備をしていきましょう。 

2月の4歳児の発達 

寒い冬の季節への好奇心が高まり、冬ならではの遊びや発見を楽しみます。ハサミやのりをスムーズに使えるようになり製作活動の幅も広がっていきますね。自分の思いや考えを表現しながら、友達との関わりを楽しむ中で、少しずつ社会性や協調性を身につけていく時期です。また、年長クラスへの進級に向けて、ルールのある遊びを少しずつ理解して楽しめるようになるのもこの時期ならではの特徴です。 

4歳児クラスの2月の製作のねらい

  • ハサミやのりの使い方に慣れて、表現を自由に楽しみながら製作活動に取り組む 
  • 身近な素材を使って、自分のイメージをふくらませながら製作することを楽しむ 
  • 先生の製作説明を聞き、分からない部分は自分から友だちや先生に聞こうとする 
  • 毛糸などの季節感を感じられるものに触れながら、製作を楽しみ達成感と自信を感じる 
  • 製作を通して子どもたち同士のコミュニケーションを深める 
それでは、実際にどんな製作を行うのか、ヒントになる動画とともにご紹介していきます。 

①紙コップでつくるペンギン 

寒い地域に住むペンギン。冬ということでペンギンをモチーフにした製作を行うのはいかがでしょうか。ペンギンの手は紙コップの左右を均等に切ることで、調和がとれた形になります。均等に切れるように下書きをしてから切るのがおすすめです。ハサミの正しい持ち方や使い方を確認して制作を楽しんでいきましょう。

用意するもの 

  • 紙コップ 
  • マジック 
  • ハサミ 

作り方のポイント 

難易度(★★☆☆☆) 

紙コップの手の部分をカーブにハサミで切り、手の形を作ったら折り上げて立体感を出していきましょう。ペンを使ってペンギンの表情を描いて完成です。紙コップに表情を描く作業が難しい場合には、丸シールなどで表情を表現するのもよいと思います。さらに、ペンギンを並べたり重ねたりして、ペンギンタワー遊びを楽しんでみるのもおすすめです。集中力や想像力が身につきますよ。 
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②ペンギンおりがみ 

こちらもペンギンをモチーフにした製作です。おりがみの折り目を丁寧に折っていきましょう。ペンギンの表情は子どもたちにペンで描いてもらうことで、個性あふれるかわいいペンギンが完成しますよ。

用意するもの 

  • おりがみ 
  • 丸シール 
  • 油性ペン(黄色、桃色、白色) 

作り方のポイント 

難易度(★★★☆☆) 

折り方はシンプルなため、4歳児も楽しんで折ることができます。角を少し折った後に、裏返して折りますが、おりがみの向きを変えるときは、子どもたちがわかるようにゆっくりと説明してあげましょう。ペンギンが完成したら、空き箱を使ってペンギンの家を作って遊んだり、模造紙や画用紙に貼って壁面として楽しんだりすることもできますよ。手先を使う作業が多いため、脳の発達にも良い刺激になりそうですね。 

③壁面向けおりがみを使ったペンギン製作 


こちらは製作の力がついてきた4歳児さんにぜひチャレンジしてほしい作品です。雪の結晶をハサミでカットする時は、事前に雪の結晶の周りを子どもたちにクレヨンでなぞってもらい、縁取りの上を切ると曲線を切る練習にもなりおすすめですよ。 

用意するもの 

  • おりがみ 
  • クレヨン 
  •  画用紙  
  • のり 

作り方のポイント 

難易度(★★★★☆) 

ペンギンの折り方はシンプルなため、4歳児の子どもにぴったりです。くちばし部分も指先を意識して折れるように言葉かけをしていきましょう。さらに、ちぎったおりがみで南極の世界を表現したら完成です。おりがみの色は、好きな色を選んでもらうことで、製作意欲につながります。完成したペンギンの壁面や空き箱を使ったペンギン相撲などで遊ぶのも盛り上がるかもしれませんよ。 

④紙皿1枚で作る雪だるま 


紙皿を上手に使った雪だるまの作り方をご紹介します。動画ではカッターで切っていますが、保育者が切り込みを用意しておけば、紙皿に丸く線にそってハサミでカットしやすいです。マフラーの色を何色か準備しておくと、選択する楽しみができ、制作意欲が高まりますよ。

用意するもの 

  • 紙皿 
  • ハサミ 
  • フェルト(マフラー) 
  • ペン 
  • 画用紙 
  • キラキラシール(飾り付け) 

作り方のポイント 

難易度(★★★☆☆) 

身近な素材を使った制作はさまざまなアイディアにめぐり逢えますよね。一枚の紙皿の中心をハサミで丸く切っていきますが、雪だるまのつながる部分は最後まで切らずに、少し残すよう注意しながら切っていきましょう。切った紙皿を上向きにひっくり返して、雪だるまの形にしていきますよ。

好きな色のフェルトで、マフラーを作ることでオリジナル感が出るためおすすめです。室内の飾りとして楽しんだり、雪だるまの胴体に写真を飾ったりするとかわいい写真立てにもなりますよ。 

⑤​乳酸菌飲料のカップを使った雪だるま 


見た目に温かさを感じる毛糸をつかった製作はいかがでしょう。毛糸の巻きはじめ部分がわかるように、しっかりと固定し剥がれないようにしましょう。アクリル素材の毛糸はお子さんも扱いやすくおすすめです。 

用意するもの 

  • 乳酸菌飲料容器 
  • 両面テープ 
  • 毛糸 
  • リボン 
  • 丸シールやビーズ(目) 
  • ボタン 

作り方のポイント 

難易度(★★★☆☆) 

冬といえば、毛糸を使った製作はぬくもりも感じられますよね。毛糸の製作は、冬ならではの素材を肌で感じられることも魅力です。毛糸を均等に巻いていく作業は、細かな手の動きが楽しめるようになる4歳児の子どもたちにおすすめです。目や洋服を丸シールやリボンなどを使い装飾しオリジナル雪だるまの完成です。作った雪だるまを転がして遊んだり、おままごとで車やトラックに乗せて運んだりするのも楽しそうですね。 

⑥折り紙を使った切り絵の雪だるま 


地域にもよりますが2月は一番降雪量が多い季節です。そんな雪をテーマにした製作に挑戦してみてはいかがでしょうか。雪だるまの​​体部分は、おりがみを折って切り込み線をペンで下書きしてから切ることで、ハサミで切る場所がわかりやすくなりますよ。 

用意するもの 

  • おりがみ(雪だるま) 
  • コンパス 
  • はさみ 
  • 画用紙(白色、オレンジ) 
  • えんぴつ 
  • クレヨン 
​​体部分は、おりがみを折って切り込み線をペンで下書きしてから切ることで、ハサミで切る場所がわかりやすくなりますよ。 

作り方のポイント 

難易度(★★★★☆) 

切り絵は紙を開いたときにどんな模様が出来上がるか何よりもワクワクする瞬間ですよね。ハサミを使って自由にイメージした形に、紙を直線や曲線にハサミで切ることは、4歳児のお子さんにぴったりの活動です。

雪だるまの表情を自分なりに考えながら、バランスを考え書くことで、イメージを具体化する力が身につきます。切り方によって模様の出方が変わるので多彩な切り方で雪だるま作りを楽しんでみてくださいね。 

​⑦節分で牛乳パックを使った鬼の豆入れ 


節分におすすめの牛乳パックを使った製作をご紹介します。牛乳パックは強度があり切る時に一定の力が必要になるため、事前に先生が土台のみ準備しておくことをおすすめします。

用意するもの 

  • 牛乳パック 
  • 画用紙(黄色、青色、赤色) 
  • クレヨン 
  • ヒモ(麻ヒモやリボン) 
  • 両面テープ 
  • ハサミ 
牛乳パックは強度があり切る時に一定の力が必要になるため、事前に先生が土台のみ準備しておくことをおすすめします。 

作り方のポイント 

難易度(★★★☆☆) 

身近な素材である牛乳パックを使った製作は、子どもたちが親しみのある素材に触れることで、新しい発見やイメージが生まれます。鬼の色画用紙は数色用意することで、子どもたちも、自分の鬼の豆入れを作る意欲につながり、充実感を感じられるかもしれません。鬼のパンツの模様はどんな柄にするか子どもたちのイメージを表現できるよう見守っていきましょう。お散歩バッグや小物入れとして使うと、さらに思い入れがあるものになりますね。 

⑧デカルコマニーで作る鬼のお面 


デカルコマニーの技法を使ったお面作りはいかがでしょうか。思わぬ色の展開に子どもたちが大はしゃぎする姿が目に浮かびます。好きな絵の具の色を画用紙の片面に垂らしていきましょう。画用紙を折ってから絵の具を上から伸ばし、開くと自然な模様が完成します。

用意するもの 

  • 絵の具 
  • 画用紙 
  • クレヨン 
  • 毛糸(鬼の髪の毛部分) 
  • 輪ゴム(お面用のゴム) 

作り方のポイント 

難易度(★★★☆☆) 

デカルコマニーの技法を使い、絵の具遊びの製作を楽しむことで、想像力が養われ絵の具の自然な形に喜びや驚き、発見を感じることができます。絵の具を垂らすときには、絵の具の量と絵の具を伸ばす時間に注意していきましょう。デカルコマニーで、完成した自然な模様を見て、どんな鬼かをイメージすることが楽しめるのもこの製作のポイントです。鬼のお面を被って、鬼ごっこや影遊びなどもおすすめです。 

⑨毛糸のもこもこハートカード製作 


バレンタイン行事を取り入れるならおすすめしたい製作です。画用紙をハートに切ったらボンドを塗って、切った毛糸を貼り付けふわふわになるようにボリュームを出すことで、立体感が出ておすすめです。 

用意するもの 

  • 画用紙
  • 毛糸(極太) 
  • 接着剤 
  • ハサミ 

作り方のポイント 

難易度(★★★☆☆) 

バレンタイン製作は、どんなものを作るのかワクワクしますよね。ハートの形に切る作業が難しい場合は、下書きをしてから線の上を切るとハートの形に切りやすくなりますよ。

毛糸のハートの周りにクレヨンでイラストやメッセージを書くとさらに華やかになりそうです。星やまるに形を変化させて作ることで、毛糸の貼り方にも変化が出てとても楽しめます。残った毛糸で、毛糸のボールやポンポンを作って遊ぶのも、寒い冬ならではの素材に触れる経験ができ盛り上がること間違いなしです。 

⑩おりがみで作るハートのしおり


バレンタインといえばハートモチーフの製作もおすすめです。裏返してハートの形に形成していく部分は、ゆっくりと見本を見せながら折っていくと、子どもたちが折り方を理解しやすいです。

用意するもの 

  • おりがみ 
  • シールやマスキングテープ(装飾) 
  • カラーペン 

作り方のポイント 

難易度(★★★★☆) 

 手先が器用に使えるようになる4歳児のお子さんにぴったりの、バレンタインおりがみの製作です。ハートのしおりはクリップのように挟んで使用ができるため、しっかりと折り丈夫に作っていきましょう。

メッセージを書いたり、キラキラシールやマスキングテープなどを貼って装飾したりすると、世界に一つだけのしおりが完成です。ハートのしおりをマグネットや室内飾りにするのもおすすめですよ。大切な人に感謝を伝えるバレンタインに作ってみてくださいね。 

冬の季節を満喫した製作を楽しもう 

元気いっぱいな4歳児の子どもたちにぴったりな製作を紹介しました。4歳児の2月は年長クラスへの進級を控え活動の幅もグッと広がる時期です。子どもたちが楽しみにしている行事が多く、製作活動の準備にも自然と気合いが入りますよね。

また、子どもたちの興味や関心も大きく広がる時期のため手先を使った活動や身近な素材を使った活動などを取り入れ、製作の時間を通して「楽しい。できた。」という小さな経験をたくさん積み重ねてあげてくださいね。 

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ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

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