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買って良かった絵本は?保育者が選ぶおすすめの絵本【アンケート調査】

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保育士が選ぶ買ってよかった絵本
保育士をしていると、「この絵本は手元に置いておきたい!」と感じる絵本がいくつかあるのではないでしょうか。子どもの反応が良いと、何回も読みたくなりますよね。今回は、ほいくisのアンケートで保育者の皆さんにお聞きした、おすすめの絵本を紹介します。

保育者おすすめの絵本

アンケートでは、保育者の皆さんが「買って良かった」と感じている絵本を教えていただきました。絵本のあらすじや保育現場での活用方法とともに紹介していきます。保育者の声は頂いたアンケート回答をそのまま掲載しています。

だるまさんシリーズ

絵本「だるまさん」シリーズの書影
だるまさんが
作者:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社/2008年

あらすじ

真っ赤なだるまさんが「だ・る・ま・さ・ん・が」の言葉に合わせて身体を左右に揺らします。ページをめくると、「どてっ」と転んでしまいました。再び「だ・る・ま・さ・ん・が」と揺れた後は? だるまさんのさまざまな表情や動きが楽しい絵本です。

保育現場での活用方法

だるまさんの表情を見ているだけでも楽しい絵本ですが、だるまさんと一緒に身体を動かしてみてはいかがでしょうか。座っている場合は、首を左右に動かすだけでも良いですね。

お座りが安定していれば、腰から揺れてみるのもおすすめです。だるまさんの動きや表情をみんなで真似してみましょう。

ばけばけばけばけ ばけたくんシリーズ

絵本「ばけばけばけばけ ばけたくん」の書影
ばけばけばけばけ ばけたくん
作者:岩田 明子
出版社:大日本図書

あらすじ

オバケの「ばけたくん」がぺろぺろキャンディーを口に入れると、キャンディーみたいな体に変身!次にいちごを食べるとどうなる? 食べたものに合わせて変身していくばけたくんの姿が楽しい絵本です。

保育現場での活用方法

さまざまな食べ物が美味しそうに描かれているので、食事の前に読んでみましょう。子どもたちの食べる意欲につながりそうですね。給食やおやつを見せながら「ばけたくんが食べたら、どんな風になるのかなぁ?」とイメージを膨らませてみても良いでしょう。

保育者の声
20代保育士
回答者

絵本のばけたくんシリーズを購入し、季節の行事などで、変身させて遊ばせてもらった(43歳/女性)

パンどろぼうシリーズ

絵本「パンどろぼう」シリーズの書影
パンどろぼう
作者:柴田 ケイコ
出版社:KADOKAWA

あらすじ

パンを身にまとうパンどろぼう。パンのふりをしながら町のパン屋に忍び込み、美味しそうなパンを盗み出します。後半にはどろぼうの正体が明らかに。パンどろぼうの表情が楽しい絵本です。

保育現場での活用方法

みんなで大笑いしたい時に読みたい絵本です。登場人物のゲッソリした表情が子どもたちの笑いを誘います。朝の集まりなどで読むと、元気な1日が始められそうですね。

わらべうたでひろがるあかちゃん絵本シリーズ 

絵本「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」の書影

わらべうたでひろがるあかちゃん絵本
作者:こが ようこ 構成・文/降矢 なな 絵
出版社:童心社

あらすじ

七輪の上におせんべいが7枚置かれています。「おせんべ やけたかな」とわらべうたを歌っていると、おせんべいが1枚焼けました。1枚、また1枚とおせんべいが焼けていく様子が心温まる絵本です。

保育現場での活用方法

おせんべいを1枚1枚指差しするのにぴったりな絵本です。赤ちゃんと一緒に「おせんべ やけたかな」と唱えながら、指差しを楽しみましょう。「次はどのおせんべいが焼けるかな?」とやりとりを楽しむのもおすすめです。

保育者の声

20代保育士
回答者

0,1歳児はもちろんのこと、2歳児クラスでも活用できた。0歳児はリズムに乗ってわらべうたに親しむ、1歳児は指差しをして「これ!」と一緒におせんべいを選ぶ、2歳児は一緒に歌ったりおせんべいが裏返った際の表情を真似するなど、クラスによっても様々な楽しみ方があり、やりとりが増えた。(29歳/女性)

ノラネコぐんだんシリーズ

絵本「ノラネコぐんだん」シリーズの書影
ノラネコぐんだん パンこうじょう
作者:工藤 ノリコ
出版社:白泉社

あらすじ

8匹のノラネコ軍団は、美味しそうなパンに心奪われています。ワンワンちゃんのパン工場に忍び込み、パンを作ってみようと大奮闘。ノラネコ軍団がはちゃめちゃな大騒動を起こす物語。最後にはちゃんといたずらを反省する姿が微笑ましい絵本です。

保育現場での活用方法

ノラネコぐんだんのシリーズには、食べ物屋さんがたくさん出てきます。絵本を参考にごっこ遊びの環境を作れば、「ノラネコぐんだんごっこ」が流行りそうですね。クッキングに取り入れて、食育に繋げても良いでしょう。

保育者の声

40代保育士
回答者

2歳児クラスの担任ですが、子どもたちが大ウケで、読んでー!とリクエストされます。(41歳/女性)

11ぴきのねこシリーズ

絵本「11ぴきのねこ」の書影
11ぴきのねこ
作者:馬場 のぼる
出版社:こぐま社

あらすじ

とらねこ大将率いる11匹ののらねこたちは、お腹がぺこぺこです。湖に大きな魚がいることを教えてもらい、出かけていきます。捕まえた大魚をたらふく食べることはできるのか!?ねこたちの試行錯誤が楽しい物語です。

保育現場での活用方法

11ぴきのねこシリーズは、登場人物が多く、会話のやりとりがおもしろいので、劇遊びに使うのがおすすめです。
ストーリーの大枠を残しながら、子どもたちがセリフを考えても良いでしょう。

保育者の声

20代保育士
回答者

発表会のもとにした「11ぴきのねこ ふくろのなか」をはじめ、子ども達が大好き絵本の一つになりました。(39歳/女性)

わお!

絵本「わお!」の書影
わお!
作者:Sassy/DADWAY(監修)La ZOO(著・イラスト)
出版社:KADOKAWA

あらすじ

かえるさんの頭に、雨がポツポツ。しかけ部分を指で回すと、雨粒の色がカラフルに変化します。赤ちゃんのガラガラに指を引っかければ、クルクルと回転しますよ。次はどんなしかけが待っているのかな? 指で動かしながら変化を楽しむ赤ちゃん絵本です。

保育現場での活用方法

保育者が動かして見せることで、子どもたちはすぐに興味を示すでしょう。赤ちゃんは保育者と一緒に、1〜2歳児は自分で動かして、じっくりとイラストの変化を味わいたいですね。指先を使って遊ぶことで、脳も刺激されます。

保育者の声

20代保育士
回答者

指先を使った仕掛けが多くあり、0歳児には特に刺激になるようだった。元々Sassyシリーズが好きでよく読み聞かせをしたり子どもの手の届く絵本棚に置いてあったのも良かったのかもしれない。(29歳/女性)

ふみきりくん

絵本「ふみきりくん」の書影

ふみきりくん
作者:えのもと えつこ(文)/蒲田 歩(絵)
出版社:福音館書店

あらすじ

駅のそばに立っているふみきりくん。電車が来ると、赤い目玉をピカピカさせて「かんかんかん」と音を鳴らします。一日に何回も遮断機を下ろして、みんなの安全を守ります。朝から晩まで働くふみきりくんを応援したくなる絵本です。

保育現場での活用方法

園の近くに踏切がある場合は、お散歩の前に読んでみてはいかがでしょうか。普段何気なく見ている踏切に親しみを持つことができます。「かんかんかんってなってる時は、止まって待つんだよね」とルールの確認を行うのもおすすめです。

保育者の声

40代保育士
回答者

電車やふみきりが好きな子どもがおり、絵本を見せたらとても興味を持って絵本の読み聞かせを聞いてくれていたりするようになった(23歳/女性)

みーせーて

絵本「みーせーて」の書影
みーせーて
作者:スギヤマ カナヨ
出版社:アリス館

あらすじ

合わせた両手の中には、チリチリンといい音の物が入っているようです。「みーせーて」とお願いすると、「いーいーよ」と手を開いて見せてくれました。手の中に入っていたのはなぁに? 次はどんなものが出てくるのか、楽しみな絵本です。

保育現場での活用方法

絵本の真似をして、子どもたちが興味を持ちそうな物を手の中に隠します。「みーせーて」「いーいーよ」のやりとりを重ねながら、「何が入っているんだろう」といったワクワク感を楽しみましょう。

保育者の声

20代保育士
回答者

両手の中にいろいろなものを隠し持っているのを「みせて」と声をかけながら読み進めるので、友達との関わりも学べます。最後には、自分の手形を使ったワークショップアイデアも載っているので、小学校低学年ぐらいまで楽しめる絵本です。(35歳/女性)

かぜ びゅんびゅん

絵本「かぜ びゅんびゅん」の書影
かぜ びゅんびゅん
作者:新井 洋行
出版社:童心社

あらすじ

風が優しく吹いてきて、風船をふわわ〜っと飛ばします。びゅるるーんと元気な風は、風車を力強く回します。普段は姿が見えない風が、目に見えたらどんな感じだろう? 風が身近に感じられる絵本です。

保育現場での活用方法

風がある日にはこの絵本を読んで、子どもたちと一緒に風を感じてみましょう。揺れる草木や流れる雲を見ながら、「かぜさん、びゅんびゅんって飛んでいったね」とイメージを共有することができます。

保育者の声

20代保育士
回答者

小さい子どもに人気でした。簡単な言葉ですが、色々な風を表現できました。(47歳/女性)

あらしのよるに

絵本「あらしのよるに」の書影

あらしのよるに
作者:きむら ゆういち(作)/あべ  弘士(絵)
出版社:講談社

あらすじ

嵐の夜に、小屋の中でヤギのメイとオオカミのガブが出会います。「食べる生き物」と「食べられる生き物」の関係ですが、小屋の中は真っ暗だし、風邪をひいているため相手の匂いもわかりません。相手が誰だかわからないまま会話を交わし、2匹の間には友情が芽生えていきます。

保育現場での活用方法

年長児を対象に、読み聞かせを行うと良いでしょう。イメージを膨らませながら、物語の世界を楽しむことができます。本を読み終えた後も、2匹の気持ちや友だちの大切さについて、子どもたちで意見を出し合うのもおもしろいですね。

保育者の口コミ

40代保育士
回答者

友情の大切さが感じることができる、とても心温まる絵本でした!(52歳/女性)



絵本で子どもの力を育もう

日々の保育の中で、絵本を楽しみながら、子どもたちの想像力やコミュニケーション能力などを育んでいきたいですね。保育実習の参考にもなりそうですね。保育に役立つ一冊を探している方は、アンケート結果を参考にしてみてください。
 
<アンケート調査について>
調査期間:2024年12月1日~31日/調査方法:ほいくisでアンケートを実施/調査対象:ほいくisメンバー(会員)/有効回答数:1問目「2024年、保育に使うもので買ってよかった!と思うものを教えてください(フリーアンサー)」492件、2問目「今後、保育に使うもので購入を予定しているもの、購入したいと思っているものの名前、またその理由を教えてください。(フリーアンサー)」421件
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佐野 きこ(さの きこ)

この記事を書いた人

佐野 きこ(さの きこ)

現役保育士。
現在は子どもだけでなく、保育士や保護者など、子どもに関わる人をサポートする仕事がメイン。子どもも保護者も保育士も、みんなが笑顔になれる保育を目指している。
座右の銘は「保育士は、保育のプロである」
保育の専門家として、わかりやすく保育を語れるよう奮闘中。
家庭では、2人の息子のお母さん。

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