5月の3歳児の製作
木々の新緑がまぶしい5月、ゴールデンウィークが明けて、本格的にクラスが始動していく時期に入りますね。こどもの日の行事、母の日、遠足、外遊びなど子どもたちが楽しみにしていることが待っていますね。最近は母の日を「ファミリーデー」と呼び大切な家族へ向け感謝の気持ちを伝えることを目標にして設けている園も多くなりました。製作を通して子どもたちに、感謝の気持ちを相手に伝える経験や伝統行事を知る大切さを知ってくれたら嬉しいですね。
5月の3歳児の発達
入園進級して1カ月がたち、園生活にも慣れてきた子どもたち。ゴールデンウィークが明け不安や緊張を感じやすかったり、落ち着きがなかったりという姿がみられるかもしれません。焦らず少しずつ日常生活に戻っていけるよう、余裕を持った声掛けや準備をしていきましょう。また、好きな遊びや好きなことが増え周りの世界に興味や関心が広がってくる時期です。自分の気持ちを言葉で伝えてくるのもこの時期からになります。子どもたちがリラックスして過ごせるよう、安心できる環境を整え、気持ちを受け止めながら前向きな声掛けで関わっていきましょう。
3歳児クラスの5月の製作のねらい
3歳児クラスの5月の製作のねらいとしては、以下のものがあげられるでしょう。- 季節の行事を知り製作を楽しむ
- 長期休み明けで疲れも出やすいため個々の体調に留意する
- 戸外活動などを積極的に取り入れリラックスした環境で過ごす
ここからは3歳児向けの5月の製作を紹介します。
①紙皿を使ったこいのぼり
こいのぼりが完成したら、ゆらゆらと揺らして遊ぶと楽しいです。うろこ部分を工夫することでオリジナルのこいのぼりが作れそうですね。
用意するもの
- 紙皿
- 丸シール(うろこ・めだま)
- マスキングテープ
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)こいのぼりの土台となる紙皿を半分に折り、頭としっぽをハサミで切って調節していきましょう。下書きの線を事前に書いておくと切りやすいかもしれませんね。切り口部分は、キラキラテープを貼り装飾します。半分に切った丸シールをうろこに見立てて両面に貼っていきましょう。
子どもたちが自分で貼って出来上がるうろこの模様や向きがポイントですよ。めだまを貼って完成です。こいのぼりを写真やイラストで見せてから製作に入ることで、子どもたちもイメージして作りやすくなりますよ。
②ファミリーデーに作るオリジナルフォトフレーム
お気に入りの写真を添えて、オリジナルフォトフレームをプレゼントしてみませんか。作り方もシンプルなため3歳児の子どもたちも家族の顔を思い浮かべながら楽しんで作ることができますよ。壁掛けにしたり、棚の上に飾ったり飾り方もさまざまです。
用意するもの
- 好きな柄の折り紙
- 写真サイズに合わせて切ったダンボール(背面)
- フレームになるダンボール(表面)
- のり
- お気に入りの写真
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)ダンボールで切った写真フレームにのりを塗り、ちぎった折り紙を貼っていきましょう。隙間が出ないように貼っていくのがポイントですよ。折り紙の形の違いや大きさの違いを楽しむこともできますね。貼り終わったら裏返して、フレーム部分に両面テープを貼りましょう。お気に入りの写真を両面テープに貼り合わせて完成です。
キラキラシールを貼ったり、似顔絵などのイラストを描いてポイントで貼るのも喜ばれそうですね。リボンをつけて飾ると壁掛け写真にして飾ることもできますよ。
③春のそら豆
春から初夏に向けて旬を迎える、そら豆の製作を紹介します。そら豆とさやを画用紙の色に分けて作っていくことで、季節感を感じながら作っていくことができます。
用意するもの
- 画用紙(緑色、黄緑色)
- のり
- はさみ
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)画用紙にそら豆とさやを下書きし線の上をなぞるように切って事前に準備しておきましょう。のりで、さやとそら豆を台紙に貼り合わせます。子どもたちには、パーツの位置や向きなどがわかるように1つずつ丁寧に説明していくのがポイントです。目や口などの表情をクレヨンや丸シールで表現して描きましょう。
5月の春らしい季節を感じる草花を書くのもすてきですね。そら豆の絵本を読んだり、実際にさやむき体験を取り入れてから、製作活動に入るのもおすすめです。
④こどもの日のかぶと製作
作って楽しい、かぶって楽しいかぶと製作です。画用紙を2枚重ねて折るのがポイントですよ。折れ線に対して、しっかりと全体にアイロンをかけることで形が安定したかぶが作れます。
用意するもの
- 同色の画用紙2枚
- 違う色の画用紙1枚
- セロハンテープ
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)同じ色の画用紙2枚を重ねて半分に折りましょう。折り線の中心に合わせて重ねながら三角に折り、良くアイロンをかけてくださいね。下のひらひら部分を1枚だけ三角の下線に合わせ上に折り合げます。準備した別の色画用紙を縦に半分ハサミで切ってかぶとの飾りを作りましょう。
片方の画用紙を使い、半分に折ってV字に画用紙の中心を半分ずらすように作っていきましょう。先ほど作ったかぶとの土台に、V字に折った画用紙を中心に合わせテープで固定し完成です。あたまにかぶるときは優しく開きます。
⑤画用紙で作る輪っかあおむし
ニョロニョロと動くあおむしを、画用紙で輪っかを作り作っていきましょう。机の上に置いて遊ぶと本物そっくりの動きが魅力的ですよ。帯状の紙の端っこにのりをぬって輪っかをつなげる作業は楽しくて集中して取り組めます。
用意するもの
- 色画用紙
- のり
- モール
- ポンポン
- ハサミ
- セロハンテープ
- 両面テープ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)3色の画用紙を2枚ずつ帯状に切って準備しましょう。のりを端っこにぬり輪っかにしてリング状に形成し交互につなげるように作っていきます。丸く切ったあおむしの顔の画用紙にカラーペンを使い目、口を描いて表情を描いていきますよ。触覚は、モールを短めに切って先端にポンポンをつけて作ります。
顔の裏からセロハンテープでモールを貼り合わせたら、胴体に顔を両面テープで固定し完成です。画用紙の色の組み合わせを変えて作ることでカラフルなあおむしを作ることもできます。
⑥遠足にぴったりお弁当作り
5月の遠足を楽しみにしている子どもたちも多いと思います。遠足のワクワク感をさらに盛り上げる製作を紹介します。子どもたちはどんな具材が好きか聞きながら作ってみてくださいね。
用意するもの
- 折り紙
- 毛糸(オレンジ)
- 空き箱(お弁当箱)
- のり
- ハサミ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)遠足に持っていくお弁当の中身はどんなのが好きですか? タコさんウィンナー、ナポリタン、玉子焼き、おにぎりなどを想像する子どもたちも多いのではないでしょうか。おにぎりはキッチンペーパーで三角の形を作りセロハンテープでとめたら黒い折り紙を巻いて完成です。
ナポリタンは、オレンジの毛糸をパスタに見立てて切り、折り紙でピーマンやにんじんを切ってトッピングしていきます。タコさんウィンナーはボリュームが出るように折り紙を筒状に重ねて巻くのがポイントですよ。
卵焼きも黄色い折り紙と、ギザギザダンボールを重ね合わせて巻いていくと本物みたいでおいしそうですね。みんなでお弁当の歌を歌ったり、絵本を読んだりして楽しく作ってみてくださいね。
発見いっぱい、5月の自然と行事を楽しもう!
3歳児の5月におすすめの製作6選を紹介しました。さわやかな5月の風に強くたくましく育ってほしいと願いを込めてこいのぼりが空をおよぐ姿は春の5月の風物詩でもあります。5月はこどもの日、ファミリーデー、遠足など思い出に残る行事がたくさんあります。製作を通して、5月の自然や行事に興味が持てるようにしていきましょう。また、外遊びでは5月の草花や昆虫観察、5月に旬を迎えるそら豆、スナップエンドウ、イチゴなどにも触れながら食への興味関心もも高めていきたいですね。
□■この記事を読んだあなたにおすすめ■□












