4歳児と一緒に行う5月の製作
園庭に風に揺られながら大きなこいのぼりが空を泳ぐ姿がみられる5月。子どもたちも、こいのぼりを見上げて嬉しそうに声を上げる姿がみられるかもしれませんね。気温の変化が大きく体調を崩しやすかったり、感染症の病気がはやりやすい時期でもあります。一方で園庭の草かげや石ころの下をのぞくとダンゴムシを発見したり、草花を観察したり、元気に外で体を動かしさまざまな発見ができるのも4歳児の5月ならではの特徴です。子どもたちと一緒に新しい発見を共有し楽しんでいきましょう。
5月の4歳児の発達
ゴールデンウィークが明け、入園進級から1カ月がたち、園の生活リズムにも少しずつ慣れてくる頃ですね。食事、排せつ、着替えなど自分の身の回りのことは自分からするようになってきます。テーブル拭きやお箸やコップを配ったり簡単なお手伝いをしたがる子もいるかもしれませんね。遊びではルールがある遊び、フルーツバスケットや椅子取りゲームなどをお友だちと楽しもうとする姿が見られるようにもなってきます。夏に向けて夏野菜のきゅうり、ミニトマト、ピーマン、ナスなど植え野菜を育てる経験を通し食べ物の大切さや食への興味が高まるきっかけになるかもしれませんよ。
4歳児クラスの5月の製作のねらい
- 連休明けで生活リズムを整えながら安心した環境で過ごす
- ルールのある遊びを楽しみながら友だちと過ごす
- こいのぼりの由来や飾られている意味を知り日本の文化に親しむ
- こいのぼり、母の日、などの季節の製作を楽しみ、感謝の気持ちを伝える
夏に向けてのワクワク感と5月ならではの季節感を感じられる製作を取り入れていきましょう。ここからは4歳児向けの5月の製作を紹介します。
①ハートのメッセージカード
マーブル模様が特徴的なハートのメッセージカードを添えて、ファミリーデーにおうちの方にありがとうの気持ちを伝えてみるのはいかがでしょうか。最近では、「母の日」「父の日」を「ファミリーデー」と呼び、さまざまな家族の在り方を考慮しおうちの人に感謝する日とする園も多いみたいですね。
用意するもの
- 色画用紙(台紙、ハートの台紙、うさぎ、ハート)
- 透明な袋(チャック付きの食品用保存袋でもOK)
- 絵の具
- クレヨン
- レースペーパー
- 油性ペン
- 両面テープ
- のり
- ハサミ
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)母の日にピッタリなメッセージカードです。動画はバレンタイン向けにとありますが、ウサギのマークのところにお子さんの顔写真を貼るなどしてもオリジナルのカードが出来そうですね。
②こどもの日牛乳パックで作れるこいのぼり
ぴょんぴょん跳ねる牛乳パックで作るこいのぼり。牛乳パックで作るため強度もしっかりしていますよ。どのくらい跳ねるかみんなで勝負してみるのも楽しいかもしれませんね。
用意するもの
- 牛乳パック
- 色画用紙
- カラーペン
- 両面テープ
- ハサミ
- のり
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)作って楽しい遊んで楽しいこいのぼりの製作を紹介します。牛乳パックを半分に切って周りに画用紙を貼っていきましょう。切り口の両側の面を内側に折り込みます。画用紙で事前に作った目、鼻、口、ウロコのパーツをのりで貼り合わせていきますよ。
パーツを貼り合わせるときは、1パーツずつ子どもたちに声をかけながら順番に進めていくのがおすすめです。カラーペンを使ってウロコを描いたりするとオリジナル感が高まりそうですね。
完成したら切り口部分を上から下に押して遊びを楽しんでくださいね。製作前にはこいのぼりの歌や絵本を読み意味や由来を伝える時間を取ることで、より作るものの意味を知りながら取り組めるかもしれませんね。
③トイレットペーパー芯で作るミツバチ
5月20日は「世界ミツバチの日」です。ミツバチは花から花へと花粉を運び植物が実をつける大切なお手伝いをしてくれます。製作を通してミツバチをより深く知ることができますよ。
用意するもの
- 画用紙
- おりがみ
- トイレットペーパー芯
- ペン
- のり
- ハサミ
- モール
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)ミツバチの胴体は、トイレットペーパー芯に黄色い画用紙を巻き、のりで貼り合わせていきましょう。ミツバチの模様をトイレットペーパー芯の3分の1下部分に、画用紙を細長く切り横に模様を描いていきましょう。顔は画用紙を丸く切り、モールで触角を取り付け表情を描いたらミツバチの顔の完成です。
ミツバチの羽根は模様を描いたり、スポンジスタンプしたり子ども達の成長に合わせて取り入れていくのがポイントです。顔と羽根を胴体に貼り合わせ完成です。自然界でのミツバチの大切さやどんな役割をしているのか写真を使い伝えていくことでさらに分かりやすくなるかもしれませんね。
④母の日に手作りペン立て
ファミリーデーや母の日のプレゼントにペン立ては温かみが感じられて喜ばれそうですね。プレゼントで受け取ってもらった後も実用的に使えるのもポイントです。世界に一つだけのオリジナルプレゼントを作ってみましょう。
用意するもの
- 牛乳パック
- 色画用紙
- カラーペン
- セロハンテープ
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)ファミリーデー、母の日の贈り物に手作りの温かさが伝わるペン立てを紹介します。牛乳パックをペンを立てられる大きさ半分より少し下を切っていきましょう。牛乳パックに画用紙を巻いて、おり筋をつけ牛乳パックの大きさに画用紙を切っていきましょう。セロハンテープで画用紙を牛乳パックに貼り合わせ、画用紙の角に切り込みを入れ中に折り込んで完成です!
プレゼント用に子どもたちは似顔絵を描いたり、イラストを描いてオリジナルのペン立てを作ってくださいね!大切な人へ感謝を伝える絵本を読んだりするのも良いかもしれませんね。
⑤こどもの日おりがみで作るかぶと
子どもの成長と健康を願って、こどもの日に飾られるかぶとを製作で作ってみませんか。手先を使って、おりがみで折ってみましょう。
用意するもの
- おりがみ
- 画用紙
- クレヨン
- カラーペン
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)おりがみを三角に2回折り、一度開いたら中心線に合わせ左右を折り上げましょう。続いて下半分を角に向かって左右同じように折り下げるように折ります。折り下げた部分を上向きに方向を変え、2つの先端を左右斜め少し上に折り上げ、かぶとのツノを作ります。下半分を1枚めくり半分ほど上に折り上げます。余った幅部分も少し折り上げ、折り筋にしっかり線を付けていきましょう。
最後に下の余った紙を中に入れ完成です。完成したかぶとを台紙に貼り合わせましょう。顔や手足、洋服をお好みで描いてオリジナルかぶとを完成させましょう。実際に園に飾られているかぶとを見せたり、意味や由来を伝えることで、より製作が深まると思います。
⑥シンプルな編み込みこいのぼり
カラフルな編み込みこいのぼりを紹介します。手先の使い方と集中力が高まり、世界に一つだけのオリジナルこいのぼりが完成しますよ。
用意するもの
- 色画用紙
- ハサミ
- ペン
- 定規
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)先生の方で、事前に画用紙を3等分に切り、こいのぼりの形を作り編み込み用の切り込みを均等に入れ準備しましょう。子どもたちには準備したこいのぼりを配り丸シールやペンで目を描いてもらいましょう。
編み込み用の帯を準備したら、好きな色を選び1枚目は「上、下、上、下」と交互にゆっくり編み込んでいきましょう。2枚目は隣と互い違いになるよう「下、上、下、上」の順番で編んでいきます。同様の編み込みを繰り返し行い完成です。
製作前に編み込みした完成品を見せたり、編み込みの仕方を丁寧に教え、子どもたちが具体的にイメージしやすいように工夫するのも良いと思います。
⑦遠足のお弁当
5月は気候も穏やかな日が多いため、遠足を予定している園も多いのではないでしょうか。遠足に持っていくお弁当を子どもたちとイメージしながら作ってみると、さらに行事が楽しめそうですね。
用意するもの
- 空き箱(お弁当箱)
- 画用紙
- おりがみ
- ティッシュ
- 毛糸
- ハサミ
- フェルト
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)遠足に持っていくお弁当はどんなのが良いか考えるとわくわくしませんか。やきそば弁当を作る時は、毛糸を焼きそばに見立て切って、画用紙でキャベツやニンジンを見立てて切って完成です。おにぎり弁当のメインのおにぎりはティッシュをクシャクシャにして中に入れるように膨らみを出しながら画用紙で包みます。
おにぎりの具材はカラーペンなどで塗るのもおすすめです。エビフライやトマトもおにぎりの作り方と同様に作っていきますが、大きさを変えて作るのもポイントです。オレンジ色や黄色のフェルトでスパゲッティや大人気の卵焼きも作りましょう。子どもたちの想像力を生かしておいしそうなお弁当を作ってみてくださいね。
手作りで気持ちを伝えよう、5月の製作!
5月におすすめの製作7選を紹介しました。こいのぼりやファミリーデー、母の日の製作を通して、季節や日本の文化を感じながら製作に取り組んでみましょう。4歳児の子どもたちは手先が少しずつ器用になりハサミやのり、ボタン掛けなどが上手になります。また、自分でやってみたいという意欲や自信が高まってくる時期です。情緒面では、お友達との関わりの中で相手の思いを知ったり、相手が嬉しいと感じたりすることを理解していきます。
5月の行事を通して大切な人へ感謝の気持ちを伝える経験やさまざまな感情を体験することも子どもたちの成長の中ではとっても大切かもしれませんね。
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