夏至とは

冬至との違い
冬至(とうじ)は、夏至とは反対に、北半球において太陽の位置が最も低くなり、一年で一番昼の時間が短く、夜の時間が長い日のこと。本格的な冬の寒さが始まる時期とされています。夏至と同じく日にちは決まっておらず、例年12月21日頃です。夏至の日付はどうして毎年変わる?
夏至は例年6月21日頃ですが、年によって日付が変わります。なぜなら地球は約一年かけて太陽の周りを回っていますが、ぴったり一年ではないからです。正確には365. 2564日かけて公転しており暦とズレが生じるため、夏至の日付は年によって変化するのです。前回、6月21日以外になったのは、2019年の6月22日でした。次に6月21日以外になるのは、2056年で、この年は6月20日が夏至となります。
夏至の風習や行事食

日本の夏至の風習としては、三重県伊勢市にある二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の夏至祭りが有名です。早朝、夫婦岩の間から昇る朝日を拝み、身を清めます。
夏至には、冬瓜(とうがん)を食べる風習があります。水分を多く含む冬瓜は夏バテ防止にぴったりの野菜です。
また関東地方では小麦餅、関西地方ではタコ、愛知では無花果田楽(いちじくでんがく)、奈良では半夏生餅(はんげしょうもち)、香川ではうどんなど、夏至に食べられる物は地域によっても異なります。
子どもたちへの伝え方

夏至の仕組みや意味を子どもたちに伝える際の例文を紹介します。
【子どもへの伝え方の例】
- 一年で一番お日さまが出ている時間が長い日だよ
- 太陽がお空のてっぺんを通るよ
- 明るい時間が長いからたくさんお外で遊ぼうね
- これからどんどんお外が暑くなるよ
- 太陽が高くなるから影がとっても短くなるよ
おすすめの活動アイデア(クイズ)

①太陽が出ている時間が長いのは?
A:春
B:夏
C:冬
答え:Bの「夏」が正解
【プラスで伝えたいこと】
地球は少し傾いているため、春夏秋冬の季節の変化があります。北半球が太陽に近くなる夏は、日本では太陽が出ている時間が長く、気温が高くなります。
②夏至の日はどうして昼の時間が長くなるの?
A:太陽が高い位置にあるから
B:太陽が低い位置にあるから
C:雲が少ないから
答え:Aの「太陽が高い位置にあるから」が正解
【プラスで伝えたいこと】
夏至は、太陽の位置が最も高くなるため、昼の時間が長くなります。反対に、冬至は太陽の位置が最も低くなり、昼の時間が短くなります。
③夏至に食べられるものはどれ?
A:タコ
B:イカ
C:アサリ
答え:Aの「タコ」が正解
【プラスで伝えたいこと】
夏至の時期はちょうど田植えの季節にあたります。植えた苗がタコの足のように八方に根付きますようにと豊作を願って食べられるようになったそうです。
子どもたちが夏至に興味をもてるよう、ぜひクイズを活用してみてくださいね!
製作アイデアまたは絵本

ここからは、夏至にちなんだ製作アイデアと絵本を紹介します。夏至を感じて楽しめるよう、ぜひ保育に取り入れてみてくださいね。
夏にぴったり!うちわ製作
折り紙をじゃばら折りして作るうちわは、果物をモチーフにした夏らしいデザインも相まって夏至の時期の製作にぴったり。涼むために使うほか、壁面に飾ってもかわいいですよ。
日の入りが遅い夏至の時期は、夏祭りや夕涼み会といったイベントが開催される園も多いかもしれません。ぜひ手作りうちわで楽しんでくださいね。
絵本『たいようまつり』

『たいようまつり』
作:風木一人
絵:西村敏雄
出版社:イースト・プレス
山や海などあちこちから太陽が集まり、歌ったり踊ったりおしくらまんじゅうをしたり陽気なお祭りが行われるお話。自由な発想で描かれる楽しい太陽たちの世界に、こちらも何だか楽しい気分になってきます。
一年で最も太陽を身近に感じる夏至の時期に、ぜひ読んでみたい絵本ですね。
夏至に親しみを感じられるよう伝えていこう
夏至の知識や保育に取り入れたい活動の例を紹介しました。夏至の仕組みや日付が決まっていない理由、伝統的な風習・行事食など、大人でも意外と知らないことが多かったかもしれませんね。今年、2025年の夏至は、6月21日です。子どもたちが夏至について理解を深め、親しみをもてるよう、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。【関連記事】















