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【対象年齢あり】時計の製作・手作りアイデア動画まとめ|保育園で使えるねらい付き

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時計の製作アイデア|保育園で作りやすい対象年齢付き
6月10日は「時の記念日」ですね。時計への興味を広げたり、時間を守る大切さを伝えたりと、時の記念日にちなんだ活動を保育に取り入れたい保育士の方もいるでしょう。今回は、時計の製作アイデアを年齢別でご紹介します。時計の製作における保育のねらいもあわせて解説しています。保育計画を立てるときの参考にしてみてくださいね。 

時計の製作のねらい

時計の製作では、年齢によってねらいが大きく異なります。 

乳児クラスは、時計や数の理解がまだまだ難しい年齢です。まずは、時計というものに少しでも興味が持てたらそれで充分。まずは時計の製作を体験できたらOKです。 

時計は幼児クラスになるとしっかり認識できるようになるでしょう。「時の記念日」の由来や時間を守る大切さなど、時計について考えるきっかけが持てるようなねらいにできるといいですね。 

乳児クラス:時計の製作における保育のねらい 

  • 時計の製作を体験する(0歳児/1歳児) 
  • 時計の製作に取り組む(2歳児) 

幼児クラス:時計の製作における保育のねらい 

  • 時計に興味を持ち、製作に取り組む(3歳児) 
  • 時間の大切さを知り、時計の製作を楽しむ(4歳児) 
  • 時の記念日の由来を知り、時間を守る大切さについて考える(5歳児) 
  • 工夫して時計製作に取り組み、友だちと認め合う(4歳児/5歳児) 


時計の製作の導入ポイント 

子どもたちが時計のイメージを膨らませてから製作できるよう、実物の時計を見せましょう。保育室の時計を保育士が手に持ち見せる、アナログ時計のおもちゃを1人ひとり触る、といった経験をすることでスムーズに取り組める子が増えます。 

乳児クラスは「とけいのうた」で楽しい雰囲気を味わうのもおすすめです。時計の針を表現した振り付けで、保育士が歌う姿をみて子どもの興味を惹きつけます。 

3歳児以上には「時の記念日」ができた由来や、時間を守る大切さをわかりやすく伝えると理解できます。時間や時計にまつわる紙芝居や絵本の読み聞かせも、興味を惹きつけられますよ。「おおきなのっぽのふるどけい」を歌うのも、時計に親しめますね。 
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【対象年齢付き】時計の製作アイデア 

ここでは、時計の製作アイデアをご紹介します。おすすめの対象年齢が書いてあるので、保育の参考にしてみてくださいね。 

デカルコマニーで時計製作 

 

対象年齢 

0歳児/1歳児/2歳児 

乳児クラスは、時計盤部分をデカルコマニーでとびきり楽しく個性たっぷりの時計を作ってみましょう。画用紙や紙皿を準備して、子どもと一緒に絵の具をつけて半分に折ります。乾いたら、保育士が数字や針を貼ってもいいですね。2歳児は、簡単なパーツならのりで貼れる子もいますよ。 

手作りポンポンスタンプで時計盤を飾ろう 

対象年齢 

0歳児/1歳児/2歳児 

手作りポンポンスタンプで、カラフルな時計盤にしてみませんか?いろんな形や色を知り、自分で好きなスタンプを選びながらオリジナルの製作ができます。時計盤の部分は子どもがスタンプをして、後から数字や針を保育士が付け足すといいでしょう。色が混ざっても子どもらしさがあり素敵な作品になりますね。 

紙コップでつくる腕時計 

対象年齢

3歳児/4歳児/5歳児 

子どもが作り、自分で身に付けられる腕時計もおすすめです。紙コップを着るのは固いため3歳児4歳児はあらかじめ切った物をジンビするといいですね。数字部分はシールでもかわいらしく仕上がります。好きな色やシールで装飾して、自分だけのオリジナル腕時計製作を楽しめますよ。 

紙皿とモールでつくるオリジナル時計 

 

対象年齢 

4歳児/5歳児 

目覚まし時計をモチーフにした時計製作は、おしゃれでかわいい仕上がりになります。時計の中心に顔を描くと、個性がより引き立ちますよ。紙皿の上部分に穴開けパンチで穴を開け、紐を通して壁掛けスタイルにするのもおすすめです。好きな色で時計を装飾し、オリジナル時計をつくってみてくださいね。 

時計製作で興味を広げ時間の大切さを知ろう 

時の記念日は、時間を守る大切さを子どもたちに伝えましょう。時計の製作をきっかけに、子どもが時計や時間に興味を広げるきっかけになるといいですね。毎日身近にある時計。保育士の皆さんも改めて時間について考え、子どもたちと一緒に楽しい製作の時間を過ごしてくださいね。  

 
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工藤 りぃ(くどう りぃ)

この記事を書いた人

工藤 りぃ(くどう りぃ)

元幼稚園教諭・保育士のママ。
幼稚園児と小学生の子育てに奮闘しながら、フリーランスwebライターとして活動中。
保育の経験を活かし、教育から子育て情報など幅広く執筆。
我が子の発達に悩み、もっと知識を深めたくて児童発達支援士の資格を取得。
子どもが「楽しい!」を全力で味わっている姿が大好きです!

<Instagram>
https://www.instagram.com/rii_hkd
<活動履歴>
https://lit.link/kudourii

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