6月の3歳児の製作
6月は、時の記念日、虫歯予防デー、食育月間、プール開きなどの行事を考えている園も多いのではないでしょうか。また外遊びでは雨の日が多いとされる梅雨ならではのカッパを着たり傘をさしたりして、いつもとは違う外の世界を楽しめます。かたつむり、カエル、あじさいなど6月ならではの虫や草花との新たな触れ合いにも子どもたちはワクワクしているでしょう。雨のにおい、雨でぬれた土のにおいを五感で感じながら、製作を楽しんでください。
6月の3歳児の発達
生活のリズムがつき見通しが少しずつ持てるようになってくる3歳の6月。自己主張が強くなり自分のやりたいことや手伝って欲しいことなどを自分で大人へ伝えてくるようになります。おうちでの家族の姿や園での先生の姿を見てまねをしてごっこ遊びを始めたり、「外行くから帽子かぶってね」と言葉やしぐさをまねしたりする姿が見られるようになってくるのもこの時期です。手先が器用に使えるようになってきたらはさみの練習を取り入れていくのもおすすめです。3歳は個人差が大きい年齢です。あせらず個々の成長を見ながらはさみの活動を取り入れていきましょう。
3歳児クラスの6月の製作のねらい
3歳児クラスの6月の製作のねらいとしては、以下のものがあげられるでしょう。- 梅雨ならではの季節の発見を楽しむ
- 個々のペースに合わせてはさみやのりの使い方を練習する
- 友だちや先生との関わりを楽しむ
- 季節の変わり目のため体調の変化に注意していく
- 簡単なお手伝いをまねしてやろうとする
ここからは3歳児向けの6月の製作を紹介します。
①ふわふわ、ぐるぐるかたつむり
傘ぶくろとスズランテープが大変身。いろんな色のスズランテープを入れると殻がカラフルになり、かわいい立体かたつむりが完成します。
用意するもの
- 傘ぶくろ
- スズランテープ
- はさみ
- 両面テープ
- 丸シール
- カラーペン
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)スズランテープを10本切って丸め、傘袋の中に入れて殻の部分を作っていきましょう。スズランテープは色を3種類くらい準備することで、カラフルな殻が完成します。隙間を作らないようにスズランテープを入れていくのがポイントになります。最後に傘ぶくろの口を固くしばります。
傘ぶくろの外側に両面テープを貼り、両面テープに傘袋を巻きながら張り合わせるように作っていきましょう。空気を抜きながら作っていくのがポイントですよ。最後に丸シールで作った目を貼り、完成です。殻部分にシールやカラーペンで模様を描いてオリジナルのかたつむりを作るのもおすすめです。
②のりやはさみで、楽しいあじさい作り
のりやはさみの練習をする3歳の子どもたちにピッタリな製作です。季節を感じながら梅雨のあじさいを、あじわってくださいね。
用意するもの
- 画用紙
- おりがみ
- のり
- はさみ
- クレヨン
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)明るめのクレヨン4色ほどを準備します。4分の1に切った画用紙全面にクレヨンで色を塗っていきましょう。偶然できる模様や形など新たな発見が見つかるかもしれませんね。色を塗った画用紙をはさみを使い切っていきます。切った紙を事前に準備したあじさいの形に切った画用紙にのりで貼り合わせていきましょう。
最後におりがみをジグザグに折り葉っぱを作り貼り合わせたら完成です。クレヨンを塗った画用紙を切るときははさみが難しい場合は成長に合わせて、手でちぎっても製作に深みが出て楽しいですよ。
③白い半紙のてるてる坊主
てるてる坊主の淡くにじむカラーペンの色から梅雨が感じられます。世界に一つのオリジナルてるてる坊主で梅雨の時期を楽しんでいきましょう。
用意するもの
- 半紙
- モール
- ティッシュ
- カラーペン
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)ティッシュペーパー3枚ほどを丸め、てるてる坊主の顔を作りましょう。半紙をクシャクシャにしあとをつけると立体感がでます。半紙を半分に切り、丸めたティッシュペーパーを包み形を整え、モールでとめたら土台の完成です。水性ペンで半紙に模様を描き、水で濡らした筆でペンの上をなぞり色をにじませると色の変化を楽しめますよ。
ペンやシールで目や口を描いたら完成です。半紙の大きさを変えることで、お母さんやお父さんのてるてる坊主も作れます。てるてる坊主を作ると次の日にどんな良いことがあるかも製作前に伝えてあげると良いでしょう。
④自分だけの紙皿傘作り
紙皿がカラフルな傘に大変身。立体的なかわいいミニ傘を作ってお部屋に飾り、梅雨を楽しんでいきましょう。キラキラモールを使ってもかわいくなります。
用意するもの
- 紙皿
- 鉛筆
- はさみ
- カラーペン
- モール
- セロテープ
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)事前に鉛筆で紙皿に8等分の折り目線を描いた紙皿を準備しましょう。真ん中を半分に切っていきます。折り目に沿って全体を四角すいにして形を作っていきます。全体を一気に作るのではなく、線に沿ってまずは一カ所ずつ折り目を入れていくと作りやすくなりますよ。難しい場合はサポートしていきましょう。
裏からセロハンテープでとめて、形を固定します。モールを通し端をセロハンテープで固定し、持ち手を作ったら傘の土台の完成です。傘に模様を描いてオリジナル傘に仕上げましょう。製作前に梅雨が楽しくなるような絵本を読み、子どもたちにどんな傘をさしたいか質問するとワクワクが増えるかもしれませんね。
⑤音が出る紙コップカエル
カエルの歌をみんなで元気よく歌いながら、ストローを動かして遊んでみましょう。カエルの鳴き声が聞こえてきますよ。
用意するもの
- 紙コップ
- カエルの各パーツ
- 曲がるストロー
- カラーペン
- セロハンテープ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)カエルの各パーツは事前に準備しておくのがオススメです。胴体を中心として、のりを使い各パーツを貼り合わせていきます。1番大きなパーツから貼り合わせていくことで子どもたちがカエル全体のイメージがもちやすくなりますよ。紙コップの底の中心に穴を開け、曲がるストローの口を下に向けて穴にさしましょう。
ストローの曲がっていない方の口部分に完成したカエルを貼り合わせ完成です。ストローを上下に動かすと曲がるギザギザ部分がカエルの鳴き声みたいに音を鳴らしますよ。カエルの絵本を製作前に読んであげるのもオススメですよ。
⑥ジャバラ折りで作る傘と、てるてる坊主
ジャバラ折りがポイントの、傘とてるてる坊主の梅雨の製作を紹介します。傘の模様はカラーペンで自由に描くのもおすすめです。
用意するもの
- 曲がるストロー
- 円形に切った色画用紙
- はさみ
- 両面テープ
- 丸シール
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)円に切った色画用紙を半分に切っていきます。半円を3回折っていきましょう。折れ線を山折り谷折りし、全体を開いていきますよ。丸シールを好きな場所に貼り、傘に模様をつけます。両面テープを貼ったストローを、中心線に合わせるように貼ったらギザギザの持ち手部分を曲げて完成です!
ストローの長さ調整は先生の方で一緒にサポートしてもらうのがおすすめです。てるてる坊主を作りたいときは円に切った顔にペンで表情を描き、同様に作ったジャバラ折りにした色画用紙と貼り合わせ完成です。
⑦デカルコマニーで作る傘
用意するもの
- 色画用紙
- 絵の具
- 水
- 両面テープ
- ハサミ
- ペン
作り方のポイント
難易度(★★☆︎☆☆)デカルコマニーで個性豊かな傘を作りましょう。動画は秋の製作ですが、テーマを傘に変えると6月にも楽しめます。絵の具を数色縦鼻して、子どもたちに選んでもらうと満足感がアップしますよ。
⑧キッチンペーパーで作るてるてる坊主
用意するもの
- キッチンペーパー
- 水性ペン
- 霧吹き
- 透明のラッピング袋
- モール
- シール
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)キッチンペーパーに水性ペンで模様や線を描き、にじみ絵を作ります。じんわりペンがにじむ工程を子どもたちにじっくり観察してもらい、頼んでくださいね。にじみ絵ではない方法で製作するときは、キッチンペーパーを丸めて袋につめて真っ白なてるてる坊主を作り、シール等で装飾するのも可愛らしく仕上がります。
⑨折り紙で作るキラキラしずくモビール
用意するもの
- 画用紙
- 銀色の折り紙
- ハサミ
- ノリ
- 紐
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)画用紙とキラキラ折り紙で作るしずくのモビールです。3歳児は、保育者があらかじめしずくの形に画用紙と折り紙を切って準備します。のりで貼り合わせる工程を子どもたちに取り組んでもらいましょう。のりの塗り方を丁寧に伝えてから実践するのがおすすめです。
⑩ビー玉コロコロアートで作る雨や傘
用意するもの
画用紙ビー玉
絵の具
ハサミ
のり
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)絵の具をつけたビー玉を画用紙の上で転がし、線を描きます。しずくや傘の形に切って貼ると、6月にぴったりの製作になりますよ。ビー玉は2、3個使うと線が多くなり楽しみも増します。
ちょきちょきペタペタ、梅雨のキラキラ製作を作ろう
今回は、梅雨の時期を楽しく過ごせる製作10選を紹介しました。3歳の今の時期だからこそ取り入れる先生も多いはさみやのりを使った梅雨を楽しめる製作になっています。雨をイメージするような色のにじみ方を学べたり立体的な傘の製作などシンプルだけど梅雨を連想させる子どもたちが楽しめるたりする製作になっています。初めての道具の使い方を練習しながら、「できた」を積み重ねて、楽しい季節感を感じる製作に取り組んでいきましょう。
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