4歳児と一緒に行う6月の製作
夏の一歩手前の6月は、気温の変化が大きい時期です。園で常備しているお着替えの衣替えをするご家庭も多いと思います。衣服の調整なども1枚羽織れる薄手の上着を準備しておくと調整がしやすくなりますね。6月は春に苗を植えたじゃがいも掘り、蒸し暑い日は水遊び泥あそび、室内ではしりとりや伝言ゲームなど言葉を使って楽しむ遊びもできるようになってきます。
かたつむりやカエルなど外で見つける昆虫にも興味をもつ子どもも多く見られるかもしれません。梅雨の時期ならではの製作を通して、さまざまな発見が見つかりそうですね!
6月の4歳児の発達
お友だちの思いを感じ、コミュニケーションを楽しむ4歳児の子どもたち。お給食やおやつ、手洗いの時に順番が分かるようになり前のお友だちが終わるのを待つことができるようになります。6月は蒸し暑く雨の日が多くなりますが、季節のカエルやかたつむり、オタマジャクシなどを見つけ生き物との触れ合いも楽しむ姿が見られるかもしれませんね。
生活面でも暑さや寒さを感じると衣服の調整を自分でし、心地の良い格好を自分で調整し過ごす姿も見られるようになります。
4歳児クラスの6月の製作のねらい
- 季節の虫との触れ合い新たな発見をする
- 簡単な数を数えたり、大小の形の比較を楽しむ
- 言葉が増え、おしゃべりが上手になる
- 自分の気持ちを伝えてくる
ここからは4歳児向けの6月の製作を紹介します。
①ふんわり、優しいてるてる坊主
カラーペンの色の広がりがとっても梅雨らしいてるてる坊主です。明日晴れますように!と子どもたちと願いを込めて作ってみてくださいね。
用意するもの
- コーヒーフィルター
- 折り紙
- テープ
- のり
- ひも
- はさみ
- 霧吹き
- 水性ペン
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)コーヒーフィルターにカラーペンで模様やイラストを描いていきましょう。なるべく明るい色を数色使って描いていくのがおすすめです。
厚紙の上にコーヒーフィルターを置き、霧吹きで水を吹きかけて色をにじませていきます。厚紙で挟むように水気をとり乾燥させましょう。丸く切った画用紙に表情を描いてコーヒーフィルターに貼り合わせ、折り紙をリボンの形に切って、てるてる坊主に蝶ネクタイのように貼り合わせ完成です。
外遊びがたくさんできますようにと願いを込めて作ってみましょう。雨の日や晴れの日どんな遊びをしたいか話しながら作るのもワクワクが広がりますよ。
②傘の下で雨宿りするかたつむり
キラキラ折り紙を使って雨の雫を表現してオリジナルのかたつむりを作ってみましょう。かたつむりの甲羅もお好みで色を変えるのがおすすめですよ。
用意するもの
- 画用紙
- 折り紙
- のり
- はさみ
- カラーペン
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)事前に土台に傘部分の形を下書きした画用紙を子どもたちに配っていきましょう。はさみを使って、傘の下書き部分をなぞりながら形をくり抜くように切っていきましょう。
折り紙をちぎって、くり抜いていない反対側の画用紙の内側に雨のしずくをたてに貼っていきます。画用紙を折ったときにくり抜いた傘の窓からしずくが見えるように表現するのがポイントです。傘の持ち手と、かたつむりは画用紙を切って、下の画用紙に貼り合わせ表情を描いたら完成です。かたつむりの紙芝居を製作前に読むと興味が深まります。
③カラフル模様の傘作り
子どもたちの自由な感性で作る虹色のオリジナル模様の傘が梅雨の時期を彩ります。製作前には、かたつむり、てるてる坊主の歌などを歌って明るい雰囲気で始めていきましょう。
用意するもの
- 白画用紙
- 絵の具
- マスキングテープ
- のり
- クレヨン
- はさみ
- 型パンチ
- ローラー(絵の具用ローラーorお掃除用ローラー)
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)事前に白い画用紙に傘の形を下書きし準備していきましょう。傘の模様となる型を好きな形で子どもたちに作ってもらうのは想像力が膨らみます。傘に模様をつける型を貼りあわせ準備します。
貼り付けるときはマスキングテープを丸め、両面テープ代わりにして作ったものを使うのがおすすめです。最後に剥がすとき、あとが残りにくいですよ。
大きめに切ったクッキングシートを広げ、好きな絵の具4色程を横に線を書くように出し、ローラーをコロコロさせ傘全体に色を付けていきます。最後に型を優しく剥がし、土台の白画用紙に貼り合わせ仕上げに絵を描いたら完成です。
④世界に一つオリジナル腕時計
6月10日は「時の記念日」です。手作り腕時計を作って時間の大切さを伝えていきましょう。折り紙の色や柄を工夫することでオリジナルの腕時計が完成します。
用意するもの
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙(柄あり)
- のり
- はさみ
- カラーペン
- 白画用紙
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)「時の記念日」は日本で初めて時計が導入された日を記念する日です。トイレットペーパー芯を使ったベルト型時計を作って時間に親しんでみましょう。
トイレットペーパー芯を半分に切って、折り紙をのりで貼り合わせます。柄のある、折り紙を使うとオリジナル感が高まりますよ。折り紙は作るときに子どもたちに選んでもらいましょう。丸く切った画用紙に時計の文字盤を作り完成です。時間を大切にする話や、とけいの歌を歌ってから製作物を作ってみましょう。
⑤作って飾れる折り紙傘
折り紙で手先を動かしながら立体的な傘を作っていきましょう。雨の日のにおい、水たまりに反射する影、雨の音など雨の日にはどんな発見があるかを製作前に話すのもおすすめです。
用意するもの
- 折り紙
- 曲がるストロー(細めがおすすめ)
- はさみ
- セロハンテープ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)折り紙を2回半分に折っていきましょう。袋の部分をふくらますように三角にひろげたら反対側も三角にひろげていきましょう。三角形の折り目を袋の中心に合わせて開いていきます。反対側も同じように開いたら、残りの2カ所の三角形部分も同じように開いていきましょう。白い部分が見えるように折り整えたら、はさみで白い部分を切っていきましょう。
全体を開いたら傘の部分が完成です。先端部分をはさみで切って小さな穴を開けストローを通します。内側からセロハンテープで止めて固定したら完成です。作る前に大きな画用紙を使って作り方を説明するのもおすすめです。
⑥作って楽しいかたつむり
手で触るとユラユラゆれるかたつむりの姿がまるで歩いてるみたいです。表情を描いてオリジナルのかたつむりを作ってみてくださいね。
用意するもの
トイレットペーパー芯折り紙
はさみ
のり
カラーペン
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)
トイレットペーパー芯を縦に切って開きましょう。丸く切って折り紙を貼り合わせ半分に折り、かたつむりの土台を作っていきます。かたつむりの殻は丸く画用紙を切って、渦巻き模様の絵を描いていきます。目や触覚部分は事前に準備したパーツ同士をのりで貼り合わせ作っていきましょう。強度が高いとしっかり触覚が立つのでおすすめです。殻は折り紙の色を変えオリジナルで作っていきましょう。完成後に子どもたちが作ったかたつむりを並べ行列を作るとさらに楽しいかもしれませんよ。製作前には、かたつむりの特徴を伝えてから手遊びを楽しみ製作に入っていくのもおすすめです。
⑦画用紙とスズランテープで作るあじさい
用意するもの
- 画用紙
- スズランテープ
- ハサミ
- ボンドまたは両面テープ
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)スズランテープであじさいの花びらを表現した製作です。スズランテープをボンドで留めるのは大変というときは、両面テープを使うと簡単にできます。子どもたちにハサミを経験してほしい場合は、葉っぱであればあらかじめ切る線を描いておけばチャレンジできます。
⑧100均の材料で作るあじさい
用意するもの
- 新聞紙やチラシ
- 半紙
- シャボン液
- シャボン玉を吹く棒
- 画用紙
- ボンド
- ハサミ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)シャボン玉のように模様を描いたり、半紙や新聞紙をくしゃくしゃに丸めたりと、子どもの興味を惹きつける工程が盛りだくさんの製作です。工程が多いので、製作期間にゆとりをもって計画を立てるのがおすすめですよ。
⑨はじき絵で作る傘やあじさい
用意するもの
- 画用紙
- クレヨン
- 絵の具
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)白いクレヨンで模様を描き、薄めた絵の具を重ねて塗りはじき絵を楽しみます。6月にちなんで、傘やあじさい等を題材にすると季節感が出ますよ。クレヨンで描くときは、なるべく力を入れて濃く描くのが、絵の具をはじきやすくなるポイントです。
⑩画用紙で作る雨雲ガーランド
用意するもの
- 色画用紙(白、水色、青)
- ストロー
- 麻ひも(タコ糸でも可)
- 両面テープ
- セロハンテープ
- テグス
- ハサミ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)梅雨時期のお部屋飾りにぴったりな雨雲のガーランドです。しずくの形に画用紙に線を描いておき、子どもたちにハサミで切ってもらいましょう。糸にしずくや雲をテープで固定する工程は、絡まりやすいのでしっかり説明してしずくの個数を決めておくと成功しやすいです。
おもしろい!廃材で作る梅雨の製作
梅雨の時期だからこそ楽しめる6月のおすすめ製作10選を紹介しました。雨の多い時期だからこそ室内で楽しめる製作で満足感を感じられるものにしていきたいですよね。トイレットペーパーの芯や紙コップなど身近な廃材を使って五感を刺激し色の移り変わりも楽しんでいきましょう。じめじめした雨の日も、4歳の子どもたちの創造力でキラキラ輝く楽しい時間になりそうです。どんな製作が子どもたちの手から生まれるか楽しみですね。
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