わらべ歌とは?

わらべ歌とは、子どもたちが昔から歌い継いできた歌のこと。遊びや生活の中で伝わってきた歌なので、手遊び歌や数え歌など、動作と一緒に楽しむものが中心です。シンプルな旋律とリズムで子どもたちが覚えやすいのもわらべうたの特徴。口頭で伝えられてきたため作曲者はおらず、地域や年代によって歌詞やメロディー、遊び方が少しずつ異なります。
童謡との違いは?

わらべ歌と童謡の一番の違いは、作者がいるかどうかです。口承のわらべ歌はいつ誰が作ったのか明らかではありませんが、童謡は大人が子どものために作詞・作曲しています。またわらべ歌は手遊びなど動きを伴うものが多いですが、童謡は歌そのものがメインで動作は少ないというのも違いの一つです。
保育園でわらべ歌を取り入れるねらい
保育園でわらべ歌を取り入れるねらいには以下のものがあります。- ふれあい遊びを通して心の安定をはかる
- 歌に合わせて手指や体を動かすことを楽しむ
- 楽しく歌いながら言葉や数を覚える
- 昔ながらの伝承遊びに親しむ
おすすめのわらべ歌を年齢別に紹介
ここでは子どもたちにおすすめのわらべ歌を年齢別に紹介します。遊び方のアイデアも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。0~1歳児におすすめのわらべ歌
0〜1歳の子どもたちには、大人と一対一でゆったり触れ合えるわらべ歌がおすすめ。保育者さんの心地よい歌声とスキンシップに包まれることで、子どもたちは安心感を得られるでしょう。①おせんべやけたかな
【ねらい】
ゆったりとしたリズムを味わいながら触れ合いを楽しむ子どもと向かい合って座り、優しく手に触れながら歌う『おせんべやけたかな』。リズムの繰り返しが心地よく、乳児さんにおすすめのわらべ歌です。
②ちゅっちゅこっこ
【ねらい】
保育者と一緒に安心感をもって遊ぶ布を使って遊ぶ『ちゅっちゅっこっこ』は大人と一対一で遊ぶのにぴったりのわらべ歌。布はガーゼやオーガンジーなど柔らかいものがおすすめ。一人ひとりと向き合いながら、笑顔で楽しんでくださいね。
③いっぽんばしこちょこちょ
【ねらい】
身体のいろいろな場所に触れ合うことで感覚を養う
『いっぽんばしこちょこちょ』は、子どもの手のひらや腕を優しく触って遊ぶわらべ歌。最後のこちょこちょでは、大人も子どもも自然と顔がほころびます。足や背中など触れる部位をアレンジしても面白いですよ。
2~3歳児におすすめのわらべ歌
2~3歳児クラスでは、友だちと一緒に楽しめるわらべ歌を取り入れてみましょう。友だちと一緒に歌に合わせて手をつないだり体を動かしたりすることで、社会性の芽生えにも繋がっていきます。④おちゃをのみに
【ねらい】
歌に合わせて友だちと触れ合うことを楽しむ
友だちとの触れ合いを繰り返して楽しむ『おちゃをのみに』は、2~3歳児さんにぴったり。クラスの友だちと仲良くなるきっかけ作りとして、新学期にもおすすめの遊びです。
⑤なべなべそこぬけ
【ねらい】
体の使い方を知り、柔軟性を高める
『なべなべそこぬけ』は友達と一緒に身体を大きく動かして遊ぶわらべ歌。腕で作った輪っかをくぐる動きは、全身の柔軟性を促すでしょう。人数を増やして遊んでも楽しいですよ。
⑥ひらいたひらいた
【ねらい】
歌詞に合わせて体を動かし、表現する面白さを味わう
手や身体で花が咲く動きを表現する『ひらいたひらいた』。手で花を作って手遊びをしたり、お友達と手を繋いで輪になり、輪を広げたり小さくしたりして遊んだりと遊びのバリエーションも豊富です。
4~5歳児におすすめのわらべ歌
4〜5歳児さんには、数え歌やじゃんけん歌、集団遊びができるわらべ歌がぴったり。何度も繰り返し遊ぶことで、数を覚えたり社会性が身に着いたりと心身の発達にも繋がります。
⑦いちわのからす
【ねらい】
歌を楽しみながら数に親しむ「いちわのからすがカアカア」で始まる有名な数え歌『いちわのからす』。大繩飛びをする際に歌うなわとび歌としても人気です。歌を楽しみながら自然と数に親しむことができます。
⑧おちゃらかほい
【ねらい】
ルールを守り、友だち一緒に遊ぶことを楽しむ『おちゃらかほい』はじゃんけん遊びを楽しめるわらべ歌。友だちといかに息を合わせてテンポよく繰り返せるかがこの遊びの醍醐味です。勝ち・負け・あいこのポーズを子どもたちと一緒に考えてみるのも良いですね。
⑨はないちもんめ
【ねらい】
日本の伝承遊び。2チームに分かれ、相手のチームから友だちを引き抜いていきます。チーム内での協力が不可欠なのでコミュニケーション能力や協調性を育みます。大人数で遊べるため異年齢児での活動にもおすすめです。子どもたちと一緒にわらべ歌を楽しもう
歌いながら手や体を動かすことや、身近な人との触れ合いを楽しめるわらべ歌。子どもたちの心の安定や心身の発達にも寄与する魅力的な遊びです。0歳児クラスから取り入れることができるので、ぜひ子どもたちと一緒に楽しんでくださいね。【関連記事】













