4歳児と一緒に行う8月の製作
本格的な夏の到来ですね。子どもたちがプールで水に触れて体を動かしたり、どろんこ遊びや色水遊びを通して五感を刺激し、夏を全身で感じ大きく成長する姿を想像すると成長が楽しみです。夏まつり、プール、スイカ割り、昆虫探しなど行事や活動を通して、自然と触れ合いながら地域の方のつながりや日本の夏の文化を感じられる機会にもなると思います。また、カブトムシやクワガタ、セミ探しは子どもたちにとって宝物を探すような貴重な経験になります。ぜひ園でしかできない夏の経験をたくさん取り入れていきましょう。
8月の4歳児の発達
4歳児の8月は体力もつき体を活発に動かしたり、コミュニケーション能力の高まりも見られ、友だちに自分から遊ぼうと誘ったり、ときには困っている友だちがいれば声をかける姿が見られます。順番を守れるようになり、順番を守ろうとしない友だちに対し教える姿も見えてくるかもしれません。夏の行事を楽しみにしている姿も見られ、おみこしを担ぎながら元気な掛け声をあげたり、出店遊びのお店番をやったり積極的に参加し楽しむ姿もみられるようになります。
4歳児クラスの8月の製作のねらい
園庭で見つけた虫の名前に興味を示す姿が見られ先生に虫の名前を尋ねたり、自分から興味ややりたいと思うことが広がってくる姿もみられます。「やってみたい」「知りたい」と思う気持ちを大切にしながら探究心を深めていきましょう。- 植物に水をあげたり、生き物のお世話をする姿が見られる。
- 興味を持ったことに積極的にチャレンジする
- 身の回りの自分のことを自分でする
- こまめに水分補給をし熱中症に気を付ける
①太陽に向かって咲くひまわり
太陽に向かって大きく花開くひまわりを作ってみましょう。子どもたちが作ったひまわりでひまわり畑を作るのも楽しいですよ。
用意するもの
- 折り紙
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)折り紙に折り筋をつけていきましょう。中心に向かって角を折りひまわりの形に形成していきます。折り筋をつけるためにしっかりとアイロンをかけながら折っていくのがポイントです。完成したらひまわりの中心部分を描いていきましょう。
作ったひまわりをガーランドにしたり、室内の装飾にしたり、茎を作って花瓶に飾ったりもできます。どんなふうにひまわり製作を進めていきたいか考えてみるのもポイントですよ。子どもたちに聞いてみるのもおすすめです!すてきな答えが返ってくるかもしれません。
②指スタンプで夜空に打ちあがる花火
夏の夜空に大きな打ち上げ花火を打ち上げていきましょう。どんな色を使って花火の形を描くか子どもたちの感性を大切に進めていくのがおすすめです。
用意するもの
- 台紙(黒画用紙)
- クレヨン
- 絵の具
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)台紙にクレヨンで花火の形を描きましょう。大小、大きさを変えたり、位置を工夫しながらオリジナルの花火を台紙いっぱいに描いていきましょう。パレッドに出した絵の具を指先につけて指スタンプのように花火に模様をつけていきます。
指スタンプをするときに強さを変えながらスタンプすることで模様の大きさや色の画用紙へのこさも調整できます。夏祭りに向けて大きな模造紙に同様の方法でみんなで花火を描くのも楽しいかもしれませんね!
③作って遊ぼう、夏野菜製作
季節の手作り夏野菜を作ってお店屋さんごっこをして遊ぶのも楽しそうですね。
用意するもの
- 紙皿2枚
- ビニール袋2枚
- スズランテープ
- お花紙(黄緑)
- マスキングテープ(緑)
- 色画用紙(黄・緑)
- 絵の具
- パステルクレヨン
- セロハンテープ
- あさひも
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)紙皿を半分に切って夏野菜のカゴを作っていきましょう。絵の具を混ぜて、色を塗って作っていきましょう。トマトに赤いスズランテープを入れたら袋の余分な部分は切って口部分をクシャクシャに丸めセロテープで丸く形を整えてヘタを貼りましょう。ピーマンは黄緑色の花紙をクシャクシャにし袋に入れてピーマンの形に丸め形を作っていきましょう。筒状の細長い形になるように作っていきましょうね。
とうもろこしは黄色い画用紙に指スタンプで模様をつけ形を作っていきます。縦に切った葉っぱにスジを入れ貼り合わせたら完成です。焼きとうもろこしにしても良いですね。夏祭りの出店やさんごっこで出しても盛り上がります。
④きらきら夏の海の生き物クラゲ
海の中を悠々と泳ぐ、クラゲをスズランテープの長さを変えたり、色を混ぜたりし組み合わせを変えて作ってみましょう。子どもたちと音楽に合わせてクラゲを揺らしたり、クラゲになりきって踊ったりするのも楽しいですよ。
用意するもの
- 画用紙
- スズランテープ
- 飾り
- セロハンテープ
- はさみ
- のり
- 絵の具
- クレヨン
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)画用紙で、クラゲのドーム状の傘部分をはさみで切りましょう。自分で集中して切る作業に取り組むことで一人ひとり形の違うクラゲの傘が切れます。切った傘を水にくぐらせ画用紙をぬらし、好きな絵の具を筆で塗ってにじみ絵でクラゲの傘に色をつけていきます。じんわりと広がっていく絵の具は色の動きを見ているだけで子どもたちからいろいろな発見の声が聞こえてくるでしょう。
乾燥させたにじみ絵を裏返し、切ったすずらんテープをセロハンテープで貼り合わせます。スズランテープは割いてもそのままでもお好みで作ってくださいね。完成したクラゲを土台の画用紙に貼り合わせたら周りに海の絵を描くのもおすすめです。絵本でクラゲのイメージを膨らませてから製作に入ると、楽しい製作ができますよ。
⑤水に浮かぶ、ぷかぷかヨット
タライに水をはり、自分たちで作ったヨットを浮かべて子どもたちと遊んでみましょう。プールでヨットを競争させてみるのも楽しいかもしれませんね。
用意するもの
- 割り箸
- スポンジ
- 画用紙
- トレイ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)画用紙を切ってヨットの帆を作り、クレヨンで模様を描いていきましょう。クレヨンで模様を書くことで水の中でも色落ちがしにくくなります。スポンジに穴を開け、食品トレーに両面テープを使い帆の土台を貼り付けます。最後に帆に割り箸を通しスポンジに設置したら完成です。
水に浮かべて遊ぶとどうやったら動くのか?帆の角度は?など考える姿が見られるかもしれません。また身近な石や砂を入れ、浮いたり沈んだりの様子を観察して遊ぶのも楽しいですよ。
⑥紙コップちょうちんおばけ
おばけが登場する絵本は子どもたちからも大人気ですよね。お祭りの行事にもぴったりな紙コップを使った、ちょうちんおばけを紹介しましょう。
用意するもの
- 紙コップ
- 画用紙
- 両面テープ
- 丸シール
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)画用紙を蛇腹折りにしてはさみで縦に切っていきましょう。切った画用紙の上下に両面テープを貼り、紙コップに1枚ずつ少し膨らみを出しながら貼り合わせていきます。画用紙を詰めすぎず貼り合わせていくとバランスよく貼ることができますよ。
ちょうちんの上の黒い輪状の枠を黒画用紙で貼り、持ち手を貼り合わせたら完成です。目や口のパーツはお好みでバランスを見ながら貼り合わせてください。夏を彩る、ちょうちんおばけをぜひ作ってみてくださいね。
⑦はじき絵で作る花火のうちわ
用意するもの
- 色画用紙
- クレヨン
- 割り箸
- 輪ゴム
- 絵の具
- 水
- セロハンテープ
- 両面テープ
- ハサミ
作り方のポイント
難易度 ★★★☆☆夏祭りにも使える花火のうちわを作ります。絵の具がしっかりはじくように、クレヨンで模様を描くときはしっかり力を入れて濃く描くよう子どもたちに伝えましょう。力強く模様を描くと、仕上がりがとてもきれいになりますよ。
⑧折り紙で作るおばけ
用意するもの
- 折り紙
- 黒ペン
作り方のポイント
難易度 ★★★☆☆折り紙で夏にぴったりなおばけを作ります。簡単な折り方なので、折り紙が苦手な子も取り組みやすいでしょう。「おばけってどんな形かな?」「何色で作ろうか?」と、子どもたちとイメージを存分に膨らませてから取り組むと、ワクワク感が増しますよ。
⑨ティッシュとセロハンで作る立体かき氷
用意するもの
- カラーセロファン(透明折り紙でもOK)
- ティッシュ
- 紙コップ
- 水
- セロハンテープ
作り方のポイント
難易度 ★★★★☆夏祭りや縁日ごっこにぴったりな、立体かき氷製作をご紹介します。カラフルで嬉しい仕上がりが魅力です。動画では仕上げに水をかけていますが、濡れると持ち運びが大変な場合は最後に巻き付けるティッシュを無くしてセロファンが見えるようにすると良いでしょう。
⑩画用紙を切って花びらを作るひまわり
用意するもの
- 画用紙
- 段ボール
- 麻紐
- のり
- ハサミ
作り方のポイント
難易度 ★★★★☆曲線を切る経験ができるひまわり製作です。画用紙に保育者があらかじめ切る線を描いて準備しておくとスムーズに取り組めます。段ボールに麻紐を巻き付ける工程が難しければ、茶色の画用紙にクレヨンで網目模様を描いても素敵な作品に仕上がりますよ。
暑い夏の「楽しい」を製作につなげよう
4歳児の8月の製作10選を紹介しました。友だちとのコミュニケーションが活発になり、興味関心が大きくひろがる4歳児の子どもたち。8月はワクワクする予定も多い時期ですね! 暑くて忙しい中での行事準備や保育活動の準備は気持ち的にも落ちつかない日々だと思います。先生方の準備が軽減され、子どもたちの成長発達にあった楽しめるるような製作になっています。暑い日の室内での活動にぜひ取り入れてみてくださいね。スイカ割り、夏まつり、水あそび、プール、おばけなど、子どもたちが体験した夏の楽しい出来事を製作につなげるのもおすすめです。
□■この記事を読んだあなたにおすすめ■□
















