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今のままで大丈夫?不審者対応訓練の考え方|いますぐ実践できる園の防犯対策③

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今のままで大丈夫?不審者対応訓練の考え方|いますぐ実践できる園の防犯対策

読了目安時間は約2分です

教育現場に不審者が乱入する事件は後を絶ちません。安全なはずの子どもたちの居場所が一転して危険にさらされる前に、保育者としてできることは何でしょうか。教育活動の中で安全管理・安全教育を専門とする山崎先生による今すぐ実践できる園の防犯対策シリーズ3回目、今回は、「不審者対応訓練の考え方」についてご紹介いただきます。 

不審者対応訓練の実施状況と現場の戸惑い 

「学校安全の推進に関する計画に係る取組状況調査[令和5年度実績](文部科学省)」の結果を見ると、幼稚園及び幼稚園型認定こども園の約90%の園で不審者対応訓練を実施していることがわかります。実施している園のうち、園のみで訓練を実施している園の割合が約43%と半数近くに上っています。 

参考)学校安全の推進に関する計画に係る取組状況調査/文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/anzen/20241218-ope_dev03-3.pdf

実際に幼稚園や保育所を訪問し、不審者対応訓練についての話を聞くと、「これでいいのかわからない」や「いつももやもやしたまま終わってしまう」というような意見を聞くことが多いです。おそらく訓練を園のみで実施し客観的なフィードバックを得る機会が少ない場合、答えや最適解を見いだせないまま訓練が終了してしまっているのでしょう。 
 
そこで今回は、訓練を実施するにあたって、考えておかなければならない4つのポイントについて考えていきましょう。 

1)「不審者かもしれない」と気づく力を育てる 

不審者は普通のふりをして入ってくる

不審者は普通のふりをして入ってくる 

多くの訓練では、不審者役を設定し、「この人が不審者である」ということが明らかになっています。しかもその不審者役は容易に敷地内に侵入してきます。 
 
しかし、実際の不審者は予め不審者であることはわからないことがほとんど。むしろ気づかずに入ってきてしまうことが最大のリスクです。  

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山崎雅史(やまさきまさし)

この記事を書いた人

山崎雅史(やまさきまさし)

園田学園大学 こども学部 准教授
大阪大学大学院修了後、大阪府公立小学校教諭、在カラチ日本国総領事館付属日本人学校教諭、豊中市教育委員会指導主事、大阪教育大学附属池田小学校指導教諭として勤務。大阪教育大学附属池田小学校では学校安全主任として安全管理や安全教育の推進に取り組む。2022年4月より現職。専門は安全管理・安全教育、体育科教育。保育所や幼稚園、小学校等での防犯対策に関する研修講師も務める。
<X(旧Twitter)>
https://x.com/sonodayamasaki

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