9月の3歳児の製作
残暑の厳しさを感じながらも、日中の気温を心地よく感じる日が少しずつ増えてくる9月。体を動かすことや自然に触れることが楽しい季節ですね。秋のお散歩ではどんぐりなどの木のみや落ち葉のじゅうたんを見つけ好奇心旺盛な子どもたちの瞳がキラキラ輝いています。また、運動会の行事に向けて練習が始まる園も多いと思います。日常の活動の中で少しずつ運動会の要素を取り入れるのがおすすめです。体を動かしたりすることが楽しいと感じられるような練習を心がけていきましょう。
9月の3歳児の発達
運動会の行事へ向けて、友だち同士で声をかけたり共感したりする姿が見られるようになってきます。自分がイメージしたものになりきって体を動かしたり声を出して遊ぶ姿はとても可愛らしい姿ですね。心地よい気候の中で体をのびのびと動かし、秋の鈴虫やコオロギなど新しい季節の虫との出会いが待っている季節ですね。夏の残暑で体調を崩しやすい時期です。気温や体調の変化に気を付けながら水分補給をして過ごしていきましょう。
3歳児クラスの9月の製作のねらい
家庭で過ごす夏休みが明け、気持ちが不安定になりやすい時期です。ゆったりした環境の中で、子どもたちが楽しく安心して過ごせるように声かけをし、家庭と園との連携を大切にしていきましょう。- 夏の残暑に気を付け水分補給をこまめに行う。
- 散歩をしたり外遊びを楽しんだりしながら元気に体を動かす。
- 秋の虫や草花の観察を楽しむ。
- 指先を使った遊びを取り入れていく。
- 季節の歌や手遊びを楽しみながら季節感を感じる。
①トイレットペーパーの芯で作る!スイスイ飛ぶ秋のとんぼ
田んぼの上をスイスイと気持ち良さそうにとぶとんぼを作ってみましょう。トイレットペーパーの芯を使うことで立体的なトンボが完成します。
用意するもの
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙
- トンボの羽
- トンボの目
- のり
- マジックペン
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)トイレットペーパーの芯にのりで折り紙を貼り合わせていきましょう。トンボの羽を交差するように2枚を貼り合わせてトイレットペーパーの芯の中心あたりに貼り合わせていきます。動きを出すために羽根に角度をつけるのもおすすめです。
最後に目玉をマジックで書いて貼り合わせたら完成です。トンボの胴体に貼る折り紙は、お好みで色を変えるとオリジナルな華やかなとんぼが完成します。
②紙皿で作るまんまるお月様
秋の十五夜の夜空にまんまると浮かぶお月様を子どもたちと作ってみましょう。紙皿で作るまんまるお月様は本物そっくりです。用意するもの
- 紙皿
- リボン
- はさみ
- のり
- 色を塗る道具
- 画用紙(うさぎ、お団子、台、ススキ)
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)紙皿の表面と裏面全体をお月様の色に塗っていきましょう。自由に色を選んでくださいね。事前に先生の方でうさぎ、お団子、台(三方/三宝)を準備しておきます。カイロを塗った紙皿にそれぞれのパーツを貼り合わせていきましょう。
指先を使って貼ることで指の発達や刺激にもなります。バランスを考えながら紙皿に貼ったら完成です。十五夜の絵本を読みながら日本の行事の意味を伝えることで製作がより深まりそうですね。
③プチプチで作る秋のきのこ
触って楽しいプチプチの弾ける感触がやみつきになる。秋の味覚のきのこを季節感を感じながら作ってみましょう。
用意するもの
- 画用紙
- プチプチ
- のり
- はさみ
- カラーペン
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)あらかじめ保育者の方できのこの形を画用紙に下書きし人数分準備しましょう。下書きした画用紙を子どもたちに配っていきます。下書きの線の上をなぞるようにはさみを使い画用紙を切っていきます。はさみの使い方は製作をはじめる前に子供たちと持ち方や動かし方を確認しましょう。
画用紙にプチプチを貼り合わせるとき凸凹の面が上になるように気を付けて貼り合わせていきましょう。上から自由にカラーペンで色を塗りカラフルキノコの完成です。
④折り紙で作るどんぐり
3歳児の子どもたちも楽しく作れる、折り紙を使って作るどんぐりを紹介します。作り方もシンプルなため子供たちも始めやすい折り紙です。
用意するもの
- 折り紙
- クレヨン
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)折り紙を三角に折り、折り目をつけていきましょう。開いた折り紙を中心線に合わせ先端を折ったら、もう一度折おり線まで折りましょう。さらにもう一度折っていきます。何回折るかを具体的に説明すると子どもたちも分かりやすいですよ。
左右の端を内側へ折りどんぐりの大きさに形を整えていきます。完成したらクレヨンで表情を描いて完成です。どんぐりの手遊びや歌を歌い製作をはじめると季節感を感じられて楽しいかもしれませんね。
⑤風にゆらめくススキ
はさみを使って画用紙を切り、丸めてススキの形を作っていくところがポイントです。力加減や指の使い方を丸めることを経験しながら動かし方を知っていくことができますよ。
用意するもの
- 画用紙
- テープ
- トイレットペーパーの芯
- テープ
- はさみ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)画用紙に切っていいとこまで画用紙に線を引き保育者が事前に準備し子どもたちに配っていきましょう。はさみを使う時の持ち方や動かし方を確認しましょう。
はさみで切る方向を説明し画用紙を切っていきます。4分の3ほど切り込みを入れた画用紙を丸く丸めていきススキの先端を作っていきます。茎部分も丸めて作ります。
トイレットペーパーの芯に折り紙を貼り合わせススキの花瓶も作りましょう。十五夜の雰囲気がグッと高まりますよ。十五夜にお供えする食べ物や由来を話すことで製作がさらに深まっていきそうですね。
⑥秋の味覚甘いぶどう
甘酸っぱくておいしい秋の味覚といえばぶどうですよね。子どもたちから人気のぶどうを製作で作ってみましょう。旬の果物を製作を通して作ることで季節感を感じられ、より楽しく作れますよ。
用意するもの
- 折り紙
- 画用紙
- クレヨン
- のり
- はさみ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)折り紙の下書きの線の上をなぞるように丸く切っていきましょう。折り紙を回転させながら切ると切りやすいです。土台の画用紙に、のりを使ってぶどうの形に貼っていきます。どんなふうに並べるとぶどうの形になるか考える時間も楽しいですね。
クレヨンでぶどうやツルを色を選びながら描いていきます。製作前に実際のぶどうの写真を見せてイメージを膨らませるのも良いですね。はさみを使って手を動かす練習やクレヨンでツルを描く練習など楽しむことができますよ。
ワクワク製作6選、秋の発見が「もっと」を育む
9月の製作6選を紹介しました。新しい秋の虫や草花との出会いにワクワクする9月。遊びと製作活動がつながると、より子どもたちからのアイディアの声が聞かれ「もっとこうしてみたい」「こうやっったらどかな?」と工夫する姿が見られます。心地よく過ごせる季節の秋だからこそ楽しめる活動を積極的に取り入れていきましょう。「製作&散歩、製作&草花や虫探し」というようにつなげてみると新しい子どもたちの心の動きや一歩踏み込んだ成長の発見が見つかるかもしれませんね。
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