10月の4歳児の製作
10月は行事が多く予定されている園も多いと思います。さつまいも掘り、運動会、遠足などの行事活動が多くなり、さまざまな経験を重ねることで、大きく成長するでしょう。さつまいも掘りでは土に触れながらおいもを掘る楽しさや食べる喜びを感じられますね。また、運動会では競技に取り組むことへの達成感や新しいことに挑戦する可能性や充実感を感じられるでしょう。
季節の変化から体調を崩しやすい時期でもあります。気候に合わせた衣服の調節をこまめにし、適切な水分補給で元気に過ごしていきましょう。お散歩で拾ってきた木の実を製作に取り入れるのもおすすめです。
10月の4歳児の発達
秋本番を迎える10月。さまざまな行事を通して友だちとの言葉でのコミュニケーションも深まっていきます。言葉で伝えたり、友だちの話を聞いたりする中で言葉が少し不足していたりする場面を見るかもしれません。保育者がより伝わる表現の言葉や否定的な言い方には気をつけ、自然に伝えてあげるのがおすすめです。食事面では自分が完食できる量を、子どもにはじめに聞き、調節して食べることで完食できたという自信にもつながっていきます。排便の練習も個人差はありますが自分でできる子が増えてくる時期です。
4歳児クラスの10月の製作のねらい
落ち葉やどんぐりなど木の実や秋の自然に触れながら季節の移り変わりを感じていきましょう。また、のりやはさみ、クレヨンなど手先や道具を使った製作も取り入れていくのがおすすめです。- 製作を通して秋の自然を感じよう。
- 季節の行事を知り知識を深めていく。
- 粘土や折り紙など繰り返し楽しみながら手先を使う感覚を養う。
- 身の回りのことは自分でする。
- 気温の変化にあわせて自分で衣服を着脱する。
①新聞紙で作る秋の味覚の王様さつまいも
「季節を感じるやきいも遊びをクラスでしたい」と考えた時にぴったりな簡単に折り紙で作れるさつまいもを紹介します。一緒に「やきいもグーチーパー」の手遊びを取り入れるのもおすすめです。
用意するもの
- 折り紙
- 新聞紙
- のり
- テープ
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)新聞紙を好みの大きさにちぎり、さつまいもの土台を作っていきましょう。ギューっと手に力を入れながら丸めていきますよ。形を形成したら上から折り紙を貼り合わせていきましょう。クシャクシャしながら折り紙にシワ模様をつけることで、さつまいもに貼り合わせた時に立体感が出てきます。
ちぎった折り紙をのりでさつまいもの土台に貼り合わせたら完成です。完成したら子どもたちとやきいも屋さんごっこやさつまいも掘りごっこをして遊ぶと盛り上がりますよ。
②どんぐりや木の実を使った造形製作
段ボールと木の実を使って自由にイメージを膨らませて造形遊びを楽しみましょう。子どもたちの柔軟な発想から新しい自由な作品が完成しますよ。
用意するもの
- 段ボール
- 木の実
- ビーズ
- 接着剤
- はさみ
作り方のポイント
難易度(★★☆☆☆)土台となる段ボールや厚紙を切っていきましょう。丸、三角、四角、ダイヤ型など自由に形を想像して好きな形に切ったら、接着剤を使い木の実やビーズを貼り合わせていきます。ケーキ、ピザ、クッキー、マドレーヌ、車、トラックなどいろいろイメージを膨らませながら作れます。
デコレーションしたい場合にはホイップクリーム、ビーズ、リボン、造花などを準備しオリジナルの飾り付けをしていくのがおすすめです。拾ってきたどんぐりを使う場合は、中から虫がわいてくる可能性があるため、事前に下処理して、しっかりと乾燥させてから使うようにしましょう。
製作前にどんな物を作りたいか子どもたちと話すことでイメージを共有できる時間がもてて良いかもしれませんね。
③紙コップで作るハロウィンおばけ
ハロウィン行事で人気の手作りハロウィンライトの製作を紹介します。子どもたちが怖がらない程度に部屋を暗くして紙コップにライトを当てると、かわいらしいおばけのイラストが見えてきますよ。製作前後に一緒にハロウィンダンスなどを踊るのもオススメです。
用意するもの
- 紙コップ
- ペンライト
- はさみ
- ラップ
- 輪ゴム
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)事前に紙コップの底に切り込みを入れたものを子どもたちに配ります。切り込み部分を内側へ折り込み、紙コップの飲み口側を上にしてラップをかけ、シワがでないように真っすぐに輪ゴムで固定するのがポイントです。油性ペンを使って好きなイラストをラップに描いていきます。
描くのが難しい場合は一度ラップをはずし絵を描く範囲をペンで範囲を描き、その中に絵を描くよう声をかけましょう。与えられた範囲の中で描く力は空間認知能力を鍛えることにもつながります。色を塗る時は、水性ペンは弾いてしまうため油性ペンを使用するのがおすすめです。
④紙皿で作る簡単万国旗ガーランド
運動会の時期がやってきました。紙皿に好きな国の国旗のデザインをクレヨンで描いてガーランドにして会場に飾りましょう。自分の描いた国旗がどこにあるか探すのも当日の楽しみですね。
用意するもの
- 紙皿
- ストロー
- 両面テープ
- セロハンテープ
- ヒモ
- クレヨン
- はさみ
作り方のポイント
難易度(★★★☆☆)保育者の方でいくつか万国旗に描く国旗を事前に準備し、その中から描きたい国旗を子どもたちに選んでもらいましょう。はじめに紙皿を半分に折り、片面に国旗をクレヨンで描いていきます。
万国旗を描くことで世界には違う柄の国旗が存在することを知ることができますよ。みんなで一つのものを作っている実感ももちながら感じることができるでしょう。半分に折った紙皿の下に切ったストローをセロハンテープで貼り合わせ固定します。ストローにヒモを通しながら一人ひとりが作った万国旗を通してガーランドにし完成です。
運動会の当日は爽やかな秋空のもと子どもたちが作った万国旗が会場を華やかに彩り盛り上げてくれますよ。
⑤タンポとカラーセロハンのふしぎな十五夜お月さま
お月見製作にぴったりな黄色いセロハンを使った製作。クラスの子どもたちの様子や成長に合わせながら、お月さま、お月見だんご、うさぎを作ってみてくださいね。製作前にはお月見の由来について紙芝居で伝えるとより知識が深まる製作になるでしょう。
用意するもの
- 画用紙
- 折り紙
- セロハン
- デコレーションボール
- シール
- 絵の具
- タンポ
- 接着剤
- のり
- はさみ
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)事前にお団子を置く台座と雲を土台の画用紙に貼り合わせ準備しておきましょう。お月さまは丸く切った画用紙の中心をくり抜き準備します。黄色いセロハンに黄色い形のシールをお好みで貼り合わせお月さまを作っていきましょう。
セロハンに中心をくり抜いたお月さまをのりで貼り合わせます。余った周りは、はさみで切り形を整えましょう。お団子を置く土台にタンポに絵の具をつけて、ポンポンスタンプし、お月見団子を描いたら完成です。タンポの柔らかい感触や筆では出せない色の出かたは感覚刺激を経験することにつながります。
デコレーションボールでうさぎのしっぽを表現することで十五夜ならではの温かみが出てかわいらしく表現できますよ。最後に土台の画用紙に全てのパーツをバランス良く貼り合わせたら完成です。
⑥毛糸掛けあそびのハロウィンくもの巣リース
ハロウィンの飾りにぴったりなくもの巣リースを作って季節の行事を楽しみましょう。毛糸を巻き付ける作業や絡まった時に解く作業は考える力にもつながっていきます。製作前には実際に毛糸に触れたり、どんな感触かを子どもたちに聞いてみてくださいね。用意するもの
- 毛糸
- 紙皿
- 折り紙
- リボン
- 画用紙
作り方のポイント
難易度(★★★★☆)事前に紙皿の中心を切り抜き、紙皿の周りに毛糸をひっかける切り込みを入れて準備しましょう。子どもたちは折り紙をちぎり紙皿の周りに、のりで貼り合わせていきます。折り紙は2色くらい使うと華やかさがでておすすめです。
自由に毛糸を切り込みにかけ、くもの巣を作っていきましょう。最後に飾りのパーツを周りに貼り合わせたら完成です。飾りはクラフトパンチでくり抜いたり、シールなどを使うのもおすすめですよ。毛糸の温かみと、くもの巣の繊細で毛糸が重なり合う模様がハロウィンらしさを高めてくれます。
⑦画用紙で作るおばけのおもちゃ
用意するもの
- 画用紙
- 色鉛筆またはクレヨン
- ハサミ
- テープ
作り方のポイント
難易度 ★★★☆☆ふわふわおばけが飛んでいく!おもちゃ製作です。黒い画用紙を折って切る部分が難しい場合は、保育者が準備しておきましょう。子どもたちと、どんな顔のおばけにするか相談してから取り組むと、迷いが少なく描けます。
⑧紙皿で作るハロウィンバッグ
用意するもの
- 紙皿
- 画用紙
- シール
- リボンまたは毛糸
- ハサミ
- のり
作り方のポイント
難易度 ★★★☆☆簡単に作れるハロウィンバッグをご紹介します。かぼちゃやクロネコなど、ハロウィンの雰囲気を味わえる絵柄を選んで作ってみましょう。動画後半で紹介しているように、紐遠しができる場合は、毛糸を通して作ると仕上がりもオシャレになります。
⑨折り紙で作る立体きのこ
用意するもの
折り紙画用紙
クレヨン
シール
のり
作り方のポイント
難易度 ★★★★☆バネのように飛び出すきのこの製作です。きのこの傘部分は、シールやクレヨンで模様をつけましょう。『折る』工程が多く出てくるので、ひとつずつ説明してじっくり取り組むと、子どもたちも安心して作れます。
⑩マーブリングで作るペロペロキャンディー
用意するもの
- 絵の具(マーブリング材でもOK)
- 水
- 水を入れる容器
- 画用紙
- ストロー
- 割り箸
- 毛糸
- 接着剤
- ハサミ
作り方のポイント
難易度 ★★☆☆☆絵の具を使ったマーブリングという技法で製作をします。きれいな模様になるよう、画用紙に色が付いたらすぐに取り上げて乾かすのがおすすめです。ハロウィンにぴったりなペロペロキャンディーを作って、雰囲気を楽しみましょう!
廃材を使って秋らしい製作を楽しもう
10月の4歳児にぴったりな製作10選を紹介しました。紙皿、紙コップ、新聞紙、木の実など身近な廃材を使い生み出される子どもたちとの製作には大人が考えもしていなかったものが生まれ新しい発見だらけです。たくさんのことを吸収し表現することが楽しいと感じる4歳の子どもたち。廃材を使った製作も一つではなく、そこから自由に表現を伸ばしていけるのが廃材遊びの魅力的なところです。製作途中で出てくる子どもたちの発想も大切にしながら楽しく作っていきましょう。
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