ロッカー収納のコツは“分かりやすさ”
子どもたちが自分で出し入れできるロッカー収納になるよう工夫をしましょう。名前とマークの併記

ポイントはシールの貼り場所です。大人が見やすい上の方にお名前シール、園児が見やすい下の方にマークシールを貼るのがおすすめ。まだ字が読めない園児も「うさぎマークは私」というように徐々に覚えてくるでしょう。
収納は手作りできる!
園では、ひとつのかごに洋服やおむつを一緒にいれる場合が多いかと思います。かごの中を仕切って、「ここはシャツ」「ここはズボン」「ここはおむつ」というようにアイテムごとに定位置を決めると、取り出すときにわかりやすくなります。100円ショップ(100均)でも手に入る不織布で作られている仕切り収納ケースをつかうと、とても便利です。軽量でかさばらず、折り曲げることによってサイズ調整ができるので使いやすいですよ。また、プラスチックのかごは高さがない場所でも使いやすいのでおすすめです。
その他にも、牛乳パックを再利用する方法もあります。牛乳パックの上部を切り落とし、縦一辺を切り離した後、底の部分をカットし広げると仕切り板になります。大きさは収納スペースに合わせて変更してみてくださいね。

書類管理の見直し

この時期の書類整理のポイントは、「保管するもの」「廃棄するもの」「今年度使用するもの」、この3つをしっかりと分類しておくことです。そして前年度、書類を見る際に使いにくいなと思ったファイルは、ファイル方法や保管場所を見直しをするタイミングでもあります。
保育士全員がよく使う頻度の高いファイルは、みんなが取り出しやすい場所へ移動させましょう。保管場所を変えたら、そのファイルを使用する保育士全員へ新しい保管場所をできるだけ早い時期にお知らせすることを忘れずに行いましょう。
保護者も使いやすい保育室に

まとめ
新型コロナウイルスの流行も重なり不安な時期でもありますが、子どもたちが元気いっぱい楽しい保育園生活が送れるよう、笑顔で迎え入れる準備ができるといいですね。【関連記事】