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8月の「おたより・園だより・クラスだより」書き出し文例27選

8月の「おたより・園だより・クラスだより」で使える書き出し文例20選
担任を持っている先生にとって「おたより」「クラスだより」の作成は悩みの種の一つ。園長先生だったら「園だより」ですよね。特に書き出しの部分は全体の印象にも関わってくるので、気を遣います。8月は夏も後半戦。残暑が続く中、お盆を挟んで秋の気配も少し感じられる季節です。熱中症対策や健康面を押さえつつ、季節の移り変わりについて取り入れてみるのも良いでしょう。

季節感のある定番の文例

まずは定番の文例からご紹介しましょう。

時節・気候・健康管理に関する文例

  • 「夏の音色は?」と聞かれると、セミの鳴き声や風鈴、花火などを思い浮かべます。子どもたちにも、季節ならではの音について聞いてみたいと思います。
  • 暑中お見舞い申し上げます。まだまだ暑い日が続きますので、皆さまくれぐれもご自愛ください。引き続きよろしくお願いいたします。
  • 盛夏を迎え、子どもたちは汗をかきながらも元気に遊んでいます。園でもしっかり水分補給を行い、体調管理に気を付けてまいります。
  • 8月は「葉月(はづき)」とも言います。旧暦では秋口にあたるため、「葉落ち月(はおちづき)」が転じたなど、由来は諸説あるようです。子どもたちにも、読み方や由来について伝えていきたいと思います。
  • 8月に入り、いよいよ夏も後半戦。お盆を過ぎたあたりからは、コオロギやスズムシなどが鳴き始め、少しずつ秋の気配を感じられるようになる時期です。子どもたちにも、季節の変化についての気付きを持ってもらえるよう促していきたいと思います。
  • セミが一斉に鳴きたてる声を、時雨の音に見立てた「蝉時雨(せみしぐれ)」という言葉があります。子どもたちの元気な声と蝉時雨。元気をもらいながら日々の保育に取り組んでまいります。
  • 近年では台風でなくても線状降水帯など急な豪雨が見られるようになりました。気象庁からは、「顕著な大雨に関する情報」も提供されています。この時期のお天気は特に不安定になりがちですので、園でも気を付けなければいけないと考えています。
  • 暑さによる体力消耗や、長期のお休みを挟んでの生活リズムの変化など、子どもたちの体調も変化しやすい時期です。園でもこまめな視診・指察など、ケアを欠かさず行ってまいります。
  • 新型コロナウイルスだけでなく、近年流行しているRSウイルス感染症や、この時期に多いプール熱やヘルパンギーナなど、気を付けたい感染症が多い時期です。園でも引き続き対策を徹底し、子どもたちの健康管理・安全対策には十分配慮していきたいと考えています。

行事・祝日・活動に関する文例

  • 今月11日には「山の日」があります。園では祝日の前に、山や自然をテーマにした製作などの活動を予定しています。合わせて子どもたちに、自然の恵みや山についてのお話をしていきたいと考えています。
  • 現在実施しているプール活動や戸外活動のほか、今月は夏祭り活動も予定しています。各ご家庭からのご協力を得ながら、運営していきたいと思います。
  • かき氷、チョコバナナ、焼きそば、輪投げゲーム、金魚ゲーム。屋台ごっこ遊びを通じて、子どもたちに夏祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと準備を進めています。
  • 夏の風物詩と言えば盆踊り。園でも、昔からの風習や地域の伝統を伝える活動として取り入れていきたいと考えています。


情景が目に浮かぶ文例

  • セミたちの大合唱をBGMに、子どもたちが外遊びを楽しんでいます。健康管理に気を配りながら、たくさん遊ばせてあげたいと考えています。
  • キュウリ、ナス、トマト、トウモロコシなど、旬の夏野菜が美味しい季節ですね。子どもたちにも、園で栽培している野菜の観察を通じて、旬の食材について教えていきたいと考えています。
  • いよいよ夏本番ですね。お散歩で見かけるヒマワリが、太陽にむかって元気に咲き誇っています。
  • 照り付ける太陽をオノマトペ(擬音語・擬態語)で表現すると、「ギラギラ」「ジリジリ」といったところでしょうか。子どもたちもオノマトペが大好きなので、どんな表現が飛び出してくるか聞いてみたいと思います。
  • 空っぽになったセミの抜け殻を見つけて大喜びの子どもたち。自然の中でさまざまな発見をする楽しみを感じてもらえると嬉しいですね。
  • 一生懸命にアリの行列をたどって石をひっくり返す男の子。この季節ならではの一コマです。子どもたちが持っている好奇心が発揮される姿をお伝えしていければと考えています。
  • みずみずしいスイカが美味しい季節ですね。眩しい太陽の陽射しと、給食のスイカにかぶりつく子どもたち。微笑ましい光景に暑さをしばし忘れる今日この頃です。
  • 空を見上げると、青い空に大きな綿菓子のような入道雲が現れていました。子どもたちも興味津々。この季節ならではの風景を感じてもらえればと思います。
  • 水遊びの準備をする子どもたちの元気な声が聞こえてきました。今がいちばん気持ち良い季節ですね。活動を通して、さまざまな水の感触をみんなで体験していきたいと考えています。
  • 子どもたちが汗をキラキラと輝かせながら遊んでいます。いよいよ夏が本番を迎えました。水分補給など熱中症対策を行いながら、元気に気持ちよく過ごせるよう環境を整えていきたいと思います。
  • 園庭で育てている朝顔の花が、目を楽しませてくれる季節になりました。子どもたちにも、観察を通じて季節の花について知ってもらえればと考えています。
リュックサックを背負ってハイキングをする子ども

新型コロナウイルスに対応した文例

2023年度は、新型コロナウイルスも少しずつ収束の気配を見せています。しかし、さまざまな人が出入りする社会インフラでもある園としては、なかなか気を緩めることはできません。引き続き保育園や幼稚園、こども園から保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。

  • 新型コロナウイルスだけでなく、この時期特有の感染症や熱中症対策など、子どもたちの健康管理・安全対策には十分気を付けていきたいと考えております。引き続きご協力をお願いいたします。
  • プール活動や夏祭りなど、例年実施している行事も少なくない月です。園では、子どもたちやスタッフの安全を最大限に考慮した上で、行事の運営についてお伝えさせていただきます。
  • 本年度はプール活動を実施していますが、子どもたちものびのびと楽しんでいるようで何よりです。時間や人数を調整するなど、感染症対策や安全面への配慮をしながらの活動となりますが、引き続き保護者の皆様にもご理解・ご協力をお願いいたします。


自分のパターンを見つけよう

いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのオリジナルのパターンを身に付けられるようにしましょう。季節の風物詩や、子どもたちの様子など、身の回りにはたくさんの“ネタ”が転がっているものです。楽しみながら考えてみてくださいね。

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ほいくis(ほいくいず)編集部

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