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子どもにとっても実りが多い⁉芋掘り遠足の準備と楽しみ方

芋掘りをしている子どもたち
いつの間にか肌寒くなり、いよいよ本格的に秋の始まりです。この時期の保育園行事と言えば、やっぱり芋掘り遠足ではないでしょうか。今年は中止を決めている園も多いかもしれませんが、せっかくなので季節の食材を出来る範囲で楽しんでみましょう。今回は、芋掘り遠足の楽しみ方やおすすめ絵本、さつまいもレシピをご紹介します。

芋掘り遠足のねらいとは?

ざるに乗っているさつまいも
大人も子どももつい夢中になってしまう芋掘り。これも大切な行事のひとつとして、しっかりとねらいを立てておきましょう。

<ねらい>
  • 季節の食材について知る
  • 食材の育ちを学ぶ
  • 食べ物やそれを作る生産者への感謝の気持ちを育む
  • 秋の行事を楽しむ
  • 友だちと協力してひとつのことに取り組む
この季節ならではの食材に触れたり、食卓に並ぶまでの過程を知ることができる体験は子どもたちにとって貴重です。実際の生産者の方々と直接会うことで、「誰かが一生懸命作っているから食べられる」ということを肌で感じることができます。

また芋を掘るときは友だちと協力してみたり、応援してみたりと、子ども同士の関わりを深める面でもとても良い機会ですね。

芋掘りの準備と持ち物

手袋とシャベルと長靴
当日までに行っておきたい準備を確認しましょう。物の準備はもちろんですが、子どもたちの“気持ちの準備”も忘れずに。

農家への連絡、日程決め

まずは足を運ぶ予定の農家の方へ連絡をしましょう。受け入れる農家側でも準備が必要なため、なるべく早めに日時や子どもと保育士の人数などを伝えておきます。このとき、注意してほしい点や知っておいてほしいことがあれば、事前に伝えておくと当日慌てません。

子どもたちに伝える

芋掘り遠足に行くことが確定したら、子どもたちに伝えましょう。初めて行く場合には、どのような行事なのかが想像つきませんよね。そんなときは絵本の出番です。芋掘りをテーマにした作品があるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。また前年の様子を写真などで見せるのも良いでしょう。  

持ち物の準備

農家で貸出がある場合もありますが、必要な物は園で用意していきましょう。軍手など各家庭で用意してほしい物があるときは、保護者に早めに伝えておくと良いですよ。

<持ち物>
  • スコップ
  • 軍手
  • バケツ
  • 長靴
  • 持ち帰り用の袋
  • タオル
  • 着替え
  • 救急セット
  • 虫よけスプレー
芋掘りは想像以上に汚れることを考慮して、着替えなどの準備をしておくと良いでしょう。子どもも保育士さんも、当日は必ず長ズボンで来ることをおすすめします。汚れだけでなく、虫刺されやケガの防止にもつながりますよ。


園で食べたい!さつまいもレシピ

ここからは、収穫したさつまいもを使って作れるレシピのご紹介です。栄養士や調理のスタッフさんたちと協力して、おいしいさつまいもメニューを堪能しましょう。年齢に合わせて調理方法や下ごしらえには注意してくださいね。

さつまいもスティック

大学いも
スティック状に切ったさつまいもをバターや砂糖などの調味料と絡ませて作る、定番おやつです。スティック状なので食べやすく、絶妙な甘さが病みつきに!

スイートポテト

スイートポテト
さつまいもと言えば、やっぱりスイートポテトも外せませんね。マッシャーでしっかり潰して滑らかにすればどの年齢でも食べやすいですが、年齢が上がれば少し芋の食感を残しておくのも良いですね。形を工夫すれば見た目も楽しいスイートポテトが完成です。

さつまいもケーキ

さつまいもケーキ
子どもたちが大好きなケーキを、さつまいもでアレンジします。ホットケーキミックスを使えば簡単にできますよ。さつまいも以外にも、カボチャやにんじんなどの野菜と組み合わせても良いですね。お腹もしっかり満たされるおすすめのおやつです。

導入におすすめの絵本2選

先程もお伝えしたように、行事の導入には絵本がぴったりです。芋掘りに行く前に読みたい絵本を2つご紹介します。

いもほり

作:はまのゆか
出版社:ほるぷ出版
いもほり
[いもほり (ほるぷ創作絵本) (日本語) 大型本]

良く晴れた秋の日、あきちゃんはいとこのはるくんと一緒におじいちゃんの畑に芋掘りにやってきました。始めてみるさつまいも畑におおはしゃぎのはるくん! どんなお芋が隠れているのかな?

芋掘りの楽しい様子が生き生きと描かれて、大人でも「はやく行きたい!」とテンションが上がります。掘った芋を焼き芋にするシーンでは、ついお腹がすいてしまいそう。芋掘り前にピッタリの一冊ですよ。

>>本の紹介はこちら

いもいもほりほり

作・絵:西村敏雄
出版社:講談社
いもいもほりほり
[いもいも ほりほり (講談社の創作絵本) (日本語) 単行本]

3匹のこぶたが「焼き芋をしたい!」と芋掘りに出かけます。途中出会ったねずみが「きっと役に立つから」とついてきて…。無事芋掘りはできるのでしょうか?

絵本の中では、さまざまな形のさつまいもが登場します。そのさつまいもに「かえるいも」「おしりいも」と楽しく名前をつける場面は、実際の子どもたちの様子と重なりますね。芋掘りの楽しさが詰まった絵本です。

>>本の紹介はこちら

季節の行事を楽しもう

芋掘りは、子どもたちにとって楽しいだけでなく、食育としても、また友だちとの協力作業という面でも魅力的な秋ならではの行事です。ぜひ保育園や幼稚園でも、芋掘りを通して季節を楽しんでみてくださいね。


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まゆか

この記事を書いた人

まゆか

「ほいくis/ほいくいず」専任ライター。
大学時代は福祉学科で児童福祉を専門に学ぶ。
学生時代から保育園でアルバイトをしつつ保育士試験の勉強を進め、独学で国家試験に合格。認可保育園での勤務経験を経て、知識を活かしてライターへ転身。絵本屋さん巡りが趣味。
【資格】
保育士/児童指導員/社会福祉主事
【Instagram】
https://instagram.com/hoikuis_mayuka?igshid=b342tonuonzi

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