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【11月・4歳児】月案文例と書き方/ねらい・環境構成など<2022年度版フォーマットあり>

4歳児クラスの男の子
指導計画・指導案の作成は、日々の保育をきちんと進めていくためにとても大切です。しかしそれなりに手間がかかるもの。そこで、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例と、すぐに使える最新のフォーマットをご用意しました。ポイントは子ども主体になっているか。今回は、4歳児クラス・11月の月案です。
>>月案文例リンク集

今月のポイント

相手の気持ちを考えたり、みんなで協力したり、ルールを守って遊んだりと、社会で生きていくために必要な他者との関わりを重視していくのにちょうど良いイベントがあるこの季節。芋掘り遠足や食物の収穫、生活発表会などを通して、関わりを深めてみましょう。

ねらい

  • 戸外で身体を動かし、ルールや決まりがある遊びを楽しむ。
  • 自分の健康について意識し、感染症対策をとる。
  • 自分以外の人の行動や発言に興味を持ち、関わろうとする。
  • 他児と協力して物事をやり遂げる楽しさを味わう。
  • 食物の収穫を通して、旬の食材に触れる。
  • 行事に積極的に参加して楽しむ。
  • 感謝の気持ちを伝えたり、相手から伝えられることに喜びを感じたりする。
  • 物語の世界を自分たちなりに表現することを楽しむ。

内容

  • 鬼ごっこやドロケイなど、簡単なルールを理解してのびのびと遊ぶ。(健康・人間関係)
  • インフルエンザや新型コロナウイルスなど、流行している感染症について知識を深め、手洗い・うがいやアルコール消毒を進んで行う。(健康)
  • 他者の言動を通して気持ちを読み取ったり、自分と同じ感情があることに気付いたりして寄り添い関わりを深める。(人間関係)
  • 芋掘り遠足で、他児と協力してサツマイモを引っ張ったり、「手伝おうか?」と声をかけ合ったりしながら協力して楽しむ。(人間関係・環境)
  • 芋掘り遠足でサツマイモを収穫し、食材に触れて調理前の状態を知り、生産者の方と話をして作ってくれている人がいることを学ぶ。(環境・人間関係)
  • 生活発表会で行う劇あそびの内容を理解して練習に取り組み、本番までクラスで協力して楽しむ。(環境・表現)
  • 誰かに感謝されることに喜びを感じ、それをきっかけに自分も積極的に「ありがとう」と気持ちを表現していこうとする。(言葉・表現・人間関係)
  • 絵本で読んだ話を遊びの中に取り入れて再現しようとしたり、登場人物になりきったりして楽しむ。(表現)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
  • 健康(心身の健康に関する領域)
  • 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
  • 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
  • 言葉(言葉の獲得に関する領域)
  • 表現(感性と表現に関する領域)

環境構成・保育者の配慮

  • 遊びのルールは子どもたちに任せ、どのように作っていき共有するのか見守る。
  • 絵本を使って感染症の知識を伝えたり、手洗いポスターの掲示をしたりする。
  • 子ども同士で一緒に遊ぶ機会を設けて、自分以外の人の気持ちに触れるきっかけを作る。
  • 子どもが苦戦していてもすぐには手を出さず、どのように解決していくのか見守る。
  • 安心して芋掘り遠足を楽しめるように、農家の方と当日の流れや感染症対策についてよく打ち合わせておく。
  • 劇あそびの内容について簡単にまとめ、子どもたちに分かりやすく伝える。
  • 保育者からも子どもに積極的に「ありがとう」を伝えることを大切にする。
  • 子どもたちの興味・関心に沿った、ストーリー性がある絵本を用意する。

予測される子どもの姿

  • 子ども同士で新しいルールを生み出しながら、遊びを展開させていく。
  • 手洗い・うがいをする場面が分かり、積極的に行動する。
  • 相手の気持ちを考えた行動をしたり、言葉に出して確認したりして、他者に気を配った行動ができるようになる。
  • 最初は自分で達成したがる姿もあるが、次第に「手伝って!」「一緒にやろう!」と声をかけて協力し合う。
  • 掘り起こしたサツマイモを見て「大きい」「土だらけ!」などさまざまな感想を持ち、生産者の方と交流をしながら収穫を楽しむ姿が見られる。
  • 「〇〇はこんな気持ちだと思う」「こうやって言ったらいいんじゃない?」と劇あそびの表現について意見を出したり、自分なりの解釈を伝えたりする。
  • 生活の中で自然と「ありがとう」と伝える姿が増える。
  • 家族や友だちなど身近なテーマのものや、想像を膨らませるようなファンタジーな要素のある物語を好む。

前月の子どもの姿

  • 10月に入っても暑い日が続き、戸外で元気に身体を動かす姿が見られた。感染症への意識も芽生えているので、自分たちで気を付けながら遊ぶ場面もあった。
  • 生活発表会を楽しみにしている様子が見られ、「はやくやりたいね」「こんなふうにしたいね」とそれぞれの気持ちを聞くことができた。

家庭や地域との連携

  • 芋掘り遠足についてお知らせをして、持ち物の準備などに協力してもらう。
  • 芋掘り遠足に行く農家の方に連絡を取り、子どもの人数や時間帯など細かく伝えておく。

健康や安全

  • 芋掘り遠足に行くまでの道中は交通マナーに気を付け、安全に楽しめるようにする。
  • 本格的に寒くなり始めるので、室温の調整や適度な換気などを行い、インフルエンザなどの感染症予防を意識して行う。

食育

  • 収穫したサツマイモを使ってスイートポテトづくりを楽しむ。
  • 収穫を通して、生産者への感謝の気持ちや食べ物の大切さを感じる。

今月の行事

  • 身体測定
  • 避難訓練
  • 生活発表会
  • 芋掘り遠足
  • 誕生日会

今月の歌・手遊び・体操

今月の歌

  • 山の音楽家
  • もみじ
  • にじ
  • とおりゃんせ
  • 世界中のこどもたちが
  • たきび

今月の手遊び

  • 3びきのこぶた
  • りすはあなほり
  • ペンギンマークのひゃっかてん
  • アルプス一万尺

今月の体操

  • ラーメン体操
  • おどるんようび
  • アキレスケンタウルス体操
  • ゼンカイダンス

今月のおすすめ絵本

  • さわさわもみじ
  • もりのかくれんぼう
  • 14ひきのあきまつり
  • びっくりまつぼっくり

自己評価

10月は少しずつ気温が下がり始め、過ごしやすくなっていきましたね。外遊びや自然遊びを通して、季節の移り変わりを感じるような活動ができていたか振り返ってみましょう。

今年度も後半に入ったので、生活習慣や身の回りのことなど、自分でできることも増えてきたのではないでしょうか? 「自分でできる」という自信が成長に繋がっていくので、進級や進学に向けて少しずつできることを増やしていくような声かけもできていると良いですね。

ダウンロード

ほいくisの会員登録をすると、Excel形式で“そのまますぐ使える”月案フォーマットをダウンロードすることができます。また、プリントして参考にしたいという方のためにPDF版もご用意しました。ぜひチェックしてみてくださいね。
月案のダウンロードはこちら
月案ダウンロードファイルExcel版の画面イメージ

PDF版の月案文例

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まとめ

参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。

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