すぐに使える月案文例【12月・2歳児クラス】※ダウンロードあり

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ねらい
- 冬の寒さに負けず、健康に過ごす。
- 排せつが身に着き、ひとりでできるようになる。
- 他児と関わりを持ちながら、関係を深める。
- 保育者の話を理解して、行動に移そうとする。
- 季節の行事を楽しむ。
- 話し言葉が流暢になり、会話が増える。
- 歌や楽器を使って表現を楽しむ。
内容
- 手洗い・うがい、衣類の調節などを保育者と一緒に行い、寒さに負けない健康な体で過ごす。(健康)
- トイレでの排せつ習慣が身に着き、保育者に見守られながらひとりで一連の流れができるようになる。(健康・環境)
- 他児と一緒にごっこ遊びやブロック遊びを楽しみ、一緒に遊ぶ楽しさを感じたり相手への思いやりを育み関係を深める。(人間関係)
- 保育者が「今日は〇〇をするよ」と話した内容を理解し、その後の動きや出来事を予測して行動や発言をする。(人間関係・表現)
- クリスマス会を楽しみにし、行事についての絵本やお話に興味を持つ。(環境)
- 語彙が増えてお話しが上手になると共に、友だちや保育者との会話を楽しみ、積極的に話しかけたり質問をする。(言葉・人間関係)
- 「あわてんぼうのサンタクロース」や「コンコンクシャンのうた」など、冬の歌を歌ったり、クリスマスにちなんで鈴を使った演奏をして音楽を楽しむ。(表現・言葉・環境)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
- 健康(心身の健康に関する領域)
- 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
- 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
- 言葉(言葉の獲得に関する領域)
- 表現(感性と表現に関する領域)
環境構成
- 絵本やイラストなどを使い、風邪について話をして健康管理に対する意識付けを行う。
- 排せつの際は必要最低限の補助に留め、できる限り自分の力でできるよう見守る。
- 簡単なルールがある遊びを取り入れたり、保育者も遊びに参加して必要に応じて交流を仲介する。
- すべて指示をするのではなく、子どもが自分で考えて動けるように見守る。
- クリスマスをテーマにした絵本の読み聞かせや製作を活動に取り入れる。
- 子どもの質問や話には真摯に向き合い、会話の楽しさを感じられるようにする。
- 「12月の歌」を子どもの興味をもとに選ぶ。またリトミック教室では講師と相談して楽器に触れる機会を作る。
予測される子どもの姿
- 風邪について完全に理解はしていないものの、「手を洗わないと風邪を引いてしまう」ということは認識して、進んで手洗いをする。
- 排せつをする、流す、手を洗うという一連の流れがスムーズにできるようになる。
- 一緒に遊ぶ中で玩具を譲ったり順番に使うなど、思いやりを持った行動が見られる。
- 「〇〇の前にトイレに行かなきゃ」「帽子を被っていく」など、次の行動を口に出して実行する。
- クリスマスプレゼントやサンタについて期待を膨らます様子が見られる。
- 今までは自由に楽器を鳴らす姿が多かったが、段々と歌に合わせて鳴らすようになる。
- 相手の話に対して同意をしたり質問をしながら、話をすることを楽しむ。
- 日々の生活で起きたことや体験したことを、歌の歌詞と結び付ける。
家庭や地域との連携
- 引き続き感染症対策についてお願いするとともに、年末年始の過ごし方についても注意をしながら楽しんでいただくようおたよりなどで呼びかける。
健康や安全
- 公園に遊びに行くときの交通マナーについて話し、危険がある場所を子どもが自分で認識できるようにする。
食育
- クリスマスランチを企画しているので、行事に触れながら食事を楽しむ。
- 「立ち上がるのは口の中の物がなくなってから」「食前食後の挨拶をする」など、食事マナーを身に着けて主体的に実践する。
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まとめ
参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。【関連記事】
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