すぐに使える月案文例【12月・3歳児クラス】※ダウンロードあり

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ねらい
- 寒さに負けないよう、身体を動かして元気に過ごす。
- 自分で鼻をかんだり手洗い・うがいをして健康に気を付ける。
- 社会のルールやマナーを守って生活をする。
- 他者と協調していくことの大切さを学ぶ。
- 気温や自然の変化に気付き、興味を持つ。
- クリスマスや年末の行事を楽しむ。
- 少しずつひらがなを覚えて、自分の名前が書けるようになる。
- 色彩感覚が育ち、自分なりの表現を楽しむ。
内容
- 防寒対策や感染症対策をとりながら、園庭や公園で鬼ごっこやボール遊びなどをして元気に身体を動かす。(健康)
- 自分の判断で鼻をかんだり手洗い・うがいをして、積極的に健康管理をしようとする。(健康)
- 遊具や玩具を使うときの譲り合いや交通マナー、挨拶など、社会で生活していくために必要な振る舞いを理解して行う。(人間関係・環境)
- クリスマス会で行う楽器の演奏練習を通して、周囲と協力して合わせたり教え合う経験を積んでいく。(人間関係)
- 気温が下がったり、草木の色が変化していることに敏感に気付き、「どうしてこうなったのか」と疑問を持ったり、「春になったらどうなるか」と予測して楽しむ。(環境)
- クリスマス会に向けて楽器の練習をしたり、絵本やお話を通して行事の由来を学び世界の文化に触れる。(環境)
- ひらがな表を見ながら自分の名前を書いたり、絵本を自分で読むなどして文字に親しむ。(言葉・表現・環境)
- 実際に見たものを絵や製作で忠実に再現したり、自分なりのこだわりの色を使ってアレンジするなど、色彩表現が豊かになる。(表現・環境)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
- 健康(心身の健康に関する領域)
- 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
- 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
- 言葉(言葉の獲得に関する領域)
- 表現(感性と表現に関する領域)
環境構成
- 天気や気温に合わせて戸外活動時間を調整したり、密にならない場所を選んで遊ぶ。
- 鼻をかむのが難しい子もいるため、実際の場面でかみ方を教えながら自分でできるようにしていく。
- 保育者が無理にマナーを教えるのではなく、どうすれば良いか子どもたちに考えてもらいながら自然と身に着くようにする。
- 同じ楽器を使う子どもたちごとにチームを作り練習をする。
- 天気の良い日は積極的に外に出て、自然と触れ合う時間を持てるようにする。
- クリスマスやお正月についての由来を学べる絵本を用意する。
- 自分の目で見て練習できるように、子どもの目の届く場所にひらがな表を貼っておく。
- 活動の中で、草花だけでなく、食べ物や動物、乗り物など、身近にあるさまざまなものの色について観察する。
予測される子どもの姿
- 自分にとっての「寒い」「温かい」の感覚がはっきりと分かり、衣類調節を自身の判断で行う姿が見られる。
- 鼻から息を出すのが難しく、なかなかうまく鼻を噛めない子がいる。
- 周囲の行動にも興味を示し、マナーやルールを守っていない様子を見ると注意する様子がある。
- 初めは自分が演奏することにいっぱいいっぱいだが、練習を進めていくにつれてできない子に教える姿が増える。
- 興味を持つとひとつのことに集中し、納得がいくまで自分で調べたり知ろうとする。
- 欲しいクリスマスプレゼントや、お正月の過ごし方について他児と話すなど、行事を楽しみにする様子が見られる。
- ひらがな表を見ながら書ける子、自分の名前なら書ける子、まだうまく書けない子などクラスでも子どもによって習得具合に違いが見られる。
- 好きな色がはっきりして、その色のものに特に強く興味を示す。
家庭や地域との連携
- 2020年の締めくくりの月になるため、おたよりを通して今年の感謝を伝えるとともに、年度終わりまでの残り4ヶ月の過ごし方についても伝えていく。
健康や安全
- 室温や湿度を調整し、常に過ごしやすい保育室の環境を作る。
- 寒くなると体が固まってしまうこともあるので、朝は体操をして体を動かしたりしながら健康に過ごす。
食育
- クラスのほぼ全員が正しく箸を使えるようになってきたので、掴むことが難しい食材にも挑戦できるよう調理スタッフと相談する。
- 冬はイベントが多いので、クリスマスやお正月、節分などの行事食について学ぶ機会を作り、園で出される給食がより楽しみになるようにする。
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まとめ
参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。【関連記事】
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