でんしゃは うたう
- 絵本
書籍説明
【内容】電車に乗って、耳を傾けていると、わずかひと駅間でも、電車はさまざまなリズムの音を刻んでいます。独特の感性で表現した擬音、緻密な絵とともに、電車と線路が奏でるユーモラスな音楽をお届けします。
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】
『ちいさなかがくのとも』から生まれた絵本の中でも俺のお気に入り。視覚障害者である三宮麻由子氏が、聞こえる音の世界を文字にしたすばらしい歌絵本(俺にとっては歌絵本)。電車の走る音は「ガタンゴトン」だけではないんです。
俺の歌い読みは、多くの人が喜んでくださいます。ちょっと自信を持っています。それは、この絵本を好きな子どもと、寝られない午睡時間に繰り返し繰り返し読んでできた心地良いリズム感から生まれた自信かもしれません。この作品の本年齢は11歳! もう二分の一成人式を迎えていますね。単行本化され売れ続け、多くの人が喜ぶことから、良いか、良い(予定)絵本と言えます。
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【著者情報】
・三宮 麻由子
東京に生まれる。上智大学大学院博士前期課程修了。外資系通信社勤務。エッセイスト
・みねお みつ
峯尾充。1954年、東京に生まれる。1977年、日本大学芸術学部卒業。1985年から1993年にかけて、公募団体に所属し、タブローを発表。その後、個展活動とともに絵本の創作をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
詳細情報
福音館書店
- 著者
- 文 三宮 麻由子
- 絵
- 絵 みねお みつ
- 体裁
- 23.3 x 0.7 x 20.6 cm/24ページ
- 価格
- 990円(税込)
- 発行
- 2009-04-10