ゾウの森とポテトチップス(そうえん社写真のえほん)
- 絵本
書籍説明
【内容】世界で3番めに大きな南の島・ボルネオ島のゾウたちの命があぶない。わたしたちが何気なく食べているポテトチップス、毎日つかっているシャンプーや洗ざい…これらがゾウたちの命をおびやかしているって、ほんと?―熱帯雨林の森がへっているボルネオ島の真実と、わたしたちのくらしとのつながりを知る写真えほん。
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】
日本から遠く離れたマレーシア、ボルネオ島。熱帯雨林には、ゾウなどのさまざまな生き物が暮らしています。
その熱帯雨林の周りは一見緑が豊富にあるようですが、実際には大農場でアブラヤシの木だけが植えられています。
そのアブラヤシの果実からはポテトチップス、マーガリンなどの食品、洗剤、化粧品を作るための「パーム油」が採れるのです。
そのパーム油をたくさん採るために、動物の生活の場が奪われているという内容となっています。
>>「『絵本で学ぶSDGs』で新しい扉を開く」記事はこちら
【著者について】
横塚 眞己人
1957年、神奈川県に生まれる。日本写真家協会会員。雑誌編集者を経て、写真家として幅広い分野で活躍中。沖縄県西表島のイリオモテヤマネコを中心に、大自然の中で生きる動物たちを撮りつづけている。また、ボルネオ島、コスタリカ、マダガスカル島など、海外でも、熱帯雨林、マングローブなど、後世に残したい大自然のありのままを撮影。ボルネオ保全トラストジャパン理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
詳細情報
そうえん社
- 著者
- 横塚眞己人
- 写真
- 横塚眞己人
- 体裁
- ハードカバー/30ページ
- 価格
- 1,430円(税込)
- 発行
- 2012-12-01