おたまじゃくしの101ちゃん
- 絵本
書籍説明
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】話は俺の保育学生時代に遡ります。絵本の授業でのこと。当時の先生は「絵本を読む時は淡々と読みましょう」と教えて下さいました。そして授業の中で、一人ひとりが順番に絵本を読むことに。俺は『おたまじゃくしの101ちゃん』を読みました。
ザリガニの親分は親分ぽく、お母ちゃんが死んじゃったときは悲しくなり、生き返ったら大喜び! ノリノリで読んだところ…先生は一言だけ「それは演劇ですね。」と。
落ち込みました。俺の母さんも結構そんな感じで読んでたんだけどな。
そうか、そういうものなのか…と。
学生時代に履修したことは「絵本は淡々と読む」でした。
そんな経験を持って保育現場へ出ていくと、そこには想定外の世界が広がっていました…
>>紹介記事を読む
【書籍概要】
まいごのおたまじゃくし101ちゃんを、やっと見つけたお母さんがえる。でもざりがにとみずかまきりに襲われ、お母さんは気絶。
【著者紹介】
かこさとし/加古 里子
1926年、福井県に生まれた。東京大学工学部卒業後、民間会社の研究所に勤務しながら、セツルメント運動、児童文化活動に従事し、児童文化の研究・創作を続けたあと、現在は独立し、教育文化や絵本、子どものための科学の本、放送などの分野で広く活躍している。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 だるまちゃんとてんじんちゃん (ISBN-13: 978-4834022469 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
詳細情報
偕成社
- 著者
- かこ さとし
- 絵
- かこ さとし
- 体裁
- 判型:26cm×21cm/32ページ
- 価格
- 1,100円(税込)
- 発行
- 1973-07-01