はーい!
- 絵本
書籍説明
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】いろいろな動物が自分の体を駆使して返事をしていく、思い切りのよい、楽しいあいさつ絵本。この絵本の最後の「はーい またね」という部分をすごく好きな自閉症の男の子のお話。最後のシーンがやってくるとニヤニヤしていましたが、声を出して笑うようになりました。この子が楽しんでいるのがうれしくて、毎日読んでいくことに。すると、最後のシーンが近づくと堪えきれなくなり数ページ前から笑うようになりました。お次は、絵本の表紙を見るだけで最後を想像して笑い、最終的には「さぁ絵本読むよ~」と、絵本かばんを出すだけで笑うようになっていました(笑) その頃にはみんなも最後を楽しみにするクラスに。
これは、毎日一緒にいるという、クラス担任している保育士だけの楽しみでもあります。
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【著者情報】
みやにし たつや
宮西達也。1956年静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。作品に『おまえうまそうだな』けんぶち絵本の里大賞(ポプラ社)、『きょうはなんてうんがいいんだろう』講談社出版文化賞(鈴木出版)、『ふしぎなキャンディーやさん』日本絵本賞読者賞(金の星社)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
詳細情報
アリス館
- 著者
- みやにし たつや
- 体裁
- 21cm×21cm
- 価格
- 1,100円(税込)
- 発行
- 2013-09-01