はなちゃんの はやあるき はやあるき
- 絵本
書籍説明
【ほいくis編集部おすすめポイント】はなちゃんが通う保育園では、毎月避難訓練をしています。でも、はなちゃんはちょっとのんびりさん。そんなあるとき、本当に大きな地震が来て…。
この絵本は、東日本大震災で園児90名、職員14名全員が助かり、「奇跡の脱出」としてニュースになった岩手県の保育園をもとに描かれました。
普段の訓練や、「いつ災害が来てもおかしくない」「自分の命は自分で守る」という意識を持つことの大切さが分かる絵本になっています。職員にとっても「なんとなく」で行ってしまいがちな避難訓練の意味を、もう一度考えさせられます。
【書籍概要】
はなちゃんの通う保育園では月に一度避難訓練があります。でも、はなちゃんはいつも遅れてばかり。
2011年3月11日「奇跡の脱出」をした、岩手県野田村保育所をもとにした絵本。
【著者紹介】
宇部 京子
岩手県生まれ。日本絵本賞「手づくり絵本コンテスト」で奨励賞。みえ94現代詩で国民文化祭実行委員会賞。詩集『よいお天気の日に』(教育出版センター)で厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財、少年詩賞、日本童謡新人賞、岩手県選定図書
菅野 博子
福島県いわき市生まれ。小学校教諭を6年つとめたあと、イラストレーターになる。第一回イラストレーションヨコハマコンペ大賞受賞
詳細情報
岩崎書店
- 著者
- 宇部 京子
- 絵
- 菅野 博子
- 体裁
- 1 x 21.3 x 26.5 cm(32ページ)
- 価格
- 1,430円(税込)
- 発行
- 2015-01-30