みずとは なんじゃ?
- 絵本
書籍説明
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】『かこさとし』はどんな人?
かこさとし(1926-2018)
(中略)
「休むのは死んでから休みます。」と、生涯現役にこだわり描き続けた。アイデアはまだ200以上あり、亡くなる間際まで『だるまちゃんとうらしまちゃん』(未完)や、『みずとはなんじゃ』(小峰書店/2018年)の制作に携わっていた。2018年5月2日没。
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【書籍概要】
かこさとしさんが、2018年5月2日に92歳で逝去されました。亡くなる直前まで手がけていた最後の絵本が『みずとはなんじゃ?』でした。絵を手がけたのは、鳥の巣研究でも有名な絵本作家・鈴木まもるさん。かこさんから本作の完成を託されました。机に向かうことが難しいなか、水をとおして共生の大切さを子どもたちに伝えたい一心で、何度も原稿とラフをチェックしたかこさん。最後まで「子どもたちのために」を貫いたかこさんからのおくりものです。
【著者紹介】
かこ さとし(加古里子)
1926(大正15)年福井県武生(現・越前市)生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から出版活動にかかわり、1973年に勤務先を退社後、作家活動とともに、テレビニュースキャスターや大学講師、海外での教育実践活動などに従事。また児童文化の研究者でもあった。『だるまちゃんとてんぐちゃん』など著書多数。日本科学読物賞、菊池寛賞、日本化学会特別功労賞、神奈川文化賞、日本保育学会文献賞、越前市文化功労賞、東燃ゼネラル児童文化賞、巖谷小波文芸賞などを受賞。2018年5月2日、逝去
鈴木 まもる
1952年、東京生まれ。東京藝術大学工芸科中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)で赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞、『世界655種鳥と卵と巣の大図鑑』(ブックマン社)であらえびす文化賞を受賞。また、鳥の巣研究家としても多くの著書があり、全国で鳥の巣展覧会を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
詳細情報
小峰書店
- 著者
- かこ さとし
- 絵
- 鈴木まもる
- 体裁
- 25×23cm/31ページ
- 価格
- 1,650円(税込)
- 発行
- 2018-11-08