今回の加配保育士さんからの相談
今回は、加配保育士さんへのアンケートで相談のあった「“赤ちゃん”にこだわりがある5歳の自閉スペクトラム症の潤太郎くん」について考えていきます。まず「こだわり」の種類を考えてみる
「こだわり」には、変えなくてもいいこだわりと変える必要があるこだわりがあります。子どもには、大人の目から見ると「なぜ?」と思うような「こだわり」があることはよくあります。
そして、発達障害のある子の場合、その「こだわり」が特に強いことがあります。その種類には、次のようなものがあります。
「こだわり」の種類一覧
常同行動 | 手指を奇妙に動かしたり、くるくる回るなどの全身運動を繰り返す |
自傷行為 | 自分を傷つける |
強迫行動・儀式的行動 | 特別に決められたやり方や順序でものごとをしないと気がすまない |
同一性保持 | 日課やスケジュールの変更を嫌がる 持ち物の位置や家の様子、人の髪形など環境の細かい部分が変わることに抵抗を示す |
興味の限局 | 奇妙なものに興味を示す ものに対して異常に強い興味や愛着を持つ |
具体的な行動を種類分けすると?
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