子どもたちのやりたい!から始まった行事
私たち保育者にとって、目の前の子どもたちが何かに対してわくわくして、キラキラした表情で 一生懸命になっている姿を見たらこの上なく嬉しいですよね!ここ最近、私がわくわくした活動は…子どもたちの声から始まった「お月見パーティー」。
毎月、保育室にはその時期のことをポスター掲示するようにしているのですが 今回は、それを見て、興味を示し始めた子どもたちのエピソードです。
やりたい!気持ちが子どもたちを動かす
「これはどういうこと?」「これは何をしているの?」
取っ掛かりはこんな所から。
絵本や写真を見て、どんどんと興味が膨らみ、「お月見って、パーティーみたいね♪」の声から 自分たちだけのお月見パーティー開催が決まりました。元々、園でお月見パーティーをする決まり はありません。
子どもたち主体で始まったパーティー
子どもたちの「やりたい!」と言ったことから始まったこの活動。全員が前のめりに準備を進めていきました。
「皆でうさぎに変身するってことは?」
「粘土を使って、おだんごをつくろうよ!」
そのわくわくした子どもたちの表情が本当に 楽しそうで、そばで見ている私でさえ わくわくさせられる子どもたちの姿でした。 今思い出してもわくわくします!
わくわく感が子どもたちを積極的に
では、このようなわくわく感が普段からもあれば子どもたちは積極的になれるのでは…?正直、おかれている環境や園の方針などによって私達の目の前にいる子どもたちの姿は違うでしょう。その為、具体的な声かけや支援と言っても、全てに当てはまるとは言えません。
具体的ではないかもしれませんが目の前の子どもたちが "いかにわくわくするか、楽しめるか"に重点をおくことが大切だなと思います。
私の場合ですが、運動会の準備として、1学期から身体を動かす遊びをふんだんに取り入れ、鬼ごっこやサーキット遊びなど楽しめる環境を用意します。
そこから、運動会では何をしたい?と子どもたちと一緒に考えたり、決めてみたりしています。
子どもが主人公になるには?
1番は、"させる"のでなく、子どもたちが主人公となれること。この"させられている"を感じると、途端に 子どもたちは楽しくなくなってしまいます。
保育者が主人公になるのではなく、あくまで脇役として子どもたちがわくわくすることが出来るように立ち回ることが大切なのかなと思います!
そこは、私たちの力量が重要になるわけですが… 脇役だってクラスの一員です!
一緒に楽しむことを忘れずに、子どもたちと"わくわくすること"をかんがえていきましょう!
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