前回のおさらい

今回は、その続編とも言えるテーマです。
実は、「意志の発達」の他にも、イヤイヤ期と呼ばれてしまうこの時期に強く現れる子どもの姿があるのです。今回は、その「秩序の敏感期」と「自立に向かうエネルギー」についてお話します。
「秩序の敏感期」とは?

人間は誰しも「秩序感」というものを持っています。大人でも、物が整然と並べられているのを見て気持ち良いと感じたり、いつも同じ順序で物事が上手くいく方がストレスを感じにくかったりしますよね。乳幼児期の子どもにも、この感覚があるのです。
電車のおもちゃで遊んでいる時に、真っすぐに並べたり、積み木をピッタリ積んだりするのもこの秩序感の現れです。大人は、「ちょっと違うな~」と感じた時、自分で物を動かして環境を変えたり、「ま、いっか」と思ったりすることができますが、子どもはそうはいきません。だから、泣いたり怒ったりして「なんか違う~」を必死に表現しているのです。
では、この「秩序の敏感期」は、なぜ現れるのでしょうか?
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