良い絵本の反対は『悪い絵本』?
今回は、良い絵本を考察してきた中でふと思い浮かんだ『良い絵本の反対は悪い絵本なの?』というテーマについてあれこれ考えていきたいと思います。俺は自分の中で保育士として、絵本専門士として決めていることがあります。それは、
絵本(作品)を完全否定しない!
ということです。自分にとっては読みにくいと思ったり、絵が好みではなかったりする絵本はあります。しかし、それは俺以外の誰かにとっては心が動く絵本かもしれません。
俺の好みではない絵本と、誰かの心が動く絵本が同じだった場合…その絵本を否定してしまうと、その人の絵本に対する気持ちまで否定してしまうことになりかねません。とまぁ偉そうなことを言っていますが、こんなことを考えられるようになったのは、実際には絵本専門士になり、多様な価値観に触れるようになり、視野が広がってきてからのことです。それまでは、好みではない絵本を受け入れることが苦手でした。
今回のタイトルにもある『悪い絵本』。実は似ているタイトルの絵本があります。

吉田尚令 絵
東雅夫 編
岩崎書店 2011年
[怪談えほん (1) 悪い本]
岩崎書店の怪談シリーズの中でも、特に不気味な存在を放っております。読後感も含めてトップクラスの怖さ。しかし、これが文字通り『悪い絵本』かというとそうでもなく、実際は好んで繰り返し読むこともあります。俺はこれを子どもたちに向けて読んだことはないので、今はまだ自宅の本棚に鎮座しております。
苦手な絵本は悪い絵本?
大好きな絵本作家のtupera tupera(ツペラツペラ)作品
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