配置基準読み:はいちきじゅん 「配置基準」とは、児童福祉法に基づいた「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」の中で、保育士1人につき何人の子どもを保育できるかを定めたもの。認可保育園・認定こども園の場合、0歳児では子ども3人につき保育士1人以上、1歳児と2歳児では子ども6人につき保育士1人以上、3歳児では子ども15人につき保育士1人以上、4歳児と5歳児では25人につき保育士1人以上を配置しなければならないとしています。またこのとき、保育士は最低2名以上配置しなくてはいけない決まりになっています。近年の保育の質に関する議論を受け、令和6年(2024年)4月1日より、3歳児が従来の20人から15人に、4歳児と5歳児が従来の30人から25人に改定されました。この改定は、3歳児が昭和44年(1969年)以来55年ぶり、4・5歳児は制定時の昭和23年(1948年)以来、実に76年ぶりのことでした。この配置基準は国が定めた認可保育所(認可保育園)の要件で、実際には各都道府県がこの内容を踏まえて条例で定めることになっています。また、この基準をベースとして他の地域型保育事業や認可外保育園などの基準が設けられています。【監修:ほいくis編集部】
「配置基準」とは、児童福祉法に基づいた「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」の中で、保育士1人につき何人の子どもを保育できるかを定めたもの。認可保育園・認定こども園の場合、0歳児では子ども3人につき保育士1人以上、1歳児と2歳児では子ども6人につき保育士1人以上、3歳児では子ども15人につき保育士1人以上、4歳児と5歳児では25人につき保育士1人以上を配置しなければならないとしています。またこのとき、保育士は最低2名以上配置しなくてはいけない決まりになっています。近年の保育の質に関する議論を受け、令和6年(2024年)4月1日より、3歳児が従来の20人から15人に、4歳児と5歳児が従来の30人から25人に改定されました。この改定は、3歳児が昭和44年(1969年)以来55年ぶり、4・5歳児は制定時の昭和23年(1948年)以来、実に76年ぶりのことでした。この配置基準は国が定めた認可保育所(認可保育園)の要件で、実際には各都道府県がこの内容を踏まえて条例で定めることになっています。また、この基準をベースとして他の地域型保育事業や認可外保育園などの基準が設けられています。【監修:ほいくis編集部】