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保育の有識者インタビュー19選

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ボイスレコーダーとノート・ペン
ほいくisでは、保育・幼児教育の各分野で活躍するプロフェッショナルな方々にインタビューを行ってきました。今回は、その中から“保育者にじっくり読んでほしい”記事をピックアップ。保育について考えを深めたい方、抱えている課題解決のヒントを見付けたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ほいくisインタビューとは

保育士の横顔
「ほいくisスペシャルインタビュー」は、保育・幼児教育に関わる分野で活躍する“プロフェッショナル”な人物にお話しを伺い、保育についてさまざまな角度から掘り下げようという企画。自身の保育観を見つめ直したり、今後の保育に活かせるヒントを得たりするきっかけになればという想いを込めて発信してきました。

今回は、これまで行ってきた数々のインタビューの中から、保育者の皆さんにおすすめの記事をご紹介します。少し時間ができた時に、じっくりと読んでみてください。

中には、「メンバー限定」となっている記事もあります。限定記事は、無料のメンバー登録をすることで読むことができます。

汐見 稔幸先生インタビュー

取材後に笑顔で談笑する汐見稔幸先生
オピニオンリーダーとして、長きにわたり保育・幼児教育業界をけん引している汐見稔幸先生。ほいくisがスタートした2019年以来、度々登場いただき、貴重なお話を伺ってきました。

『いま保育で何が起きているのか?』シリーズ

「いま保育で何が起きているのか?」というテーマで汐見先生が語る全3回のシリーズ。「主体性」が問われるこの時代に、保育士は何を意識して保育に臨んだら良いのか? そのヒントが具体的に語られています。

「子ども主体」という考え方と現実の保育の間に違和感を感じている方におすすめの記事です。

『子ども主体の保育』の実践ポイント

2023年(令和5年)に登壇いただいた「子ども主体の保育をどのように具体化していくか~特に発達過程、環境による保育に注目して~」というテーマのWebセミナー収録時に、実践のポイントを汐見先生にお伺いしたインタビュー。

「子ども主体の保育」とは、子どもに全てを任せる「放任」とは異なり、子どもが遊びに没頭できる環境を作ることだと語られています。

普段の保育の中で「子ども主体の保育って、これでいいの?」といった疑問を持っている方におすすめの記事です。

“ポストコロナ時代”の保育現場の未来

コロナ禍を経て保育現場で起こった変化や課題について、汐見先生に総括いただいたインタビュー。

行事の見直しやICT活用による情報共有が急速に進んだことは保育業界にとって大きな進歩でしたが、その一方、マスクで保育者の表情が見え辛い中で生活した子どもたちの育ちに心配が残るというお話をされています。

“ポストコロナ”時代を向かえた保育業界がどのような方向に向かうのかについて考えたいという方におすすめです。

『保育士等キャリアアップ研修』の未来

2017年(平成29年)から施行されている「保育士等キャリアアップ研修」制度の現状と今後について、汐見先生にお聞きしたインタビュー。

制度の創設で中心的な役割を果たした汐見先生が、制度化の背景や経緯、そして現在の課題と今後について語っています。キャリアアップ制度の概要や目的について知りたい方におすすめです。

どうなる?未来の保育士

「どうなる?未来の保育士」というテーマで、近年の保育現場を取り巻く環境から保育士資格制度まで、さまざまなトピックを汐見先生にお話しいただいたインタビュー。

少子化や不適切保育に関する報道といった出来事が、保育現場にどういった影響を与えているのか? 小中高生に聞いた「なりたい職業」でトップ10の常連ながら、なり手が不足しているのはなぜなのか? 保育士資格制度は今後どうあるべきなのか? など、保育士の未来に関するお話は必見。園の運営・マネジメントに関わる方には特におすすめです。
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保育・幼児教育の有識者インタビュー

保育・幼児教育の専門家に、それぞれの視点から現代の保育についてお聞きしたインタビューをまとめてご紹介します。

大豆生田 啓友先生

インタビューに答える大豆生田先生のアップ
登壇いただいた「子ども主体の質の高い保育」テーマのWebセミナー収録時に実施したインタビュー。大豆生田啓友先生に、保育現場での現状を踏まえてお話を伺いました。

「主体性」と「質の高い保育」の関連性や、「子どもの声を大事にする保育」という視点の重要性について話されています。今一度、主体性を大切にした保育の本質について学び直したい方におすすめの記事です。

宮里 暁美先生

お茶の水女子大学の教授として、また認定こども園の園長として、保育の第一線で活躍する宮里暁美先生に、現場における実践の在り方について全3回シリーズでお話を伺いました。

宮里先生は、「一斉」や「自由」といった保育の形態に囚われることなく、子どもたちのやりたいことを実現できる環境が大切だと語ります。

子どもの遊びが豊かになるための環境設定について考えたい方におすすめの記事です。

無藤 隆先生

保育所保育指針の改定について語る無藤隆先生
現行の「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の改定で中心的な役割を果たした無藤先生に、改定のポイントや今後の課題についてお聞きしたインタビュー。

2017年(平成29年)の改定から、3要領・指針に共通で「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」が明示されましたが、その狙いと評価について語っていただいています。

日々の保育のベースとなる3要領・指針について理解を深めたいという方におすすめです。

井桁 容子先生

保護者対応について話をする井桁容子先生
乳幼児教育実践研究家として講演や執筆、メディア出演など多方面で活躍する井桁容子先生。登壇いただいた「保護者対応と子どもへのまなざし」テーマのWebセミナー収録時に、保育現場での実践を踏まえたお話を伺いました。​​

保育士がプロとして保護者を受け止める姿勢や、保護者と共に子どもの得意なことを応援する大切さが語られています。

保護者対応に苦手意識を抱えている方におすすめの記事です。

遠藤 利彦先生

保育者に向けてのメッセージを語る遠藤利彦先生
研修で得た知識を、どのように保育の実践に繋げていけば良いか?というテーマについて、Cedep(※)センター長の遠藤利彦先生に伺ったインタビュー。

研修で学んだことを自分事として捉えて実践へと変えていくには、学んだことを子ども一人ひとりと結び付けるための「園内研修」や、外部研修と実践を繰り返す「往還型研修」が重要だと語ります。

研修担当の方や、研修の在り方に課題感を抱えている方におすすめの記事です。

※東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター

柴田 愛子先生

柴田愛子先生のインタビュー写真
登壇いただいた「子どもの心に添う保育って?」テーマのWebセミナー収録時にお話を伺いました。

「子どもの心に添う」には、信頼関係を築き、側に居ることで安心感を与えることだと柴田先生。また、子どもにとって挑戦が伴う場面では、ケガの度合いを予測しつつも、チャレンジの機会を奪わないことも心に添うことの一つだと話します。

日頃の保育の中で、子どもへの寄り添い方に悩んでいる方におすすめの記事です。

和田美香先生

“特別な配慮を必要とする子”の保育について語る和田美香先生
近年、“特別な配慮を必要とする子”の保育は、現場の課題の一つとして捉えられるようになっています。

発達支援の専門家や施設との連携、対応する保育者のスキルなど、保育現場の現状を踏まえた課題と今後の展望について、この分野の研究をされている東京家政学院大学の和田美香教授に伺いました。

保育現場での課題感を持っている方にはおすすめのインタビューです。

阿川勇太先生

保育者へのメッセージを語る阿川勇太先生
「ほいくisオンライン研修」の保健衛生分野で登壇いただいた、大阪総合保育大学 講師の阿川勇太先生。ご自身のライフワークとして、父親の育児支援の活動や、父親の保育参加に関する調査研究に取り組んでいらっしゃいます。

こちらのインタビューでは、父親の保育参加の現状と展望、保育現場に与える効果についてお伺いしました。

茂木 健一郎さん

茂木先生のインタビューの様子
生まれた時からインターネットが身近にある「デジタルネイティブ時代」の子どもたちに、大人はどのような対応をしていったら良いのか? 各方面で活躍する脳科学者の茂木健一郎さんにお話を伺いました。

インターネットと切り離せない時代で子どもの脳を発達させていくには、オンラインで学んだことを活かしながら、リアルの感動や面白さを体験していくことが大切だと語ります。

現代を生きる子どもたちへのアプローチの仕方を考えている方におすすめの記事です。

プロフェッショナルインタビュー

さまざまな分野のプロフェッショナルの方々に、それぞれの視点から、保育・幼児教育に対する思いや考え方をお聞きしたインタビューをご紹介します。

木村 泰子さん

ドキュメンタリー映画『みんなの学校』の舞台となった、大阪市立大空小学校の初代校長を務めた木村泰子さん。「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」という理念のもと、多くの子どもたちを見守り続けた木村さんに、保育の視点からお話を伺いました。

保育者は、「子どもが安心するために、自分はどうすればいいのか」ということを考えるべきだと語ります。主体的な子どもを育てるには、「大人が正解を持たないことが大切である」とも。

さまざまな示唆に富んだインタビューは、「子どもたちの生きる力を育むために、保育者ができることは何だろう?」と考えている方におすすめのです。

ケロポンズ

にこやかにインタビューに応じるケロポンズ
保育現場でもお馴染みの大ヒットソング「エビカニクス」で知られる2人組のパフォーマンスユニット「ケロポンズ」。元保育者でもあるお二人に、パフォーマンスと保育の共通項を中心に、全3回シリーズでお話を伺いました。

お二人は、パフォーマンスも保育も、子どもたちの状態を考えながら進めていくことが大切だと語ります。子どもたちの様子から興味を探っていくことの大切さについて、改めて考えさせられますね。

「活動を通して、子どもとの関わりを深めていきたい」と考えている方におすすめの記事です。

つるの剛士さん

インタビューに答えるつるの剛士さん
2022年(令和4年)に保育士資格や幼稚園教諭二種免許を取得した、タレントのつるの剛士さん 。2021年(令和3年)のインタビューでは、「保育士としての未来像」についてお話を伺いました。

つるのさん自身が芸能の仕事や子育ての経験を活かしてできることがあるように、「さまざまな分野の人が、それぞれの知識や技術を保育に活かすことができれば」と語っています。

タレントでありながら保育に対して熱い情熱を持つ、つるのさんの考え方に触れてみたい方におすすめです。

よしお兄さん

体操の決めポーズをする、よしお兄さん
NHK Eテレの人気番組「おかあさんといっしょ」で14年間にわたり“体操のお兄さん”を務め、「よしお兄さん」の愛称で親しまれている小林よしひささん。登壇いただいた「子どもと楽しく体操指導!」テーマのWeb研修収録時にお話を伺いました。

「人前で踊るのは恥ずかしい」と感じる場合は、キャラクターを演じる意識を持つことや、子どもの体操には走ったりジャンプしたりといったシンプルな動きから取り組むと良いことなど、体操を指導する上でのポイントを教えていただきました。

この分野のプロからのアドバイスは、子どもと体操をする機会が多い保育士さんにおすすめのですよ。

久保つぎこさん

2019年(平成31年)2月に全国で上映された『あの日のオルガン』は、第二次世界大戦中に保育園の疎開を決行した保母たちの実話を基にした映画作品。その原作を手がけた久保つぎこさんに、お話を伺いました。

原作となったノンフィクション作品『君たちは忘れない―疎開保育園物語』執筆のために、当事者だった先生方に取材した時のエピソードは必見。映画化に至った経緯と、作品に込めた思いについて語ってくれました。

実は幼稚園の園長をされたこともある久保さん。作家の視点だけでなく、保育者の視点からもさまざまなお話をしてくれました。

久保さんの保育観を知りたい方におすすめです。

保育をより豊かに

青空と双葉
現代の保育について、さまざまな視点からお話いただいたインタビューの数々を紹介しました。少し時間ができたら、興味のある内容からじっくりと目を通してみてはいかがでしょうか。

これからの保育が、今よりもっと豊かになっていくヒントが見付かるかもしれません。

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ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロフェッショナルで構成された編集部のライティングチームが、質の高い保育を日々提供していくために必要な知識・ノウハウを発信。専門知識から保育ネタ、保育士試験関連情報、保育学生さん向けの情報まで、あらゆる分野を網羅していきます。

<公式Instagram>
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