読了目安時間は約3分です対象年齢
3歳児／4歳児／5歳児『3びきのこぶた』とは
このお話は、意地悪なオオカミと、それに対抗して工夫を重ねていくこぶたたちとのやり取りがポイント。この部分でしっかりとメリハリをつけられると、見どころのあるオペレッタとして仕上げることができますよ。演技も含めてどうやったらメリハリが付けられるのか、子どもたちと話し合いながら劇を作り上げてくださいね。
オペレッタ制作でおすすめの絵本
定番のお話ということもあり、絵本もたくさんあります。その中から、オペレッタの参考になる2冊をご紹介します。ちょっと怖い！？オリジナル版
翻訳：瀬田貞二
絵：山田三郎
出版：福音館書店
1967年に発刊された定番の1冊です。元の話を忠実に再現しているため、1番目と2番目のこぶたが食べられてしまったり、オオカミも鍋で煮られて死んでしまったりといった内容になっています。子どもたちに向けては、園でも元の話の残酷な部分を変更することがありますが、オリジナルを知ってからアレンジを考えるのも方法の一つです。
子ども向けアレンジ版
作：いもと ようこ
出版：金の星社
こちらは、人気絵本作家であるいもと ようこさんの手による1冊。柔らかくて可愛らしいタッチの絵が印象的ですね。子ども向けに、元の話の残酷な部分はアレンジされているので、園での読み聞かせにもおすすめです。
生活発表会に向けての進め方
生活発表会は出し物をすることだけが目的ではなく、作り上げる過程を通して子どもたちの成長を促すことも大切な要素です。「3びきのこぶた」のお話には、危機を乗り越えるためにどうやって知恵を絞っていくのか？ という問題提起の要素があります。作り上げていく段階では、ぜひ子どもたちと一緒にそういったテーマについても話し合いながら進めて行くことをおすすめします。子どもたちなりの意見が反映された、そのクラスだけのオペレッタを目指して取り組んでみてくださいね。
オペレッタの構成
＜紹介する曲＞
- オープニング「3びきのこぶた」
- 場面転換BGM
- 劇中歌「ひとふきだ！」
中には、ピアノが苦手という先生もいらっしゃると思います。動画内の実演コーナーでは、同時に手元の映像もありますので、運指の参考にしてみてください。
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★追加の劇中歌・BGMが欲しい方は、藤本ちかさんの楽譜サイトから https://chikasong.thebase.in/items/67987743 |
子どもたちと達成感を味わおう
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