3びきのくま
- 絵本
書籍説明
【内容】森で迷子になった女の子は、小さな家を見つけます。食堂には大きなお椀、中くらいのお椀、小さなお椀に入ったスープが。女の子は小さなお椀のスープをすっかり飲んでしまいます。隣の寝室には大きなベッド、中くらいのベッド、小さなベッドが。女の子は小さなベッドで眠ってしまいます。そこへ、散歩に出かけていた3匹のくまが帰ってきます。この家は大きなお父さんぐま、中くらいのお母さんぐま、小さな子どものくまの家だったのです。
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】
数年前の保育園での出来事。俺は年長担任。
『3びきのくま』という絵本をご存知でしょうか。2歳児担任の若い保育士が、「最近、子どもたちが『3びきのくま』を気に入っていて、ままごとで遊んでいると大、中、小の皿を用いて絵本の世界を楽しんでいる感じがする。これをもっと広げてあそびを発展させていきたい♪」とうれしそうに教えてくれました。
森で迷子になった女の子は、小さな家を見つけて入ります。そこには三種類のお椀に入ったスープがあり、それを嗜みます。ベッドで寝ていると家の持ち主、3びきのくまが帰ってきてしまいます。早口言葉のようなそれぞれのくまの名前が楽しく、大人も子どもも楽しく読めるロシアのお話。俺もクラスでよく読んでいました。
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詳細情報
福音館書店
- 著者
- L・N・トルストイ/訳 小笠原 豊樹
- 絵
- バスネツォフ
- 体裁
- 28cm×23cm/18ページ
- 価格
- 1,210円(税込)
- 発行
- 1962-05-01