オニのサラリーマン
- 絵本
書籍説明
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】地獄の鬼が会社勤めをしているという世界の鬼のサラリーマンことオニガワラ・ケンの日常を愉快に描いたお話。
膝に抱いて一冊読みました。途中でやめるかなと思いましたが、最後まで読みました。それから『おにのサラリーマン』が愛読書になり本棚から出してきては持ち歩いていました。「読んで」と言ってきたのは一回きり。その子どもの様子をよく見て、呟いている言葉に耳を傾けると絵本を見ながら「おじちゃん~」と言っている様子。
『おにのサラリーマン』のオニガワラ・ケンが「おおきに。ほな、いってくるわ」と仕事に出かける見開きページ。主人公の表情が、家族に向けるやさしさと仕事にいく憂鬱さと覚悟が混ざっているかのようななんともいえないもの。この絵だけを撫でながらずっと見ていました。他の保育士は「うちパパ~(内田先生のこと)」と言っているのを聞いたことがあるそうです。俺に似てるってこと!?
>>紹介記事はこちら
詳細情報
福音館書店
- 著者
- 富安 陽子
- 絵
- 大島 妙子
- 体裁
- 36ページ
- 価格
- 1,760円(税込)
- 発行
- 2015-10-10