子どもの育つ力をひきだす 保育環境の実践アイデア
- 保育の知識
書籍説明
保育者が教え込む教育から、子どもが自ら学ぶ教育へ。大人が育てよう、教えようとするのではなく、子ども自身の育つ力を信じて、その力を十分に発揮できるような環境工夫やアイデアを考え出すこと。本書は、子どもが自ら学ぶ保育環境の実例を豊富な写真で紹介するとともに、これからの時代の保育者の役割を、わかりやすく示します。
【環境構成の工夫とアイデアを具体的に紹介】
■廃材利用の工夫
空き容器、空き箱、ラップなどの芯……。廃材は子ども達にとって身近で手軽な教材です。では廃材はどのように子ども達のあそびを支えているのか? そして廃材を扱うときに保育者はどんな配慮が必要なのでしょうか?
【保育実践を10の姿で考察】
■色水あそびを振り返る
期待と不安が入り混じった4月。子ども達が「色水あそび」をとおして安心感を持ち、のびのびと自己発揮する、東京都・東一の江幼稚園の実例を紹介したのち、園長である著者・田澤先生と担任の先生が振り返ります。
【著者プロフィール】
●田澤 里喜(たざわ さとき)
玉川大学教育学部教育学科教授。東一の江こども園園長。保育実践現場における保育方法や実践、特に遊びについての研究。また、幼稚園、保育園などの園長の仕事のあり方などについての研究も併せて進める。
おもな著書に『子ども主体の保育と保育者の役割』(単著)、『幼児教育から小学校教育への接続』(共著・いずれも世界文化社)など。
●亀ヶ谷 元譲(かめがや もとのり)
宮前幼稚園・宮前おひさまこども園副園長、洗足こども短期大学非常勤講師他。関東・関西の私立幼稚園勤務を経て宮前幼稚園に入職。子どもたち一人ひとりが輝く園生活を目指して、職員との対話を大切にしながら保育を紡いでいる。
共著に『あそびの中で子どもは育つ』(世界文化社)、『ヴィジブルな保育記録のススメ』(すずき出版)など。
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詳細情報
世界文化社
- 著者
- 田澤 里喜/亀ヶ谷 元譲
- 体裁
- AB判/128ページ
- 価格
- 2,860円(税込)
- 発行
- 2024-06-06