ねっこぼっこ
- 絵本
書籍説明
【ほいくisレビュー記事から】地面の下の根っこたちは春が来る前に準備で大忙し。春をみんなが待っています。春の野原、水辺の様子、そして秋になると根っこの子どもたちは土の中に帰って行きます。根っこを擬人化してわかりやすく、一年を通した植物や生き物たちの物語。
この絵本の絵を描いているジュビレが文も書いている「ねっこぼっこ」は詩のようなリズムと短い文章でお話が進んでいきます。一方「根っこのこどもたち目をさます」の文章はヘレン・ディーン・フィッシュが物語を書きました。根っこを擬人化しているところは同じでも文章が違うと受ける印象も違います。幼児には「ねっこぼっこ」の方がわかりやすいかもしれませんが、同じ絵に違う文章で出版されている絵本があるということを知っていただきたいと選びました。
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詳細情報
平凡社
- 著者
- ジュビレ・フォン・オルファース/翻訳:秦 理絵子
- 体裁
- 24ページ/A4変
- 価格
- 1,650円(税込)
- 発行
- 2005-04-18