うさこちゃん びじゅつかんへいく
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書籍説明
【ほいくis編集部おすすめポイント】ある日うさこちゃんは、お父さんとお母さんと一緒に美術館へ行くことになりました。美術館には絵だけでなく、モビールや石像などたくさんの素敵な作品があります。
この絵本の楽しみは、うさこちゃんの率直な感想。「これならわたしでも描けそう」「本当はどう見たら良いのかよくわからない」といった感情がなんとも可愛らしくユニークです。
【書籍概要】
うさこちゃんが初めて美術館へ行くお話です。お父さん、お母さんと、3人で行きました。本物そっくりのりんごの絵を見たり、うさこちゃんにそっくりだけど、青いうさぎの彫刻を見たりして、うさこちゃんは大満足で帰りました。そして、うさこちゃんは思いました。大きくなったら、画家になるの! 具象、抽象、立体、彫刻など、美術の主なジャンルをとりあげて紹介する形になっており、小さな子の美術館入門にはぴったりの1冊です。
【著者紹介】
ディック・ブルーナ
1927年ユトレヒト(オランダ)に生まれる。父の経営する出版社を継ぐために勉強をしつつ、同出版社で本の表紙デザインを始め、現在まで数多くの本の装丁をてがける。その後国立芸術アカデミーで学び、画家として、多くのポスターを作る。1953年最初の絵本『りんごちゃん』を出版。その後、『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店)、『ミッフィーのゆめ』(講談社)など、100点以上の絵本を創作している。ユトレヒト在住。
まつおか きょうこ
1935年、神戸に生まれる。神戸女学院大学英文学科、慶応義塾大学図書館学科を卒業したのち、渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学び、ボルチモア市の公共図書館に勤めた。帰国後、大阪市立中央図書館小中学生室に勤務。その後、家庭文庫をひらき、児童文学の研究、翻訳、創作に従事。1974年、石井桃子氏らと財団法人東京子ども図書館を設立し、現在同図書館理事長を勤める。絵本の文の創作には、『おふろだいすき』(福音館書店)、絵本の翻訳には、『しろいうさぎとくろいうさぎ』、お話の翻訳には「くまのパディントン」シリーズ(福音館書店)、「ゆかいなヘンリくん」シリーズ(学習研究社)などがある。東京都在住。
詳細情報
福音館書店
- 著者
- ディック・ブルーナ 訳:まつおか きょうこ
- 絵
- ディック・ブルーナ
- 体裁
- 17×17cm(28ページ)
- 価格
- 770円(税込)
- 発行
- 2008-06-15