どうぞのいす
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書籍説明
【ほいくis編集部おすすめポイント】小さないすを作ったうさぎさんは、「どうぞのいす」と書いた立て札と一緒に大きな木の下にいすを置きます。やってきたロバさんが、いすにどんぐりを置いて一眠り。その間にやってくる動物たちは、置いてあるものをもらい、代わりに持っていたものを置いていきます。最後にいすの上にあったのは…。
「もらうばかりじゃ悪いから…」という思いやりを感じられる、大人気ロングセラー絵本です。次の人のことを考えた動物たちの行動は、子どもたちの心にしっかり届いてくれるはず。
子どもたちに、「自分だったらどうする?」と聞いてみるのもおもしろそう。「全部食べないで残しておく」「ロバさんと一緒に食べる」なんていう思いやりも、聞こえてくるかもしれませんね。
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【書籍概要】
うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰りひろげられる取りかえっこ。「どうぞ」にこめられたやさしさが伝わってくるロングセラー絵本。
【著者紹介】
作/香山 美子(こうやま・よしこ)
1928年生まれ。東京都出身。主な作品に、絵本『こんたくんのえーとえーと』(金の星社)、『ごろりんごろんころろろろ』『ヒッコリーのきのみ』『もりのおくのちいさなひ』(以上、ひさかたチャイルド)、詩集『ちいさいおおおきい』(チャイルド本社)、童謡『おはなしゆびさん』『げんこつやまのたぬきさん』などがある。
絵/柿本 幸造(かきもと・こうぞう)
1915年生まれ。広島県出身。主な作品に『じゃむじゃむどんくまさん』をはじめとする「どんくまさん」シリーズ(至光社)、『しゅっぱつしんこう』(小峰書房)、『ごろりんごろんころろろろ』『ヒッコリーのきのみ』『もりのおくのちいさなひ』『フルフル』『くまのこくまきち』『どんぐりとんぽろりん』『さいしゅうれっしゃのあとで』『こりすのはつなめ』(以上、ひさかたチャイルド)などがある。第8回小学館絵画賞受賞。1998年亡くなる。
詳細情報
ひさかたチャイルド
- 著者
- 香山 美子
- 絵
- 柿本 幸浩
- 体裁
- 24×21cm(32ページ)
- 価格
- 1,100円(税込)
- 発行
- 1981-11-01