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自慰行為をする子どもへの対応|保育者が知っておきたい性教育の基礎知識

自慰行為をする子どもへの対応|保育者が知っておきたい性教育の基礎知識
医師専門家監修・性教育サイト「命育」の協力のもと、保育者として知っておきたい性知識について考えるシリーズ、第3回目は「【専門家Q&A】幼児の自慰行為(じいこうい)、原因と知っておきたい親の対応は?」  をもとに保育者向けにアドバイスを加えて紹介します。 

保育者も保護者も対応に悩む

ほいくisが実施した性教育についてのアンケートの中で、見られたのが子どもたちの自慰行為に対してどう対応したらいいかわからないという声でした。

実際に寄せられた保育者のアンケート結果から
  • 子どもの自慰行為に対してどのように声掛けを行えばいいのか悩みます。
  • 自慰行為をする子どもの対応に困っています(無理に止めさせるのもストレスになりそうで…)
という声も聞かれました。

これは保護者の抱える悩みとも同様で、命育の行ったアンケートで子どもの言動・行動で困ったことがあると回答した人のうち、「自慰行為を目撃したあとの対応」に困ったと回答した人が、35.6%と最も多い結果となったようです。

保育者としての対応

実際に園内で自慰行為をする子どもを見かけたらどのように対応するのが良いのでしょうか?

命育の記事によると、幼児期の自慰は性欲からくるものではなく心地よさや安心感を得たいとき、不安な気持ちを落ち着かせるために行われる行為であると紹介されています。

そのため伝えるポイントしては

・いけないことでも恥ずかしいことでもない 
・性器はプライベートゾーンだから、人前で触るのはやめよう
・性器を触ることはとてもプライベートなことだから、ひとりだけの時間や場所でやろう
・性器は綺麗な手で触ろう
・強い刺激を与えるような方法はやめよう


頭ごなしに否定したり拒絶したりするのではなく、しっかりと受け止めプライベートゾーンの大切さや不安になった原因を探す、別のおもちゃで遊ぶなどの気をそらすようにするのがいいでしょう。

幼児期の性教育に悩んだら

保育者として性教育を学んだことがある人は5.5%(ほいくis調べ)とまだまだ正しい理解がされていないのが現状です。しかし、子どもたちと日常の長い時間を過ごし、また保護者からも相談を受ける立場である限り、正しい知識を身に着けることはとても大切です。

この記事をきっかけに自ら学んでみませんか?今回ご紹介した幼児の自慰行為について、思春期保健相談士や助産師による詳細な解説はこちらからご覧いただけます。

【専門家Q&A】幼児の自慰行為(じいこうい)、原因と知っておきたい親の対応は?
https://meiiku.com/howtonavi/preschool_jii/
ひつじのパンツカード

また子どもたちとカードゲームで楽しみながらプライベートゾーンについて学べるカードも紹介されています。
楽しく遊んで、プライベートゾーンや”好きなもの”の会話がはずむカードゲーム「ひつじのパンツカード」(小児科医監修)が新登場!
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ほいくis(ほいくいず)編集部

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