ころころ にゃーん
- 絵本
書籍説明
【内容】玉がころころ転がって、そこから顔が出てくると、猫になってにゃーんと鳴きました。……「ころころ」と「にゃーん」のくりかえし。シンプルでどこか可笑しく、それでいて温かみのある作品。ナンセンス絵本の天才・長新太氏の遺作です。
【絵本専門士・うっちー先生のコラムより】
次々に思い思いの絵本を持ってきました。そして最後の一人。女の子が本棚を見て悩んでいます。その女の子は絵本の時間が大好きで、いつも絵本の世界にどっぷりつかって楽しんでいました。悩み悩んで持ってきたのは…
長さん最後の作品です。単純な繰り返しのようでそうではない。意味はないけど意味がある。ナンセンスの塊。説明なんてしようがないわけで…。
一度だけ子どもたちに読んだことがある絵本。確かに本棚から出してきて読んでいるのをみたことがある。
●俺「最後の絵本はこれ?なんでこれが良いと思った?」
●子「わからん。わからんけどこれがいい。」
愚かな問いかけでした…。未だに反省の気持ちとその時の女の子のうれしそうな顔が残っています。
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【著者情報】
長 新太
1927年9月24日東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
詳細情報
福音館書店
- 著者
- 長 新太
- 体裁
- 20cm×19cm/20ページ
- 価格
- 770円(税込)
- 発行
- 2011-05-15