ハッピーハロウィン!
- 絵本
書籍説明
【ほいくisレビュー記事から】とんとんとん。ノックしてやってきたのは誰でしょう? ハロウィンの夜にたくさんのお客さんがやってきます。最後には読んでいるみんなにプレゼントが…?
次々やってくるお客さんの影が見えます。「これは誰かな?」と声かけをしながら読んでみてください。子どもたちからきっと答えが聞こえてくるはず。最後にはおめんがついているので、みんなで顔にあてて楽しむこともできますよ。
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【書籍概要】
『ハッピーハロウィン!』は新井氏が得意とする低年齢向けの絵本です。昨年発売され、発売即重版がかかった赤ちゃん向けのクリスマス絵本『ツリーさん』に続く、ハロウィンがテーマの赤ちゃん向けの絵本です。『ツリーさん』と同様に、キラキラカバーを使用しています。
近年、イベントととしてもますます根付いてきたハロウィンの絵本は、何冊もありますが、低年齢向けのものはほとんどありません。本作は、小さい子でもハロウィン気分が味わえる、シンプルな内容。あなた(読者)のおうちに、オバケやオオカミ男など、さまざなモンスターが訪れ、最後にあらわれた魔女が、あなた用の仮装のお面を持ってきてくれて……という流れでストーリーが展開します。
最大の特徴は、クライマックスに用意された、「かぼちゃのお面」のしかけです。実際にお面の目と口の部分に穴があけられているので、それを顔に合わせると、あっという間に「ジャック・オ・ランタン」に早変わり。ハロウィンの楽しさである、「仮装」にフューチャーされた見事なしかけは、読み聞かせで盛り上がること間違いなしです。お面に顔を合わせた状態で、記念撮影をしても面白いかもしれません。また、このしかけ以外でも、前半のさまざまなモンスターが訪ねてくる場面は、シルエットクイズのような構成になっているので、誰が来たのかをあてるおもしろさもあり、さまざまな角度から楽しめる、豪華な絵本です。
【著者紹介】
新井 洋行
1974年東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家、デザイナー。絵本に『いろいろ ばあ』(えほんの杜)、『四字熟語ワンダーランド』、『ソケットとおとのまほう』、『クリップとみずのまほう』(フレーベル館)、『しゅっしゅぽっぽ』(教育画劇)、『れいぞうこ』、『どっちのてに はいっているか?』(偕成社)、『おおごえずかん』、『デザインワークブック』(コクヨS&T)、『あおいちゃんはあおがすき』、『せかいの こんにちは-みんなであいさつ-』(幻冬舎エデュケーション)、『まち』(自由国民社)、『クイズ ポポとピックの大ぼうけん 国語 算数 理科 社会』(朝日学生新聞社)、『ひ ぼうぼう』『みず ちゃぽん』(童心社)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)、『かくかくかっくん』(学研)、『こわいものがこないわけ』『ツリーさん』『ごとんごとん ごー!』『ぶるんぶるん ぶー!』『どじにんじゃ』((講談社)など。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)がある。
詳細情報
講談社
- 著者
- 新井 洋行
- 絵
- 新井 洋行
- 体裁
- 16.3 x 1.2 x 16 cm(24ページ)
- 価格
- 990円(税込)
- 発行
- 2013-09-06